「明太子」とは何の卵?「たらこ」との違いは?代用できるかや作り方も紹介!
明太子とはなんの魚の卵か知っていますか?明太子は和洋中と様々な料理にアレンジの利く食材です。今回は、「明太子」と「たらこ」の違い・使い分け方のほか、代用できるかどうかも紹介します。明太子の作り方・手順も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
博多名物の明太子ですが、意外と簡単に自宅で手作りすることもできます。時間はかかりますが、手間暇かけ、自分好みの辛さに仕上げた明太子は格別です。時間のあるときに是非挑戦してみましょう。
明太子作りに向いている卵巣とは?
明太子の材料であるスケトウダラの卵巣は、成熟の度合いにより5つの呼び名で区別されます。若い卵巣はガム子と呼ばれ、成長するに従って真子(まこ)、目付、水子、皮子と変わっていきますが、明太子やたらこを作るのには、適度に成長した真子が適しています。
明太子の作り方・手順
明太子を自分の思い通りの辛さや味付けで作ってみましょう。材料はスケトウダラの卵巣の他、意外と手に入りやすい調味料のみで作ることができます。
【材料】
・スケトウダラの卵巣 適量
・塩 適量
(漬け汁材料)
・塩 小さじ1
・ナンプラー 小さじ1(なくても可)
・うすくち醤油 小さじ1
・かつおだし 200㏄
・昆布 10cm
・粉唐辛子 大さじ1
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ2
【作り方】
①キッチンペーパーを敷いた皿に塩をまんべんなくまぶしスケトウダラの卵巣を塩漬けにする
②ラップをして一晩冷凍する
③ジップ付き袋につけ汁の材料を全て入れてよく混ぜる
④③に凍ったままのスケトウダラの卵を入れ、そのまま冷蔵庫で1週間寝かせる
ナンプラーはなければ入れなくても構いませんが、コクが出るので、もしキッチンにあれば是非加えてみてください。調味液に漬け込む時間が長いので、新鮮なスケトウダラの卵巣を使うよう気を付けましょう。
明太子とたらこの違いは辛さのみ!
博多発祥の「辛子明太子」はタラの卵巣を唐辛子入りの調味液に漬けこんだもの、たらこは同じものを塩漬けにしたものです。どちらも濃い味とプチプチした歯ごたえで熱々のご飯はもちろん、パスタやピザ、炒飯など様々な料理に合います。これらの違いは唐辛子の有無だけなので、その時の気分に合わせて使い分けると良いでしょう。