炊飯器でゆで卵は作れる！米なしでの作り方や半熟・温泉卵にするコツも紹介！

サラダやお弁当に入れる事で彩りが良くなるだけでなく、栄養も満点のゆで卵ですが、加熱時間も長く作るのが面倒だと感じている人もいるかもしれません。ゆで卵は鍋で茹でて作るのが一般的ですが、炊飯器でもゆで卵を作ることができるといった噂があるようです。炊飯器を使って本当にゆで卵が作れるのでしょうか？

（＊一般的な温泉卵の作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

炊飯器でゆで卵を作った事が無い場合は、ゆで卵が爆発することや食中毒などの可能性が心配になるかもしれません。ここでは、炊飯器でゆで卵を作る際の懸念点について紹介します。

電子レンジで殻がついたままの卵を加熱すると爆発してしまう事もありますが、これは中心部から卵が加熱されることで卵黄の中の圧力が高まり、卵黄を覆う膜が破裂するためです。一方、炊飯器でゆで卵を作る場合、外側から徐々に卵が加熱されていくため爆発する危険性はありません。

（＊生卵が電子レンジで爆発する原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

卵の殻などには、食中毒を引き起こすサルモネラ菌が付着していることがあると言われています。殻ごと炊飯器に入れることでサルモネラ菌の増殖を心配する人もいるかもしれませんが、卵を洗うことで菌が洗い流されるため、そのまま入れても大丈夫と言われています。炊飯器に入れる前にしっかりと洗うことでサルモネラ菌を除去しましょう。

卵は炊飯器の中にそのまま入れてもサルモネラ菌が増殖する心配は無い事が分かりましたが、白米と一緒に炊くことに対して衛生面での不安や気持ち悪さを感じる人も居るかもしれません。その場合は、ラップやアルミホイルで包む作り方を試すと良いでしょう。

この方法であれば米と卵の殻が接することがなく、さらに殻に米がこびりつく事が無いため、ストレス無く殻をむけるというメリットがあります。ラップやアルミホイルなしで作る場合と基本的な方法や調理時間も変わらないので、好きな方を選ぶと良いでしょう。

炊飯器でゆで卵が作れる事は分かりましたが、具体的にはどのような作り方をしたらよいのでしょうか。米と一緒に炊く作り方と、卵だけ・米なしで作る作り方をそれぞれ紹介します。炊飯器でのゆで卵の作り方を理解し、簡単においしくゆで卵を作りましょう。