ゆで卵の賞味期限は?常温保存はNG?日持ちさせるコツを紹介!
ゆで卵の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ゆで卵の賞味期限を〈常温・冷蔵庫〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。ゆで卵の日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
前述の通り賞味期限切れはその日を越えると食べられないというものではなく、実際には賞味期限切れでも腐っていなければ食べられます。ただし、逆に賞味期限以内であっても腐っていたら絶対に食べてはいけません。腐っているかどうかを判断する見分け方については次の項目で詳しく紹介します。(※2、3)
(*賞味期限切れでも食べられる目安について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ゆで卵の賞味期限が切れて腐るとどうなる?
ゆで卵が賞味期限切れで腐った場合はどうなるのでしょうか。賞味期限切れのゆで卵が腐っているかどうかの判断基準について紹介します。
①匂い
賞味期限が切れているかどうかが分からないゆで卵の場合は、まず卵を割って匂いを確認してみましょう。ゆで卵が腐ると、以下のような匂いを発するようになります。
・温泉のような強い硫黄臭
・アンモニア臭のような異臭がする
硫黄臭とは硫黄成分が含まれている温泉で感じることが多い独特の強い臭いのことです。この硫黄臭は、ゆで卵による食中毒の原因となるとされるサルモネラ菌が増殖した場合にも見られる場合があります。サルモネラ菌が原因で硫黄臭が生じているゆで卵を食べてしまうと、体が弱っている人や乳幼児の場合、死に至るケースもあるので注意が必要です。
なお、サルモネラ菌が原因の食中毒の場合は食べてから12時間~20時間程度で下痢や嘔吐・熱などの症状が出るので、その場合は医療機関の受診も検討してください。
②見た目
出典: @ShiL_CDTGm
ゆで卵が腐っている場合は見た目でも変化が起きます。腐ったゆで卵の特徴は以下の通りです。
・変色している
・白身が濁っている
このような見た目をしている場合は腐っている可能性が高いので食べないでください。またこの他にも、殻付きのゆで卵を剥いた時にねばつく感触があったり、触ると糸を引く場合も雑菌などの繁殖によって腐っている可能性が高いです。なお、ヒビが入っていることに後から気づいた場合は、皮を剥く時の感触などに注意することをおすすめします。
③味
腐ったゆで卵を食べてしまった場合の味の特徴は以下の通りです。
・食べた時に美味しく感じない
・酸味を感じる
・舌に違和感を感じる
・半熟卵の場合は粘りがある
ゆで卵が腐っていると匂いで気が付くことがほとんどですが、匂いの異変に気付かずに食べた場合には上記のような異常な味がします。食べることでさらに匂いの異常にも気づきやすくなるので、口に入れた時点で異変を感じたらすぐに吐き出すようにして下さい。
なお、煮卵にして保存場合は調味料の影響で味の異変に気付きづらい場合があります。長く保存した煮卵を食べる場合は、食べる前に良く状態を観察するようにしましょう。なお、万が一飲み込んでしまった場合は、1日程度は体調の変化をよく観察するようにして下さい。
(*ゆで卵の味の異変について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ゆで卵の賞味期限に注意しよう
ゆで卵の賞味期限について、保存方法による違いなども踏ま得て紹介しました。ゆで卵は生卵に比べて日持ちしない食品なので、保存したい場合は殻付きで冷蔵庫に保存するか、煮卵にして冷蔵庫に保存して常温保存は避けた方が良いことが分かりました。ゆで卵の賞味期限切れには注意して、作った後はなるべく早めに食べ切るようにしましょう。