おにぎりは常温で何時間日持ちする?前日・一晩はNG?腐るとどうなるか紹介!
おにぎりは常温で何時間日持ちするか知っていますか?前日・一晩や2日位はNGでしょうか?今回は、〈コンビニ・手作り〉別に、おにぎりを常温保存した際の日持ち時間を、〈明太子・ツナ〉など具材別に、腐るとどうなるかとともに紹介します。おにぎりを常温保存で長持ちさせるポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
常温に放置して腐ってしまったおにぎりには、どのような変化が起こるのでしょうか。ここでは、腐ったおにぎりの特徴や見分け方について紹介します。
①見た目の特徴
出典: @girl_0531
腐ったおにぎりは、以下のような見た目の特徴があらわれます。
・白や緑のカビが生える
・ご飯が黒く変色する
・糸を引く
・粘りが出る
おにぎりが腐ると、上の画像のように白や緑のカビが生えたり、ご飯が黒く変色したりします。特にのりに発生した白カビは見付けやすいので、おにぎりが腐っているか判断する際に役立ちます。また、糸を引いたり粘りが出たりするのも、腐ったおにぎりの特徴です。
②匂いの特徴
続いて、腐ったおにぎりの匂いの特徴を見ていきましょう。
・酸っぱい匂い
・発酵したような匂い
・腐ったような匂い
おにぎりが腐ると、酸っぱい匂いや発酵臭などを生じます。また、生ものを具材に使っている場合は、おにぎりの中心から腐ったような匂いがすることもあります。おにぎりが腐っているか、見た目の変化で見分けられない場合は、匂いにこれらの異変がないか確認してください。
③味わい・食感の特徴
腐ったおにぎりの味わい・食感の特徴は、以下を参考にしてください。
・酸味がある
・強い苦味がある
・ご飯が異様に柔らかい
見た目や匂いに変化がなくても、食べたときに酸味や強い苦味を感じた場合はおにぎりが腐っている可能性が高いです。また、ご飯が水分を多量に含み、異様に柔らかくなることもあります。味わいや食感に異変が起きたおにぎりは、廃棄することをおすすめします。
おにぎりを常温で長持ちさせるには?保存にコツはある?
おにぎりを常温で長く保存するためには、どのような点に気を付けると良いのでしょうか。ここでは、おにぎりを長持ちさせる保存のコツを紹介します。
①傷みにくいおにぎりの具を選ぶ
以下は、傷みにくい日持ちする具材として知られています。
・梅干し
・塩昆布
・おかか
一方、以下の具材は傷みやすく日持ちが悪いものです。
・ネギトロ
・いくら
・筋子
・ツナマヨ
・生たらこ
塩には殺菌効果があるため、梅干し・塩昆布・おかかのように塩分濃度の高い具材を入れたおにぎりは、傷みにくく日持ちさせることができます。一方、ネギトロやいくらのように生ものを具材に使うと、傷みやすくなります。おにぎりを日持ちさせたい場合は、傷みにくい具材を選ぶことが大切です。
②素手で握らない
人間の手には黄色ブドウ球菌などの細菌が付着しているため、おにぎりを素手で触らないこともポイントです。おにぎりはラップを使って握り、直接触らないように注意しましょう。ラップを使って握る際にも、素手に食品用のアルコールや酢をつけておくとさらに抗菌作用が期待できます。
③ご飯が冷めてから包んで保存する
ご飯が温かい状態のまま保存すると細菌が繁殖しやすくなるため、必ず冷めてからおにぎりを包みましょう。細菌や微生物は30~40℃で活発化するものが多いので、おにぎりの温度を下げることで腐敗や食中毒のリスクを低減できます。
④のりは食べる直前に巻く
のりを巻いてからおにぎりを保存すると、ご飯から出た水分を含んで傷みやすくなるため、食べる直前に巻くようにしてください。外でおにぎりを食べる場合は、ご飯とのりを分けて包装できる専用のおにぎりフィルムを活用するのもおすすめです。