島とうがらしとは?沖縄栽培の野菜?調味料?活用レシピのおすすめも紹介!

【野菜ソムリエ監修】島とうがらしとはどんな野菜か知っていますか?産地はどこなのでしょうか。今回は、島とうがらしの旬の時期や味に加えて、栄養素や効能について紹介します。島とうがらしを使った調味料や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

専門家監修 |野菜ソムリエ 福光佳奈子
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野菜ソムリエプロ・睡眠コンサルタント・お酒&家飲みグッズの店『イエノミライフ』主宰/札幌市生まれ。食から睡眠まで、...
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野菜ソムリエプロ・睡眠コンサルタント・お酒&家飲みグッズの店『イエノミライフ』主宰/札幌市生まれ。食から睡眠まで、おうち時間を充実させるメソッドを様々なカタチで提案している。著書『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』(秀和システム)は、台湾など世界5か国で翻訳版も出版している。

目次

  1. 島とうがらしとは?
  2. 島とうがらしは沖縄野菜
  3. 島とうがらしの旬の時期
  4. 島とうがらしの味・辛さ
  5. 島とうがらしの栄養素や効能は?
  6. ①新陳代謝をあげる
  7. ②むくみを改善する
  8. ③食欲を増進させる
  9. 島とうがらしの食べ過ぎには要注意
  10. 島とうがらしを使った調味料は?
  11. コーレーグースとは島とうがらしを泡盛に漬け込んだ調味料
  12. 島とうがらしの活用レシピ
  13. ①沖縄風パッタイ
  14. ②島とうがらしオイル
  15. ③セロリの佃煮
  16. ④島とうがらしのペペロンチーノ
  17. 島とうがらしを使って料理をしよう

島とうがらしとは?

島とうがらしは、その名前は聞いたことがあっても普通の唐辛子との違いなどについて知っている人は少ないかもしれません。ここでは、島とうがらしが栽培されている場所や、旬の時期・味などについて紹介します。

島とうがらしは沖縄野菜

島とうがらしは、主に沖縄などの暑い地域で栽培されているナス科トウガラシ属の野菜です。日本で主に栽培されている唐辛子とは違う品種で、別名「木立唐辛子(キダチトウガラシ)」といい、沖縄野菜として古くから食べられていました。

島とうがらしの旬の時期

島とうがらしの旬は8月から11月の夏から秋にかけての時期です。一株にたくさんの実をつけ、何度も収穫できるのが特徴ですが、台風などの強い風に弱いことから台風が多発する年などには収穫量が減ってしまうこともあるようです。

島とうがらしの味・辛さ

島とうがらしの大きさは3cm程度と、5~6cmである普通の唐辛子と比べて小さめですが、とても辛みが強いのが特徴です。そのため、辛い物が好きな方には人気がありますが、1つだけでも非常に強い辛味があるので使う量に注意しましょう。

福光佳奈子

野菜ソムリエ

唐辛子の辛さを示す「スコヴィル値」という単位があります。辛さの成分であるカプサイシンの量を測定しています。スコヴィル値は、ハバネロが10~35万、島とうがらしが5~10万、鷹の爪が4~5万位です。

島とうがらしの栄養素や効能は?

島とうがらしは小ぶりで辛みが強いことが分かりましたが、栄養・効能面での特徴としてはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、島とうがらしの栄養素や効能について説明します。

①新陳代謝をあげる

島とうがらしに含まれる辛み成分のカプサイシンには新陳代謝を高める効果があり、肥満の予防やダイエットに役立ちます。そのほかにも、肌のシミやくすみを軽減させる効果もある、美容にも役立つ栄養素です。

また、島とうがらしに含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、蓄積された疲労物質の代謝を促す作用もあります。そのため、カプサイシンとの相乗効果により疲労回復にも効果があります。

②むくみを改善する

むくみは血液やリンパの流れが滞ることで起こりますが、カプサイシンには血管を拡張させて血行を促進する作用があるため、島とうがらしはむくみの改善に効果があると言われています。また、食事に辛み成分が加わることで少ない塩分量でも満足しやすくなり、減塩効果を期待できます。

むくみは塩分の過剰摂取によっても起こるので、島とうがらしはむくみの予防にも役立つ野菜と言えるでしょう。

③食欲を増進させる

島とうがらしを料理や調味料に使って食事に適度な辛みを加えると、カプサイシンによって胃が刺激され、食欲が増進されます。さらに胃液や唾液の分泌を促進してくれるため、食べた後の消化も促進されるでしょう。

