魚の干物にできる種類は?作り方や焼き方のコツは?食べ方・アレンジレシピのおすすめも紹介!
魚の干物の作り方を知っていますか?どのような魚が干物にできるのでしょうか。今回は、魚を干物にするメリットや、干物にできる魚の種類に加えて、美味しい焼き方なども紹介します。魚の干物の活用アレンジレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
魚を干物にするメリットはある?
魚市場などに行くと、魚を天日干しにしている光景をよく目にします。生でも食べられる魚を干物にするのは、どのような理由があるのでしょうか。魚を干物にするメリットについて解説します。
①日持ちする
生の魚を干物にすると、生の魚に比べて日持ちさせることができます。干物は生の魚に塩を加えてから干して作るため、塩分の効果によって細菌の増殖を抑えられて保存性が高まります。生の魚は数日しか日持ちしませんが、干物にした場合の保存期間は冷蔵室で約2週間、冷凍室では1か月ほど保存が可能です。
②旨味が増す
生の魚を天日干しにすると、魚の旨みが増すと言われています。これは、魚を干すことでタンパク質が壊れてイノシン酸と呼ばれる旨み成分が増加するためです。また、魚を干すと魚の表面の水分が抜けて食感も良くなります。さらに、干物を作る際に使う塩によって魚の筋線維が均一になり、より歯ごたえのある食感になることでも美味しさが向上します。
干物にできる魚の種類は?
スーパーや魚屋などでは様々な種類の魚が干物として販売されていますが、干物にするのに適した種類の魚はあるのでしょうか。ここからは、干物づくりに向いている魚を紹介します。
干物は白身魚がおすすめ
白身魚は干物にするのに向いており、中でも以下のような種類がおすすめです。
・アマダイ
・タイ
・ヒラメ
・カレイ
・キンメ
・キンキ
・キス
・カマス
・フグ
・カワハギ
白身魚は淡泊な味が特徴であるため、干物にすると旨みが凝縮して高級食材として扱われることもあります。白身魚のなかでも、アマダイやカマスなどは干物に向いている魚です。
一般的に魚を干物にする際には皮を剥かずにそのまま干しますが、フグやカワハギの場合は皮を剥いてから干します。アマダイなどを干物にする場合は、ウロコを取らずにそのまま干して作ります。
(*白身魚にはどんな種類があるか詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
青魚も干物に向いている
青魚も干物に向いており、特に以下のような種類がおすすめです。
・アジ
・サバ
・イワシ
・サンマ
・ニシン
白身魚の干物が高級食材として扱われるのに対し、青魚は比較的安価な値段で販売されています。アジやサバ、イワシなどの干物は朝食のおかずとして食べている方も多いようです。
青魚は白身魚よりも傷みやすいため、昔は船で青魚を釣った後にその場でさばき、風干しと呼ばれる製法で干しながら帰港する漁船もありました。青魚の干物は体の青い部分に旨みが凝縮しており、特有の濃厚な味わいが楽しめます。
(*青魚にはどんな種類があるか詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)