アクアパッツァに合う魚の種類おすすめは?鯛・たらなど料理レシピも紹介!

アクアパッツァに使う魚の種類は何がいいのでしょうか?今回は、アクアパッツァ向きな魚の種類・選び方を、〈鯛・たら〉など【魚別】の料理レシピとともに紹介します。アクアパッツァが美味しくない時の原因や魚以外の具材のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. アクアパッツァの魚の種類は何がいい?
  2. アクアパッツァ向きな魚の種類・選び方
  3. ①味が淡白な白身魚
  4. ②切り身よりも丸ごと1匹
  5. ③新鮮なものを選ぶ
  6. アクアパッツァの基本的な作り方・レシピ
  7. 材料
  8. 作り方・手順
  9. アクアパッツァの【魚別】料理レシピのおすすめ
  10. ①鯛とあさり
  11. ②たら
  12. ③メバル
  13. ④イサキ
  14. ⑤イワナ
  15. ➅キジハタ
  16. ➆鮭
  17. アクアパッツァが美味しくない・失敗時の原因は?
  18. ①魚の下処理を正しくできていない
  19. ②ハーブの量が多すぎる
  20. アクアパッツァの魚以外の具材は何がおすすめ?
  21. アクアパッツァを作ってみよう

アクアパッツァの魚の種類は何がいい?

アクアパッツァとは、イタリア発祥の白身魚を煮込んだ料理です。大きな切り身や魚を丸ごと使って野菜やハーブと一緒に煮込んでおり見た目がおしゃれであることから、日本でも人気の料理です。アクアパッツァは難しい料理に感じるかもしれませんが、コツを覚えれば簡単に作れるため、紹介するポイントを抑えて自宅でもおしゃれなアクアパッツァを楽しんでください。

(*アクアパッツァとはどのような料理かについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

アクアパッツァとは?ブイヤベースと違いは?名前の意味・作り方やレシピのおすすめも紹介!

アクアパッツァ向きな魚の種類・選び方

まずはアクアパッツァに向いている、魚の種類や選び方について見てみましょう。アクアパッツァに使用する魚には向き不向きがあり、上手く選ぶことで味や仕上がり具合も変わってきます。

①味が淡白な白身魚

アクアパッツァに使う魚はクセが少なく、淡白な味わいの白身魚を使うのがおすすめです。

・鯛
・カサゴ
・スズキ
・たら

鯛やカサゴと言っても種類はたくさんありますが、どれも淡白な味わいのため使いやすい種類を選んで作ってみてください。アクアパッツァはブイヨンなどの調味料は使用せず、オリーブオイルやハーブを使うシンプルな料理です。そのためクセが強かったり味が濃かったりする赤身魚は、不向きであるため避けるのが無難です。

②切り身よりも丸ごと1匹

アクアパッツァにはたらや真鯛などの大きな魚を除いては、できるだけ丸魚を使用するのがおすすめです。

・カレイ
・鮭
・イサキ


切り身ではなく丸魚を使うことで煮込んでいるときに煮崩れすることもなく、骨や皮から旨味がたっぷり出るため味に深みが出ます。そのためオリーブオイルと塩だけでも十分美味しく食べられます。ただし、鍋やフライパンに入らないような、大きな魚の場合は切り身を使っても構いません。

③新鮮なものを選ぶ

アクアパッツァの魚を選ぶときは、鮮度の落ちていない新鮮なものを選ぶようにします。鮮度が落ちていると白身魚のクセが気になりやすくなるので注意してください。

・目が濁っていないもの
・切り身の場合は断面の縞模様が美しく身がしっかり張っているもの


以上が新鮮な魚の選び方となるので、参考にしてください。アクアパッツァは淡白な味わいでシンプルな調理法で作るため、クセの出にくい新鮮な魚の選び方を覚えておくとより美味しいアクアパッツァが作れます。

アクアパッツァの基本的な作り方・レシピ

アクアパッツァの基本的な作り方を説明するので、参考に作ってみてください。日本の煮魚とは違い、魚を丸ごと使用するアクアパッツァはいくつかコツやポイントがあるためしっかり覚えてから作り始めましょう。

材料

・鯛などの白身魚
・ミニトマト
・ドライトマト
・あさり
・パセリ
・オリーブオイル
・ニンニク
・ローレル
・塩
・白ワイン

作り方・手順

アクアパッツァの作り方は以下になります。

1.鯛の鱗と内臓を取り下処理をしておきあさりは砂を吐かせておく
2.ミニトマトを縦に切る
3.ドライトマトとパセリを刻む
4.鯛の水気をキッチンペーパーで拭き取り臭みを防ぐ
5.鯛に切れ込みを入れ塩を振る
6.フライパンにオリーブオイルを引いて熱し潰したニンニクを入れて盛り付ける側から焼いていく
7.強火の中火で焼き色がついたらひっくり返す
8.一度油を捨てて火を弱めあさりを入れる
9.火を強めて白ワインとあさりとローレルを加える
10.時々揺すりながらアルコールを飛ばす
11.あさりの口が開いたら取りだす
12.煮汁をかけながら煮込んでいきミニトマトを加える
13.蓋をしてさらに2〜3分中火で煮込む
14.パセリとオリーブオイルを仕上げにかけてあさりを戻す


手順が多いように感じるかもしれませんが、15分程度で簡単に作れるので試してみてください。魚は鱗や内臓はあらかじめ取り、冷蔵庫で寝かせておくと手早く作れるうえ、臭みやクセもなく美味しくできるのでおすすめです。ミニトマトの他にドライトマトも一緒に入れると味に深みが出ます。

また、あさりは口が開いてからさらに加熱すると固くなってしまうため、一度取り出しておきます。アクアパッツァは淡白で魚や食材の味を生かした料理であることから、一つ一つの食材に一手間かけることで美味しさが変わります。

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