フリットとは?フライやフリッターとの違いは?名前の意味や作り方・レシピも紹介!
フリットとはどんな料理か知っていますか?フリッターとは違うのでしょうか?今回は、フリットの発祥地や名前の意味に加えて、フライとの違いを紹介します。フリットのレシピや、作り方のコツも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・卵:1個
・小麦粉:100g
・冷たい牛乳または水:100cc
・塩:適量
・油:適量
・魚や野菜などの好みの具材
作り方・手順
フリットを作る手順とポイントは以下の通りです。
①卵を卵黄と卵白に分け、卵黄の方に小麦粉・牛乳・塩を入れて混ぜる
②卵白を別のボールでしっかりと泡立て、半分を1に加えよく混ぜる
③残りのメレンゲも加え、簡単に混ぜ合わせる
④具材に③の衣をつけ、油で揚げる
卵と小麦粉・牛乳・塩を混ぜる過程では、滑らかになるまでしっかりと混ぜましょう。また、メレンゲは角が立つまでしっかりと泡立てるのが美味しく仕上げるポイントです。この時に砂糖少々、ベーキングパウダーを小さじ1/2加えると、よりふんわりとした仕上がりになります。
フリットを作る際のポイントは?
ここまでフリットの基本の作り方を説明しましたが、ここからはより美味しく仕上げるコツや手軽に作るためのポイントを紹介します。少しの工夫で自宅で作るフリットの美味しさが向上するので試してみてください。
①炭酸水やビールで衣を作る
メレンゲを作る時間がない場合や作るのが大変だと感じる場合は、炭酸水やビールを使って衣を作るのがおすすめです。その場合は小麦粉100gに炭酸水やビール100mlをあわせ、塩と胡椒をひとつまみ混ぜます。
炭酸ガスの影響で衣に空気が含まれて食感が良くなり、時間が経っても味が落ちません。なお、ビールを使った場合もアルコールは加熱すれば飛ぶので、子どもやアルコールが苦手な人でも気にせずに食べられます。ただし、炭酸水を使う場合は味が付いているものはフリットの風味を変えてしまうので避けて下さい。
②衣のタネを冷蔵庫で寝かす
フリッターはもちもちとした食感が特徴的ですが、これは小麦粉に含まれるたんぱく質であるグルテンの働きによるものです。グルテンの働きを強めるためには、衣のタネをしっかりと混ぜ、冷蔵庫で30分ほど寝かせる事がポイントです。
③170~180℃の温度で揚げる
フリットを揚げる油の温度は170~180℃にすると、揚がった時の食感が良くなります。衣が剥がれるのを防ぐためにも、油に入れてからしばらくは具材を箸で触らないように気を付けて下さい。見た目が色づいてきたら軽く裏返し、全体がきつね色になったら完成です。
フリットを食べてみよう
食感の良さが楽しめるイタリア生まれのフリットは、自宅でも意外と簡単に作れるイタリア発祥の天ぷらです。旬の食材を使ったり、冷蔵庫の余りもので作ったりできるフリットを、ぜひ自宅でも作って食べてみてください。