ハイボールの名前の由来・語源とは?定義はない?歴史や美味しい作り方を紹介!
ハイボールの名前の由来・語源について知っていますか?今回は、ハイボールの定義や、日本でいつから飲まれているのかなどの歴史も紹介します。自宅でも工夫できる、ハイボールの美味しい作り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
- 「ハイボール」の名前の由来・語源とは?
- 説①スコットランドのゴルフ場
- 説②アメリカの鉄道
- 説③セントルイスの信号係
- 説④ソーダから上昇する泡
- ハイボールの定義ってそもそも何?チューハイと違いは?
- ハイボールに明確な定義はない
- チューハイは「焼酎ハイボール」の略
- ハイボールは日本でいつから飲まれるようになった?
- ハイボールは日本で戦前から飲まれていた
- 日本でハイボールが流行ったのはきっかけは「角」
- ハイボールの美味しい作り方は?
- ポイント①グラスをキンキンに冷やす
- ポイント②ウイスキーを入れてよく混ぜる
- ポイント③炭酸水をゆっくりと注ぐ
- ポイント④炭酸水を入れたあとは1度混ぜる
- ポイント⑤柑橘類の果物を入れる
- ハイボールの歴史について知っておこう
「ハイボール」の名前の由来・語源とは?
ハイボールがどのような飲み物なのか知っている人は多いですが、名前の由来について知っていますか。ここでは、ハイボールの名前の由来や意味・語源のいくつかの説を紹介します。
説①スコットランドのゴルフ場
1つ目の説は、スコットランドにあるゴルフ場で起きた出来事が由来となっています。そのゴルフ場でウイスキーをソーダで割った飲み物を飲んでいて人に、ゴルフボールが飛んできたことから、高く打ち上げられたボールという意味で、その時飲んでいた飲み物を「ハイボール」と呼ぶようになったと言われています。
説②アメリカの鉄道
昔のアメリカでは、蒸気機関車での長い距離の移動がよく行われていました。途中、乗客の水分補給のため止まることがあり、途中で止まる合図として長い棒の先にボールを付けたものを掲げていたと言われています。その鉄道内でウイスキーのソーダ割が出されていたことが由来となったと言われています。
説③セントルイスの信号係
昔のアメリカの鉄道では、今のような電気信号はないため、ボール信号というものが使われていました。ボール信号は棒の先に紐でボールが吊るされ、ボールが上がると進む、下がると止まるというように手動で動かしていました。
そのボール信号を見ていた駅員がウイスキーのソーダ割が好きで停車中によく飲んでいて、ボールが上がると一気飲みし仕事に戻っていたことからボールが上がるという意味で「ハイボール」の名前の由来になったという説もあります。
説④ソーダから上昇する泡
ソーダを入れると炭酸の特徴から泡がぷくぷくと出てきます。その泡が丸くボールのように見え、さらに上に上がってくることが由来になり、「ハイボール」と呼ばれるようになったという説もあります。
ハイボールの定義ってそもそも何?チューハイと違いは?
最近ではほとんどの居酒屋やバーに置いている人気のあるハイボールですが、はっきりとどのような飲み物か知っていますか。あまり知られていないハイボールの定義やチューハイとの違いについて説明します。
ハイボールに明確な定義はない
ハイボールと聞いて思い浮かべるのは、ウイスキーのソーダ割という方が多いかもしれませんが、実は他のお酒のソーダ割もハイボールと呼べます。また、ソーダ割以外にもコーラやトニックウォーターなどの他の炭酸飲料で割った飲み物もハイボールです。このように、意外にもハイボールにははっきりとした定義はありません。
ただし、現在日本のお店で出てくるハイボールは一般的にはウイスキーをソーダで割ったもののため、そうでない場合は別の名前で記載されていることが多いようです。
チューハイは「焼酎ハイボール」の略
日本ではお馴染みのチューハイですが、実はチューハイの名前の由来はハイボールからきています。チューハイの正式な名前は「焼酎ハイボール」であり、それが短縮されて現在のチューハイと呼ばれるようになりました。焼酎を使ったハイボールからも、ハイボールに明確な決まりがないことが分かります。