カツオの刺身の美味しい食べ方は?薬味・調味料は何が合う?切り方や寄生虫の注意なども紹介!

カツオの刺身の美味しい食べ方を知っていますか?今回は、カツオの刺身に合う〈薬味・調味料・たれ〉や食べ方アレンジを紹介します。カツオの刺身用の切り方や、寄生虫「アニサキス」など注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. カツオの刺身が旨い!
  2. カツオの刺身の切り方は?皮はどうする?
  3. カツオの刺身用の切り方
  4. カツオの皮の扱い
  5. カツオの刺身を食べる際の注意点
  6. ①寄生虫「アニサキス」がいる可能性がある
  7. ②鮮度が落ちている場合は生刺身で食べない
  8. カツオの刺身に合う薬味・調味料は?
  9. ①ネギ
  10. ②にんにく
  11. ③マヨネーズ
  12. ④塩昆布
  13. ⑤マスタード
  14. カツオの刺身の食べ方アレンジは?
  15. ①カツオのにんにくマヨ丼
  16. ②塩カツオ
  17. ③カツオのカルパッチョ
  18. ④カツオのごま油漬け
  19. ⑤カツオの味噌ダレサラダ
  20. カツオの刺身の残りの活用レシピも紹介!
  21. ①カツオの竜田揚げ
  22. ②カツオの角煮
  23. ③カツオの揚げ浸し
  24. カツオは刺身が一番

カツオの刺身が旨い!

カツオは日本人にはなじみのある刺身でも定番の魚ですが、新鮮なカツオは刺身で食べるのが一番美味しいと言われています。今回はカツオの切り方や、合わせると美味しい薬味のほか、食べる際の注意点を紹介するので参考にしながら美味しいカツオの刺身を楽しんでみてください。

カツオの刺身の切り方は?皮はどうする?

ここではカツオの刺身用の切り方はどうすればいいのか解説します。また、カツオの皮の扱い方も併せて紹介するので参考にしてください。

カツオの刺身用の切り方

カツオの刺身の切り方は以下の通りです。

①包丁を真上から切りたい厚さに刺す
②少し左に刃を傾ける
③まな板に到達するまで刃を入れる
④右に引く
⑤切り身と切り身を重ねる


切り口が三角形になるカツオのような魚は、皮目のラインが全て合うように切り込んでいくことで綺麗に切ることができます。左足を前に出し、引いた右肘がお腹に当たらないように構えると切りやすいので試してみてください。

カツオの皮の扱い

カツオの腹の皮は柔らかく、身に銀皮を残しやすいので皮を引き剥がして作る銀皮造りにすることができます。さらに銀皮部分に切れ目を薄く入れてから刺身にすると、食べやすくなるでしょう。

皮を剥ぐときは、背の皮は固いので尾の方から身と皮の間に包丁の刃を斜めに入れ、左右にずらしながら剥いでいくようにします。その際、ゆっくり動かしすぎると身が崩れる要因になるので早く動かして剥いでください。なお、皮は少々残留していても食べることができます。

カツオの刺身を食べる際の注意点

カツオの刺身を食べる時には、いくつか注意したほうが良い点があります。ここでは注意点をいくつか紹介するので、安全に美味しく食べるためにも確認しておきましょう。

①寄生虫「アニサキス」がいる可能性がある

カツオだけでなく、生の魚にはアニサキスという寄生虫がいる可能性があります。刺身を食べて下記のような症状が出た場合はアニサキスが胃に入り込んだ可能性があるので注意してください。

・腹痛
・激しい胃痛
・膨満感
・吐き気
・胸焼け

アニサキスの潜伏期間は2~3時間とされ、食べてしまった場合は食後4~8時間ほどで症状が現れ始めます。胃に入ったアニサキスは胃壁に噛み付いたり体液を散布させることで、耐えきれないような激痛を起こすと言われています。

市販の薬では効かないので必ず病院へ行き、胃カメラで検査をしてもらうようにしましょう。アニサキスの対策としては冷凍が有効で、-20℃の環境で24時間凍らせると死滅するので、刺身で食べるのが不安な場合はあらかじめ冷凍しておくと良いでしょう。ただし、酢や塩などの調味料では死滅しないので注意してください。

また、アニサキスは加熱によっても死滅するので、加熱調理を行うのも対策の一つです。

(*アニサキスの見つけ方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

寄生虫「アニサキス」の見つけ方は?冷凍・加熱で食中毒を予防する方法を解説!

②鮮度が落ちている場合は生刺身で食べない

鮮度が落ちたカツオは、生刺身で食べると顔面や口の周りに赤みが出たり、蕁麻疹・頭痛・嘔吐・下痢・呼吸困難・意識不明などの症状が出たりすることがあります。カツオにはヒスチジンというアミノ酸が多く含まれていますが、鮮度が落ちると菌の働きでこれがヒスタミンに変わり、ヒスタミン中毒によって前述のような症状を発症させると言われています。

ヒスチジンからヒスタミンに変わってしまった場合、熱調理しても冷凍してもヒスタミンは減少することはないので食べることは避けましょう。

関連する記事