タカアシガニの味は美味しい？大味でまずい？食べた口コミや食べ方・レシピのおすすめを紹介！

タカアシガニは、世界最大の節足動物として多くの水族館で飼育されていますが、食用として売られているのを見たことがある人は少ないかもしれません。ここではタカアシガニは食べれるのか、旬の時期や産地などについて説明します。

タカアシガニは、タラバガニやズワイガニなどと同様に食用として食べることができますが、大味で美味しくないとの声が多く聞こえるために広く市場に出回ってはいません。しかし、東北から九州まで太平洋側の深海に生息しているため、名物料理としてタカアシガニを食べれる観光地もあります。

タカアシガニの旬は秋から翌春にかけてですが、生息数を確保するため、春の産卵期には禁漁になっています。旬のタカアシガニは身もしっかりしているため、カニ特有の風味や食感を楽しめるようです。

タカアシガニは太平洋側に広く生息しており、駿河湾・相模湾・東シナ海などで水揚げされています。特に駿河湾に面した静岡県は日本一の捕獲量を誇り、タカアシガニを食用として広めた地であるともいわれています。

タカアシガニの値段は、時期や状態などに左右されるものの1kg当たり約7000円前後で、タラバガニなどの有名な種類のカニと大きな差はないようです。また、タカアシガニは鮮度を保つのが難しく輸送するのが大変なため、輸送が必要ない特産地に行くと比較的安く食べれるといわれています。

タカアシガニは食べれるカニですが、大味で美味しくないとの評判が原因で、食用としては多く出回らなかったとも言われています。ここでは、タカアシガニは実際にはどのような味なのか、美味しいと感じた人・まずいと感じた人の意見と一緒に紹介します。

鮮度の良いタカアシガニは、さっぱりとしていてほんのり甘みのある味わいが特徴です。味噌も臭みが少なく、クリーミーな食感を楽しむことができます。大きい身体を持つため大味であると思われがちですが、濃厚で美味しいカニのようです。

実際にタカアシガニを食べた人の口コミでは、「まずいと聞いていたけど美味しかった」「見た目より美味しかった」などの声がよく聞かれます。

タカアシガニを美味しいと感じる人がいる一方、「味がうすい」「水っぽい」「大味である」など、まずいと感じる人もいるようです。タカアシガニは鮮度が落ちるのがとても速く、すぐに食感や風味が損なわれてしまいます。そのため、特産地や生け簀などで鮮度を保っているお店以外で食べたときに、大味でまずいと感じることがあるようです。