島とうがらしとは?沖縄栽培の野菜?調味料?活用レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】島とうがらしとはどんな野菜か知っていますか?産地はどこなのでしょうか。今回は、島とうがらしの旬の時期や味に加えて、栄養素や効能について紹介します。島とうがらしを使った調味料や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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島とうがらしとは?
島とうがらしは、その名前は聞いたことがあっても普通の唐辛子との違いなどについて知っている人は少ないかもしれません。ここでは、島とうがらしが栽培されている場所や、旬の時期・味などについて紹介します。
島とうがらしは沖縄野菜
島とうがらしは、主に沖縄などの暑い地域で栽培されているナス科トウガラシ属の野菜です。日本で主に栽培されている唐辛子とは違う品種で、別名「木立唐辛子(キダチトウガラシ)」といい、沖縄野菜として古くから食べられていました。
島とうがらしの旬の時期
島とうがらしの旬は8月から11月の夏から秋にかけての時期です。一株にたくさんの実をつけ、何度も収穫できるのが特徴ですが、台風などの強い風に弱いことから台風が多発する年などには収穫量が減ってしまうこともあるようです。
島とうがらしの味・辛さ
島とうがらしの大きさは3cm程度と、5~6cmである普通の唐辛子と比べて小さめですが、とても辛みが強いのが特徴です。そのため、辛い物が好きな方には人気がありますが、1つだけでも非常に強い辛味があるので使う量に注意しましょう。
Twitterの口コミ
沖縄風(嘘)牛のタタキで〆🤭
島とうがらしを冗談でタレに全部入れたらドチャクソ辛くて汗かきながら食べてるww
Twitterの口コミ
今年初の島とうがらしの収穫でした辛いか不明だったので一つ食べてみたら凄く辛かった❗️
3年6組 らめる
福光佳奈子
野菜ソムリエ
唐辛子の辛さを示す「スコヴィル値」という単位があります。辛さの成分であるカプサイシンの量を測定しています。スコヴィル値は、ハバネロが10~35万、島とうがらしが5~10万、鷹の爪が4~5万位です。
島とうがらしの栄養素や効能は?
島とうがらしは小ぶりで辛みが強いことが分かりましたが、栄養・効能面での特徴としてはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、島とうがらしの栄養素や効能について説明します。
①新陳代謝をあげる
島とうがらしに含まれる辛み成分のカプサイシンには新陳代謝を高める効果があり、肥満の予防やダイエットに役立ちます。そのほかにも、肌のシミやくすみを軽減させる効果もある、美容にも役立つ栄養素です。
また、島とうがらしに含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、蓄積された疲労物質の代謝を促す作用もあります。そのため、カプサイシンとの相乗効果により疲労回復にも効果があります。
②むくみを改善する
むくみは血液やリンパの流れが滞ることで起こりますが、カプサイシンには血管を拡張させて血行を促進する作用があるため、島とうがらしはむくみの改善に効果があると言われています。また、食事に辛み成分が加わることで少ない塩分量でも満足しやすくなり、減塩効果を期待できます。
むくみは塩分の過剰摂取によっても起こるので、島とうがらしはむくみの予防にも役立つ野菜と言えるでしょう。