アジには寄生虫「アニサキス」が高確率でいる?見つけ方や対処・対策方法などを紹介!

アジにいる寄生虫について知っていますか?今回は、アジにいる可能性のある寄生虫<アジノエ・アニサキス>の見つけ方や、寄生虫のついたアジは食べれるのかなどを紹介します。アジについたアニサキスの対処方法や、対策・予防方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. アジには寄生虫が高確率でいる?
  2. アジにいる寄生虫の種類・見つけ方は?
  3. ①アジノエ
  4. ②アニサキス
  5. アジに寄生虫がついていたら食べれない?
  6. アジノエの場合は簡単に取り除いて食べられる
  7. アニサキスの場合は食べる際に注意が必要
  8. アジについたアニサキスの対処方法は?
  9. ①加熱する
  10. ②冷凍する
  11. アニサキスを食べてしまったら?症状は?
  12. 激しい胃痛に襲われる可能性がある
  13. 症状が出たら病院へ行こう
  14. アジ釣りで取った場合のアニサキスの対策はどうする?
  15. ①内臓を取り除く
  16. ②氷締めをする
  17. アジについたアニサキスには要注意

アジについたアニサキスの対処方法は?

アニサキスは色も薄く細長い体をしているので、意識して見ないと見逃すこともあります。食べてしまうと危険なアニサキスがアジについていたら、そのアジは破棄するしかないのでしょうか?アジにアニサキスがついていた時の対処方法を紹介します。

①加熱する

アニサキスは熱に弱く、60℃1分程度の加熱で死滅します。死滅したアニサキスであれば、たとえ除去せずに食べてしまったとしても生きているアニサキスのようにアニサキス症を起こすことはありません。目視で確認して取り除くのも効果的ですが、小さい寄生虫なので見つけることが難しいケースもあるため、心配な場合は加熱処理をしてから食べると安心です。

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②冷凍する

アニサキスは低温にも弱く、-20℃以下で24時間以上冷凍すると死滅するため、冷凍保存もアニサキス症予防に効果的です。ただし家庭用の冷凍庫は-20℃以下に下がらない場合も多いため、アニサキス対策としてアジを冷凍する場合は、48時間以上冷凍したほうが確実だと言われています。

特に加熱せずに刺身で食べる場合などは、アニサキスによる害を防ぐためにもあらかじめ2日程度冷凍しておくことをおすすめします。

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アニサキスを食べてしまったら?症状は?

万が一アニサキスがついていることに気付かずにアジを食べてしまった場合、どのような症状が表れるのでしょうか。ここではアニサキスを食べてしまった場合に起こるアニサキス症の症状や対処法を紹介するので、食べた恐れがある際などの参考にしてください。

激しい胃痛に襲われる可能性がある

アニサキスが体内に入ると胃や腸に侵入して内側から穴を開けようとするため、激しい腹痛や吐き気を催します。生の魚を食べてから数時間後に激しい腹痛や吐き気、お腹の張りなどがあった場合はアニキサス症の疑いが強いと言えるでしょう。

そのほかにも、アニサキスはアレルギー症状を引き起こすこともあり、その場合には発熱や蕁麻疹などの症状が表れます。

症状が出たら病院へ行こう

基本的にアニサキスは人の体内では生きることができないので、放置していても数日ほどで症状は治まりますが、脂汗が出るほどの激痛が起こる場合もあります。内視鏡でアニサキスを摘出すれば痛みはすぐに収まるので、発症した際やアニサキス症の恐れがある時は病院に行くことをおすすめします。

アジ釣りで取った場合のアニサキスの対策はどうする?

アジは釣り初心者の人でも釣りやすく、ルアーを使用してアジを釣るアジングという言葉がある程人気の魚です。アジを釣りで取った場合は、どのようにアニサキスに対処したらよいのでしょうか?

①内臓を取り除く

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