根室名物「エスカロップ」とは?名前の意味や歴史は?作り方・レシピも紹介!
エスカロップとはどんな料理か知っていますか?エスカロップは人によってはあまりなじみがない料理ですが、今回は、エスカロップの〈名前の意味・歴史・味・種類〉などを紹介します。エスカロップの作り方・レシピについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カツの下のご飯がバターライスのものは白エスカと呼ばれますが、現在はこちらがメジャーで、根室のレストランで食べられるものもほとんどが白エスカです。お店によってはたけのこ入りのバターライスではなく、ベーコンや玉ねぎの入ったピラフで出しているところもあります。
②赤エスカ
エスカロップの販売が開始された当初は、カツの下にはナポリタンが敷かれていました。これがやがて変化していき、ケチャップライスになったものを現在では赤エスカと呼んでいます。
しかし、ケチャップライスよりもバターライスの方が人気だったようで、現在ではバターライスを使った白エスカの方が定着していきました。現在赤エスカを提供しているお店は少ないようです。
エスカロップのレシピ・作り方は?
根室のソウルフード、エスカロップは北海道に行かなくても自宅で作ることが出来ます。ここでは、エスカロップの詳しい作り方を紹介するので、ぜひ挑戦してみてください。
材料
【2人分】
〈バターライス〉
・ごはんお茶碗 2杯
・たけのこ水煮
・バター 大さじ1
・ニンニク 1/2カケ
〈カツ〉
・豚肉(トンカツ用)2枚
・パン粉 適量
・小麦粉 適量
・卵 1個
・塩 少々
・こしょう 少々
・サラダ油 適量
・デミグラスソース 適量
作り方・手順
エスカロップを作る手順は以下の通りです。
1、豚肉をめん棒などで叩き薄くする
2、塩コショウで味付けしたら、小麦粉、卵、パン粉の順番につけて油で揚げる
3、たけのこ水煮とニンニクは細かく切る
4、ニンニクを熱した油で香りが出るまで炒め、たけのこ水煮も入れる
5、ご飯とバター、塩コショウも入れ炒める
6、バターライスの上にカツを載せ、デミグラスソースをかけたら完成
エスカロップは薄い豚肉で作ったカツを乗せるのが本来のレシピなので、家庭で作る際も薄く伸ばしましょう。そうすることで火も通りやすく生焼けの心配もありません。豚肉は筋を切っておくと油で揚げても縮まずきれいに仕上がります。なお、たけのこ水煮がない際は玉ねぎでも代用は可能で、市販のデミグラスソースを使うことでより手軽に作れます。
このレシピは白エスカの作り方ですが、バターライスをケチャップライス変えれば赤エスカにアレンジ可能です。
エスカロップを食べてみよう
北海道ならではの料理であるエスカロップとはどのような料理か、名前の由来や作り方などを紹介しました。エスカロップの歴史は古く、根室市内ではエスカロップを提供しているレストランはたくさんあるので、北海道に行った際にはぜひ食べてみてください。