冬瓜とは?味・食べ方や切り方は?煮物など活用レシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】冬瓜とはどんな野菜か知っていますか?上品な味が魅力ですが、今回は、冬瓜の旬・栄養・味などに加えて、切り方・下処理の仕方や生食できるのかも紹介します。冬瓜の新鮮な選び方や保存法に加えて、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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冬瓜とは?どんな野菜?
冬瓜は名前に冬が含まれていることから、寒い時期が旬だと思い込んでいる人もいるのではないでしょうか。ここでは冬瓜とは何か、どんな野菜なのかについて説明します。
冬瓜の旬の時期・季節
冬瓜は6月から9月まで流通しますが、旬は7~8月です。しかし冬瓜とは保存性が高い野菜なので、秋から初冬にかけて煮物にして食べることが珍しくありません。そのため平安時代から現在まで、長期保存のきく食材として活用されています。
(*冬瓜の旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冬瓜の種類
冬瓜には、以下のような種類があります。
・琉球冬瓜
・大丸冬瓜
・小丸冬瓜
・長冬瓜
・ミニとうがん
琉球冬瓜とは沖縄冬瓜と呼ばれることもあり、長い楕円形で俵のような形をしています。一方の大丸冬瓜とは形状が丸形で、小丸冬瓜もこの系統に含まれます。
冬瓜の栄養
冬瓜に含まれている栄養素には、以下のものがあります。
・カリウム
・ビタミンC
冬瓜は96%が水分なので、野菜には珍しく食物繊維はそれほど含まれていません。しかし、冬瓜の可食部100gにはカリウムが200mg、ビタミンCが40mgほどが含まれています。カリウムはナトリウムとともに体細胞の浸透圧を調整と余分なナトリウムの排泄をし、ビタミンCは高い抗酸化作用により皮膚の老化を防ぎコラーゲンの生成にも関与する栄養素です。
また、わずかですがビタミンB1とビタミンB2も含まれているため、それらの栄養効果が期待できます。
(*冬瓜の栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
冬瓜は水分が多くて低カロリーなので、夏にぴったりの野菜ですね。皮は薄くむくと、栄養素を大切にできるうえに、煮崩れしにくいメリットがあります。
冬瓜の味
冬瓜はクセのないあっさりとした味わいで、煮込むと大根のように軟らかくなります。生のまま食べることもできますが、煮物にして食べるのが一般的で、出汁がよくしみ込みます。
Twitterの口コミ
冬瓜初めて食べました。今までキュウリの味噌汁みたいな味を予想して食べず嫌いでした。味が染みて美味しいですね。
Twitterの口コミ
冬瓜てもっと跡形もなくどろどろになるイメージだったんだけど、無人販売所の冬瓜はなんかコンパクトで固くて煮崩れしなくて、瓜の味する おいしーなー