ボンゴレ・ビアンコとは?イタリア語での意味は?ロッソとの違いなども紹介!
「ボンゴレ・ビアンコ」の名前の意味について知っていますか?今回は、ボンゴレ・ビアンコとはどんなパスタかや、イタリア語での意味に加えて、「ボンゴレ・ロッソ」との違いや歴史も紹介します。ボンゴレ・ビアンコの作り方や、正しい食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ボンゴレ・ビアンコとは?名前の意味は?
イタリア料理店ではボンゴレ・ビアンコというメニューを見かけることがありますが、一体どのような料理なのでしょうか。ここではボンゴレ・ビアンコについて、名前の由来についても触れながら解説します。
ボンゴレ・ビアンコはあさりを使ったパスタ
ボンゴレ・ビアンコはあさりなどの二枚貝を白ワインで蒸し上げ、そのダシを使って作るパスタのことです。南イタリアに位置するナポリ沿岸が発祥の料理で、一般的にロングパスタで作られることが多いです。本場イタリアでは、あさりに加えてはまぐりなどの二枚貝も使用されます。
「ボンゴレ・ビアンコ」のイタリア語の意味
「ボンゴレ・ビアンコ」はイタリア語ですが、このうちの「ボンゴレ」はあさりを意味し、「ビアンコ」は白を意味しています。ボンゴレ・ビアンコはその単語の組み合わせにも表れている通り、二枚貝であるあさりと塩・オイルまたはクリームのような白い材料を組み合わせて作られるパスタです。
ボンゴレ「ビアンコ」と「ロッソ」の違いは?
イタリア料理店ではボンゴレ・ビアンコの他にボンゴレ・ロッソというパスタを見かける方も多いかもしれません。似たような名前ですが、一体何が違うのでしょうか。ここでは、ボンゴレ「ビアンコ」と「ロッソ」の違いを説明します。
ボンゴレ・「ロッソ」と「ビアンコ」の違いはソース
ビアンコは前述した通りイタリア語で白を表す言葉ですが、一方のロッソは赤を意味します。ボンゴレ・ビアンコが二枚貝を使った白い色をしたパスタであるのに対し、ボンゴレ・ロッソは二枚貝とトマトやトマトソースを使った赤い色をしたパスタです。
ボンゴレ・ロッソ以外にもバジルソースを使用した緑色のボンゴレ・ヴェルデや、イカスミを使用した黒い色のボンゴレ・ネロなどのパスタもあります。
(*ビアンコとロッソの違いについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
トマトが使われる「ボンゴレ・ロッソ」が誕生した歴史
イタリア料理に多く使われている印象のあるトマトですが、イタリア人がトマトを食べるようになったのは16世紀に入ってからです。それ以前は赤い色をしたトマトには毒があると信じられていて、観賞用として親しまれていました。16世紀に飢餓に苦しむイタリア人が初めてトマトを食べ、そこからトマトは食用として使用されるようになりました。
18世紀末頃にはイタリアで様々なトマト料理が作られるようになり、ボンゴレ・ロッソを始めとしたトマトソースのパスタも食べられるようになったと言われています。
ボンゴレ・ビアンコの作り方は?
ここからは、ボンゴレ・ビアンコを家庭で手作りして愉しむ場合に使用する材料や、具体的な作り方を紹介します。白ワインのコクとあさりの旨味が効いた、シンプルでありながらも奥深い味わいのパスタを作ってみてください。