くずきりとは?ところてん・春雨などと違いは?作り方や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
くずきりとはどんな食べ物か知っていますか?今回は、くずきりの起源や味・食感などに加えて、<ところてん・寒天・春雨>などの似た食べ物との違いも紹介します。くずきりの作り方の他に、食べ方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②寒天との違い
寒天もくずきりに似ていますが、実はところてんと同じく天草から作られています。突く前のところてんを凍らせ、水分を抜くと棒寒天になります。寒天は水ようかんやゼリーの材料として使われます。天草という海藻が原料であるため、カロリーがないのに腹持ちが良く食物繊維が豊富で、ダイエットの強い味方です。
③春雨との違い
春雨は緑豆の他、ジャガイモやサツマイモのデンプンから作られます。乾燥したものが売られていて、ぬるま湯で戻してから使います。炒め物やスープの具として使うことが多いですが、長時間スープに入れて置いておくと伸びて切れやすくなるので注意が必要です。
④マロニーとの違い
マロニーは「溶けない春雨」として、株式会社マロニーが開発したもので、原料はジャガイモのデンプンとコーンスターチです。煮崩れしにくく味がつきやすいのが特徴であることから、鍋物の具材として発売当初より人気を得ています。
(*マロニーとくずきりの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑤タピオカとの違い
タピオカの原料は「キャッサバ」という南米原産のイモの根茎からとったデンプンで、キャッサバは東南アジア諸国でも多く栽培されています。グルテンを全く含まず、タンパク質もほとんど含んでいませんが、水分を加えて加熱すると、糊化しやすく抱水力も高いのでもちもちした食感になり、腹持ちの良いのが特徴です。
(*タピオカについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
くずきりの作り方は?
材料
(1人分)
・葛粉…40g
・水…100g
作り方・手順
くずきりの材料はとてもシンプルです。葛粉が手に入れば、特別な道具なしで意外と簡単に手作りすることができます。
①葛粉をボウルに入れ、水を加えよく混ぜ合わせたらバットに深さ5mmくらいまで流し入れる
②大きめのフライパンや鍋にお湯を沸かし、①をトングで支えながらお湯に浮かせ、表面が平らになるよう揺する
③表面が乾き白く固まったらお湯に沈め、透明になるまで待つ
④バットのまま取り出し、冷水に浸ける
⑤水の中でバットから外し、濡らしたまな板の上で細く切る
水で溶いた葛粉が入ったバットをお湯に浮かべる際、偏りが出ないようこまめに揺するようにします。また、できあがったものを細く切るときにはくっついてしまわないよう、まな板と包丁をしっかり濡らすようにしましょう。