おにぎりは常温で何時間日持ちする?前日・一晩はNG?腐るとどうなるか紹介!
おにぎりは常温で何時間日持ちするか知っていますか?前日・一晩や2日位はNGでしょうか?今回は、〈コンビニ・手作り〉別に、おにぎりを常温保存した際の日持ち時間を、〈明太子・ツナ〉など具材別に、腐るとどうなるかとともに紹介します。おにぎりを常温保存で長持ちさせるポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
おにぎりは常温保存で何時間日持ちする?前日・一晩はNG?
おにぎりは、常温でどのくらいの期間保存することができるのでしょうか。ここでは、おにぎりの常温での日持ち期間を、手作りとコンビニ商品の場合に分けて紹介します。
手作りのおにぎりの常温の日持ちは半日~1日程度
季節別の常温 | 日持ち時間の目安 |
25度〜(夏) | 2時間〜3時間 |
10度〜25度(春・秋) | 8時間〜12時間 |
〜10度(冬) | 12時間〜24時間 |
上記は、手作りのおにぎりを常温保存した場合の日持ち時間の目安です。夏は2時間以上たつと腸炎ビブリオなどの食中毒菌が繁殖しやすくなるので、なるべく早めに食べましょう。秋から冬にかけては12~24時間程度は常温保存が可能なので、前日に作ったおにぎりを一晩おいても食べられます。しかし、暖房をつけた室内に長時間放置しないように注意してください。
(*お弁当のおにぎりを前日に握っていいかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
コンビニのおにぎりの常温の日持ちは6時間〜1日半程度
消費期限・日持ち期間 | |
セブンイレブン | 6時間〜12時間 |
ファミマ | 12時間〜1.5日 |
ローソン | 7時間〜1日 |
コンビニのおにぎりは、上記のように店舗によって日持ちが異なります。平均的な賞味期限はセブンイレブンが最も短く、次いでローソン、ファミリーマートの順に長くなる傾向があります。梅のような日持ちする具材や傷みやすい生ものなど、商品によって賞味期限が異なるので必ずパッケージを確認してください。
(*おにぎりの消費期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
おにぎりの常温での日持ちは具材によっても変わる?
おにぎりの日持ちは、以下のように具材によって変わります。
・生ものが含まれるものは日持ちしない
・油を多く使ったものは日持ちしない
・塩分濃度の高いものは日持ちする
・酢を使ったものは日持ちする
生ものを使ったおにぎりは、常温に放置すると傷みやすいので注意が必要です。また、油を多く使ったおにぎりは酸化しやすく、風味が劣化してしまうので早めに食べることをおすすめします。一方、塩や酢には殺菌効果があり、これらを使用したおにぎりは日持ちする特徴があります。
おにぎりの常温での日持ち時間を具材別に比較
消費期限・日持ち期間 | |
半日未満 | ネギトロ,いくら,生たらこ,しらす,チーズ |
1日未満 | ツナマヨ,筋子,焼き鮭,炊き込みご飯,焼きたらこ |
1日~2日 | 梅,昆布の佃煮,おかか,酢飯,塩昆布 |
ネギトロ・いくら・生たらこなどの生ものを具材に使ったおにぎりは、傷みやすいので賞味期限が半日以内に設定されています。ツナマヨ・筋子・焼き鮭のように火を通した食材は生ものより日持ちが長く、半日~1日程度の保存が可能です。また、梅や塩昆布のように塩分濃度の高いものは日持ちする具材として知られています。
なお、気温が25℃を越える場合は日持ちする具材を使用していても傷みやすいので、3時間を目安に食べるようにしてください。