しょっぱい梅干しの塩抜きは?お湯・酢水・はちみつを使った簡単な方法を紹介!
梅干しの塩抜きの仕方を知っていますか?今回は、しょっぱい梅干しの<塩水・お湯・酢水>を使った塩抜きの仕方や、ポイントも紹介します。ほかにも、塩抜きした梅干しをはちみつを使って甘くする方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
梅干しを塩抜きする際には、1~2ヶ月で食べきれる量にするよう心がけましょう。梅干しは塩分濃度が低くなると日持ちする期間が短くなってしまいます。塩抜きした梅干しは、必ず蓋つきの容器に入れて冷蔵庫で保管し、早めに食べきってください。
②潰れたり切れ目の入った梅干しに注意する
購入した梅干しであっても、実が潰れていたり切れ目が入っているものがあります。そうした梅干しは、傷のないものと比べると塩分が抜けやすくなっているので、潰れや傷のない梅干しと一緒に塩抜きすると味にムラが出てしまう可能性があるでしょう。塩分濃度を一定にしたい場合は、傷ついたものとそうでないものを分けて塩抜きするのもおすすめです。
③大粒の梅は時間を長めにする
出典: @p__ume
しょっぱい梅干しの中には、粒が大きいものも小さいものもあります。大粒の梅干しは塩分が抜けにくいため、小粒なものより塩抜きに時間がかかると覚えておきましょう。一般的な塩抜き時間より、長めに浸けるのが基本です。
④塩抜きの途中でこまめに味見する
しょっぱい梅干しの塩抜きをする際は、塩分濃度が低くなりすぎて風味が損なわれることを避けるためにも必ず途中でこまめに味見をしましょう。塩分濃度の好みには個人差があるので、自分好みの味になったら手早く水切りすることをおすすめします。
⑤広くて浅い容器を選ぶ
しょっぱい梅干しを塩抜きする際には、梅干しの粒同士がくっつかないように、広くて浅い容器を選びましょう。梅干しがくっついてしまうと、その部分の塩分が抜けにくくなるからです。梅干し同士が重ならなければ、容器はプラスチックでもホーローでもかまいません。
塩抜きした梅を甘くする方法は?
塩抜きして減塩した梅干しは、調理法によって甘くすることが可能です。ここでは、塩抜きした梅干しを甘くする方法を、材料と手順を交えて説明します。
塩抜きした梅をはちみつ漬けにする
塩抜きした梅を甘くしたい場合は、以下の材料と手順ではちみつ漬けにするのがおすすめです。
【材料】
・梅干し:400g
・水:400cc
・塩:40g
・はちみつ:大さじ5杯
【作り方・手順】
1,濃度が10%の塩水をつくる
2,塩水に梅干しを入れて、冷蔵庫で10時間置く
3,味見をして塩辛さを感じたら、塩水を入れ替えてさらに1~2時間浸ける
4,好みの塩味になったらザルに揚げ、10~20分ほど干す
5,蓋つきの容器に梅干しを入れて、はちみつを回しかける
塩抜きした梅干しをはちみつ漬けにすると、時間の経過と共に水分が出てきます。食べる時には、梅干しから出た水気をきるようにましょう。
梅干しを塩抜きして美味しく食べよう
今回は、しょっぱい梅干しの塩水・お湯・酢水を使った塩抜きの仕方や、ポイントも紹介しました。近年は減塩した梅干しも増えていますが、しょっぱい梅干しの塩抜きをして、甘く味付けし直すことも可能です。梅干しがしょっぱすぎて食べられない場合などは、今回紹介した方法を参考に塩抜きして美味しく食べましょう。