しょっぱい梅干しの塩抜きは?お湯・酢水・はちみつを使った簡単な方法を紹介!
梅干しの塩抜きの仕方を知っていますか?今回は、しょっぱい梅干しの<塩水・お湯・酢水>を使った塩抜きの仕方や、ポイントも紹介します。ほかにも、塩抜きした梅干しをはちみつを使って甘くする方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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梅がしょっぱすぎる時は…?
梅干しは元々保存食として生まれたものなので、昔ながらの製法で作られた梅干しほどしょっぱいものです。しかし、そのまま食べると塩分過多になる可能性があるので、塩分を減らしたい方もいるでしょう。ここでは、特にしょっぱい梅干しの種類やしょっぱい時の対処法を紹介します。
特にしょっぱい梅干しは「白干梅」
梅干しの中でも特にしょっぱいとされているのは白干梅で、梅を塩だけで漬ける昔ながらの製造方法で作られています。使用されているのは梅と塩だけなので梅本来の味が楽しめると人気ですが、その塩分濃度は20~22%と非常に高く、非常にしょっぱい味わいとなっています。
梅干しがしょっぱい時は塩抜きがおすすめ
白干梅に限らず、自分で漬けたり購入したりした梅干しがしょっぱい時には、塩抜きすることをおすすめします。塩抜きの方法はいくつかありますが、それについては詳しく後述するので参考にしてみてください。
しょっぱい梅の塩抜きの仕方は?簡単にできる?
前述した通り梅干しを食べた時にしょっぱいと感じたら、塩抜きをすれば塩分量が減り、塩分過多の防止にもつながります。ここでは、自宅で簡単にできるしょっぱい梅干しの塩抜き方法を3つ紹介します。
①塩水を使って塩抜きする方法
しょっぱい梅干しを塩水を使って塩抜きする方法は、以下の通りです。
①10%の塩水を作る
②①を広くて浅めの容器に入れる
③②にしょっぱい梅干しを入れる
④③を30分から数時間置く
⑤④をザルにあげ、1~2時間水切りする
⑥⑤を蓋つきの保存容器に入れて保存する
塩抜きの時間に幅があるのは、塩気の強さの好みに個人差があるからです。塩分濃度20%程度の梅干しを塩水に3時間浸けた場合の塩分濃度は約16%、一晩浸けると約14%、1日以上置くと約5~10%になります。時々味見をしながら、好みの塩分濃度に仕上げましょう。
なお、梅干しを1日以上塩抜きする際には12時間で塩水を変えるのがポイントです。塩水の浸透圧を利用して塩抜きするので、12時間以上浸けておくと塩の抜けるスピードが遅くなります。
②お湯を使って塩抜きする方法
お湯を使って塩抜きする手順は以下の通りです。
①10%の塩水を30~40℃のぬるま湯で作る
②①を広くて浅めの容器に入れる
③②にしょっぱい梅干しを入れる
④③を30分から数時間置く
⑤④をザルにあげ、1~2時間水切りする
⑥⑤を蓋つきの保存容器に入れて保存する
お湯を使って塩抜きする方法の手順は、前述した塩水を使って塩抜きする方法と基本的に変わらず、違いは塩水を作る際に水ではなく30~40℃のお湯を使う点です。ぬるま湯を使うことで、水で塩水を作る時より仕上がりまでの時間を短くすることができます。
お湯を使って塩抜きする場合は、30分を過ぎてから短時間の間隔で味見をするのがおすすめです。また、塩抜きに熱湯を使うと梅干しに火が通ってしまうので、必ずぬるま湯を使用してください。
③酢水を使って塩抜きする方法
しょっぱい梅干しを酢水を使って塩抜きする方法は、以下の通りです。
①水1Lに対して10mlの酢を加えて、酢水を作る
②①を広くて浅めの容器に入れる
③②にしょっぱい梅干しを入れる
④③を30分から数時間置く
⑤④をザルにあげ、1~2時間水切りする
⑥⑤を蓋つきの保存容器に入れて保存する
塩水やお湯ではなく酢水を使うことで、梅干しに適度な酸味を残すことができます。酸っぱい梅干しが好きな人は、酢水を使って塩抜きするのがおすすめです。
梅を塩抜きする際のポイント・注意点は?
しょっぱい梅干しと一口にいっても、塩分濃度や粒の大きさが変わるので、それを念頭に入れて塩抜きするのがおすすめです。ここでは、梅干しを塩抜きする際のポイントと注意点を5つ紹介します。