冬瓜とは?味・食べ方や切り方は?煮物など活用レシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】冬瓜とはどんな野菜か知っていますか?上品な味が魅力ですが、今回は、冬瓜の旬・栄養・味などに加えて、切り方・下処理の仕方や生食できるのかも紹介します。冬瓜の新鮮な選び方や保存法に加えて、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
冬瓜とは前述したように保存期間が長い野菜なので、正しい保存方法を覚えておくと便利です。また、長期保存するにあたり、新鮮な冬瓜を選ぶことも大事です。ここでは、冬瓜の選び方や保存方法について説明します。
冬瓜の新鮮な選び方
新鮮な冬瓜には、以下のような特徴があります。
・皮の緑色が濃い
・皮にツヤがある
・持つとずっしり思い
大丸冬瓜の場合は皮に粉がふくことがありますが、それは完熟していることを表しています。また、冬瓜を選ぶ時には大きなものより、小ぶりのものを選ぶことをおすすめします。
冬瓜の保存方法
冬瓜は冷暗所に置くことで、そのまま保存することが可能です。もし、丸ごと保存するのが難しい場合は、皮をむいて使いやすい大きさにカットしたうえで、冷凍保存すると冬瓜の冷凍保存期間は約1ヶ月ほど延ばせます。
またすでにカットされた冬瓜の場合は、冷蔵庫に入れても保存期間は4~5日程度です。その場合も、使わない分は冷凍保存するとよいでしょう。
(*冬瓜の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
カットされた冬瓜を冷蔵保存する場合は、スプーンでワタと種を取り除き、皮付きのままキッチンペーパーで包み、さらにその上からラップをかけて、野菜室へ入れてくださいね。
冬瓜の切り方や食べ方は?生食できる?
冬瓜は皮が硬いので、切り方のコツを覚えて実践するのがおすすめです。また、切った冬瓜は様々な調理方法で食べることができます。ここでは冬瓜の切り方や食べ方、生食できるか否かについて説明します。
冬瓜の切り方・下処理の仕方
冬瓜を切る時にはまず縦半分にカットし、それを再び半分にします。そして皮をむいてから、ワタと種を取り除き、食べやすい大きさにするのが基本の切り方です。料理によって適した切り方が異なるので、次章以降で詳しくお伝えします。
冬瓜は生で食べることもできる
冬瓜は煮物にして食べるものと思われがちですが、実際には生で食べることも少なくありません。冬瓜をサラダなどに用いる際には、スライスすると食べやすいです。しかし、生の冬瓜は青臭さが残るので好みが分かれます。酢水や塩水に晒すと食べやすくなるので、試してみてください。
下茹でしてから食べるのがおすすめ
冬瓜をサラダにして食べる際には、下茹でするのがおすすめです。鍋にたっぷりのお湯を沸かし、濃度が2%になるように塩を加え、カットした冬瓜を入れます。そのまま5~6分茹で、冬瓜に竹串が通ったら冷水につけて冷まします。
しかし、冬瓜の煮物を作る際には下茹でする必要はありません。その場合は、他の食材より火が通りやすいので、鍋に入れるタイミングをはかるようにしましょう。
冬瓜の活用レシピのおすすめ
冬瓜は煮込んで食べるものと思い込んでいる人も多いようですが、様々な料理に使えます。ここでは、冬瓜を活用できるおすすめメニューを5つ紹介します。