温泉卵の作り方|茹で時間・温度のベストは?失敗しないコツも紹介!

温泉卵の簡単な作り方を知っていますか?今回は、温泉卵の〈鍋・電子レンジ〉での作り方・手順を、茹で時間による仕上がりの違いや失敗しないコツとともに紹介します。加えて、温泉卵の活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 温泉卵とは?簡単に作れる?
  2. 温泉卵の白身がとろとろになる原理
  3. 温泉卵の鍋での作り方は?茹で時間・温度はどれくらい?
  4. 温泉卵の簡単な作り方・手順
  5. 温泉卵の茹で時間別の出来上がりの違い
  6. 温泉卵で失敗しないコツは?
  7. ①お湯を70度に調整するコツ
  8. ②卵の尻にピンで穴を開ける
  9. 冷蔵庫から出した卵は常温に戻す
  10. 温泉卵は電子レンジでも簡単に作れる?
  11. 温泉卵の活用レシピは?
  12. 温泉卵×うどん
  13. 温泉卵×アスパラガス
  14. 温泉卵×昆布茶のタレ
  15. 温泉卵の作り方は温度と時間が重要!

温泉卵とは?簡単に作れる?

白身のみ少し火の入った状態で、黄身は生に近い状態です。半熟卵よりも白身部分に火が通っていないので、よりトロっとした食感になります。トッピングするだけで、料理が一段と美味しそうに見えますし、出汁をかけてそのまま食べても美味しいです。お店で食べるイメージがあるかも知れませんが、自宅でも作ることはできるのでしょうか。

温泉卵の白身がとろとろになる原理

通常、卵を加熱すると、ゆで卵のように白身から先に固まります。その理由は白身と黄身が固まる温度の差にあります。白身が固まり始めるのが大体60度前後に対し、黄身は65~70度前後で固まり始めるため、約70度の温度をキープしながら茹でることで黄身に先に火を通すことが出来ます。つまり、白身をトロトロにするには温度と時間が最大のカギということです。

温泉卵の名前の由来は、温泉に入れて作られていたことからだそうです。「芯から温まる」という仕組みが温泉と重なり、温泉卵と言われるようになったとも言われています。

温泉卵の鍋での作り方は?茹で時間・温度はどれくらい?

温泉卵は自宅でも簡単に作ることができます。以下で作り方について紹介しますので参考にしてください。

温泉卵の簡単な作り方・手順

温泉卵の鍋を使った作り方は以下の通りです。

①鍋に1Lのお湯を沸かす
②沸騰してから火を止め200ccの水をいれる
③卵を入れて15分以上放置する
④卵をしっかりと冷やす

火を止めてから200ccの差し水をすることで、お湯の温度を適温の70℃に保つことが出来るのでここが重要なポイントです。放置するときは鍋に蓋をしてしっかりと保温しましょう。茹で時間はお好みですが、目安は12分以上で白身が固まり始めます。そして茹で上がった卵は、しっかりと氷水で急冷させることで余熱で固まるのを防ぐことが出来ます。

温泉卵の茹で時間別の出来上がりの違い

温泉卵は茹でる時間を変えることによって出来上がりが以下のように変化します。

・5分の場合:白身も黄身もまだ生に近い状態で、トロトロの食感
・10分の場合:白身のみ火が通り始め、黄身はまだ生に近い状態でトロッとした食感
・15分の場合:白身も黄身も固まり始め、ねっとりとした食感


それぞれ料理や目的によって茹で時間を調節するのがおすすめです。ご飯の上に乗せて、卵かけご飯にして食べたいときは茹で時間5分、丼ものや麺類の上にトッピングしたい場合は茹で時間10分、出汁や麺つゆをかけて温泉卵そのものを味わいたい時には茹で時間15分がおすすめです。この中でお店の食感に一番近いのは茹で時間10分になります。

温泉卵で失敗しないコツは?

加熱温度と茹で時間、しっかり沸騰させてから火を止めて水を入れること、あらかじめ卵を冷蔵庫から出しておくなど、ポイントをおさえることで自宅で簡単に温泉卵を作れます。加熱温度は70度が鉄則で、半熟具合は茹で時間で調節します。

①お湯を70度に調整するコツ

沸騰させたお湯に水溶き片栗粉を入れることでトロミがつき、お湯の温度を沸騰時から20度ほど下がった70度の状態を簡単にキープすることができます。放置している間も冷めることなく、一定の温度を保つことができます。

(*温泉卵の温度管理のコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

温泉卵の温度管理のコツは?茹で時間は何分?温度計なしでの作り方を解説!

②卵の尻にピンで穴を開ける

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