島とうがらしの食べ過ぎには要注意

島とうがらしを食べ過ぎると、以下のような症状が現れることがあるため、注意が必要です。

・口が痛くなる
・胃が荒れる
・下痢になる
・息切れが起きる


島とうがらしは刺激が強いので、食べ過ぎると口腔内から胃腸までの粘膜を傷つけてしまう可能性があり、口や喉の痛み、胃痛、下痢の原因にもなります。

また、島とうがらしに含まれるカプサイシンは、アドレナリンの分泌を促して一時的な血圧の上昇や心拍数の増加をもたらします。そのため、カプサイシンを大量摂取してしまうと心臓に負担がかかってしまい、体内の酸素が不足することで息切れを起こす場合もあるようです。

適量であれば健康に良い効果をもたらしますが、食べ過ぎは健康を害する恐れがあるので注意しましょう。

(*唐辛子の栄養やカプサイシンの効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

唐辛子の栄養と効能は?カプサイシンによる健康効果?成分を逃さない食べ方などを紹介!

島とうがらしを使った調味料は?

島とうがらしは、そのまま使われることも多いですが、調味料の材料として使われる場合もあります。ここでは、島とうがらしを使った調味料について紹介しましょう。

コーレーグースとは島とうがらしを泡盛に漬け込んだ調味料

島とうがらしを使った調味料にコーレーグースがあり、これは島とうがらしを泡盛に漬け込んで作られます。沖縄県外ではあまり見かけませんが、沖縄ではポピュラーな調味料で、飲食店には必ずと言っていいほどこのコーレーグースが置かれています。数滴でもとても辛いので、使う際には入れすぎに注意しましょう。

コーレーグースの作り方 レシピ・作り方 by taka5chan|楽天レシピ

福光佳奈子

野菜ソムリエ

身近で手に入る唐辛子(鷹の爪など)を焼酎に漬け込むと、コーレーグースに似た唐辛子酒を手軽に作ることができます。

島とうがらしの活用レシピ

島とうがらしはそのまま使ったり、調味料を作る過程で使われたりといろいろな用途で使われます。ここでは、島とうがらしを活用したレシピを紹介します。

①沖縄風パッタイ

出典:https://cookpad.com/recipe/3854003

タイ風焼きそばであるパッタイを、コーレーグースや沖縄そばなどを使って沖縄風にアレンジしたレシピです。仕上げにシークヮーサーを絞って、爽やかな味わいに仕上げます。

コーレーグスでピリリと辛い沖縄風パッタイ by アケボーノ・ボルケー 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが339万品

②島とうがらしオイル

出典:https://cookpad.com/recipe/838641

オリーブオイルに島とうがらしを漬け込むと、辛みのあるオイルが出来上がります。このオイルはパスタやドレッシングなどのいろいろな料理に使えてとても便利です。ただし、オイル自体が辛いので、調味料を加える際は料理が辛くなりすぎないよう注意して味付けしましょう。

超簡単♪島とうがらしオリーブオイル by tedakankan 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが339万品

③セロリの佃煮

出典:https://cookpad.com/recipe/5404908

セロリの葉の部分と島とうがらしを使った辛味のある佃煮です。余ってしまいがちな大根やカブの葉を使って作っても良く、常備菜にもおすすめです。

セロリの佃煮 by 小笠原村 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが339万品

④島とうがらしのペペロンチーノ

出典:https://cookpad.com/recipe/3408482

一般的なペペロンチーノは鷹の爪を使用しますが、こちらはその代わりに島とうがらしを使ったレシピです。島とうがらしは元々辛みが強いうえに、刻むとさらに辛みが増すため、辛くなりすぎないように注意しましょう。刻まずに入れても、かわいらしい見た目になります。

島とうがらしのペペロンチーノ by 農Pro 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが339万品

島とうがらしを使って料理をしよう

今回は、島とうがらしの味や効能、活用レシピについて紹介しました。島とうがらしは普通の唐辛子と同じように使え、泡盛に漬け込んだ調味料であるコーレーグースは味のアクセントにも使えるので常備しておくと便利です。小さくて見た目もかわいらしい島とうがらしが手に入ったら、ぜひ味わってみてください。

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