キワーノとはどんなフルーツ?味や食べ方は?収穫時期・食べ頃の見分け方も紹介!
【野菜ソムリエ監修】キワーノとはどんな果物か知っていますか?今回は、キワーノの味わい・食感や、収穫時期に加えて、食べ方や種はどうするかなども紹介します。キワーノの栄養や効果・効能の他に、美味しい選び方や、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
キワーノは、食物繊維を多く含んだフルーツです。食物繊維には、腸内の善玉菌を増やしたり便のかさを増やして便通を促進したりする不溶性食物繊維と、糖質の吸収を緩やかにしたりコレステロール値を低下させたりする水溶性食物繊維の2つがあります。
キワーノにはどちらの食物繊維も含まれているため、腸内環境の改善や生活習慣病などの予防効果も期待できます。
③マグネシウム
キワーノに多く含まれているマグネシウムは、骨を構成する大切な成分であるとともに、血流の促進や血圧の安定にも関わっている栄養素です。不足しないように摂取することで、骨粗しょう症や動脈硬化などの重症化を予防できます。
④ビタミンE
抗酸化作用のあるビタミンEには、体内の脂質の酸化を防止して老化や病気を予防する効果や、血管を健康に保つ作用があります。さらに抗酸化作用によって細胞の老化や紫外線によるシミやシワを防ぐ効果もあるため、アンチエイジング効果も期待できる栄養素であると言えるでしょう。
キワーノの選び方や保存方法は?
キワーノは日本ではあまり出回っていないフルーツなだけに、食べ頃の見分け方や選び方がよくわからない人も多いかもしれません。ここでは、キワーノの選び方のポイントや保存方法などを紹介します。
食べ頃のキワーノの見分け方・選び方
食べ頃のキワーノには、以下のような特徴があります。
・実に弾力がある
・果皮が濃いオレンジ色をしている
・果皮に傷がない
・果皮にシワが少ない
・トゲが折れていない
皮に傷やシワが多く、トゲが折れているものは、食べ頃が過ぎてしまっている特徴です。実の水分が抜け、キワーノ特有のみずみずしい食感が失われている可能性が高いので、避けるようにましょう。
キワーノの保存方法
キワーノは常温保存が可能で、風通しの良い涼しい場所で保管した場合の保存期間は1ヶ月程度です。未熟なキワーノは果皮が緑色をしていますが、完熟のサインは果皮が濃いオレンジ色になった頃なので、それまでは適切に保管し追熟させましょう。
安部加代子
野菜ソムリエ
熟したキワーノはキッチンペーパーや新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。
キワーノの食べ方は?種はどうする?
キワーノが手に入っても、どうやって食べるのか、どこの部分を食べるのかがよくわからない人も多いでしょう。ここでは、キワーノの食べ方について動画も併せて解説します。
キワーノは緑色のゼリー状の部分を食べる
キワーノはカットしたら、緑色のゼリー状の部分をスプーンなどですくって食べます。中は種がびっしりと入っていて、種だけを取り除くことは難しそうですが、柔らかい種なのでそのまま食べてしまっても問題ありません。緑のゼリー状の部分はプチプチの食感なので、食感を楽しんでみましょう。
キワーノの活用レシピのおすすめ
味や香りはあまりなく、食感がゼリーのようなキワーノはどのような食べ方が合っているのでしょうか。ここでは、キワーノの風味や食感を活かせるレシピを紹介します。