ミネオラオレンジとは?栄養・カロリーは?美味しい食べ方も紹介!
【野菜ソムリエ監修】ミネオラオレンジとはどんな果物か知っていますか?今回は、ミネオラオレンジの<見た目・味・香り>の特徴や、旬の時期・産地に加えて、カロリー・栄養や、デコポンとの違いも紹介します。ミネオラオレンジの選び方や保存方法の他に、切り方や食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- ミネオラオレンジとは?
- ミネオラオレンジとはアメリカで誕生した柑橘類の種類
- ミネオラオレンジの見た目はデコポンに似ている
- ミネオラオレンジの味わい・糖度や香りの特徴
- ミネオラオレンジの旬の時期・産地
- ミネオラオレンジのカロリーや栄養は?
- ミネオラオレンジのカロリー
- ミネオラオレンジの栄養や効果・効能
- ミネオラオレンジとデコポンの違いは?
- ミネオラオレンジとデコポンの違いは見た目
- ミネオラオレンジの選び方や保存方法は?
- 美味しいミネオラオレンジの特徴
- ミネオラオレンジの保存方法
- ミネオラオレンジの切り方は?
- ①スマイルカット
- ②房取り
- ミネオラオレンジの食べ方・レシピのおすすめ
- ①ミネオラオレンジとソーダのゼリー
- ②ミネオラオレンジのパウンドケーキ
- ③ミネオラオレンジのドレッシング
- ミネオラオレンジを食べてみよう
ミネオラオレンジのカロリーは、バナナのカロリーの約1/2で、果物類の中でも低カロリーだと言えます。糖質量もそれほど高くないので、適量ならばダイエット中のデザートや間食にもおすすめです。果物の適量は1日200g程度と言われているため、ミネオラオレンジが低カロリーでも食べ過ぎには気をつけましょう。
ミネオラオレンジの栄養や効果・効能
ミネオラオレンジには、下記のような栄養素が含まれています。
・ビタミンC
・クエン酸
・食物繊維
・βクリプトキサンチン
ミネオラオレンジの果汁に含まれるビタミンCは、免疫力を高めて風邪予防に効果的なビタミンで、コラーゲンの生成を促進させ美肌効果が期待できます。果汁の持つ酸味はクエン酸によるもので、疲労回復や筋肉痛を予防する効能があることから、スポーツを行う人にもおすすめです。
ミネオラオレンジの薄皮部分には食物繊維が豊富に含まれ、整腸作用があるため便秘がちの人は薄皮も残さず食べるようにしましょう。βクリプトキサンチンはみかん類に多く含まれ、がんなどの生活習慣病予防に効果のある栄養素です。
安部加代子
野菜ソムリエ
βクリプトキサンチンはカロテノイドの一種で抗酸化作用が強く、骨粗しょう症の予防にも効果が期待できます。食べ過ぎると手が黄色くなるのはβクリプトキサンチンによるものです。
ミネオラオレンジとデコポンの違いは?
そっくりな見た目をした、ミネオラオレンジとデコポンの違いはどこにあるのでしょうか。ミネオラオレンジとデコポンの、見分け方について説明します。
ミネオラオレンジとデコポンの違いは見た目
前述した通り、形状などに共通点の多いミネオラオレンジとデコポンですが、見た目の違いは大きさにあります。ミネオラオレンジはこぶし程の大きさをしていますが、デコポンの方が一回り大きく、重さも50gほど重たいようです。皮の色もミネオラオレンジのほうが濃いオレンジ色をしていて、見分けることはさほど難しくないでしょう。
ミネオラオレンジの選び方や保存方法は?
美味しいミネオラオレンジを選ぶ際は、どういったポイントに気を付けたら良いのでしょうか。ミネオラオレンジの選び方と、美味しさを長く楽しめる保存方法について紹介します。
美味しいミネオラオレンジの特徴
美味しいミネオラオレンジの特徴は、下記の通りです。
・皮に張りがある
・持った時にずっしりと重い
・ヘタが枯れていない
・皮の色が濃い
新鮮なミネオラオレンジは水分量が多く、皮の張りやヘタ部分、重みなどを比較して美味しいものを見分けることができます。また、皮の色が濃いものほど甘みが強く、味わいも濃厚だとされているので参考にしてください。逆に、皮部分が浮いたような状態のものは、収穫から時間が経っている可能性が高いため気を付けましょう。
ミネオラオレンジの保存方法
ミネオラオレンジは常温の状態でも約一週間程度は日持ちするため、気温が上がりやすい窓際などを避け、風通しの良い場所で保存しましょう。なお、もう少し長く保存させたい場合や、食品の傷みの早い夏場は冷蔵庫の野菜室に入れるようにしてください。
冷蔵保存は乾燥によって風味が落ちやすいといったデメリットもあるため、ポリ袋などに入れるか、一つずつラップなどで包むことがポイントです。
(*オレンジの保存方法について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)