沖縄料理「てびち」とは?豚足の煮付け?食べ方や作り方・アレンジレシピのおすすめも紹介!
てびちとはどんな料理か知っていますか?何を材料としてどのように作るのでしょうか。今回は、てびちの味わい・食感や、カロリーに加えて、<普通の鍋・圧力鍋>を使った作り方なども紹介します。てびちを使ったアレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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てびちとはどんな料理?
沖縄ではてびちと呼ばれる料理が広く親しまれていますが、てびちとはどのような料理なのでしょうか。てびちの材料や味および食感のほか、カロリーについて解説します。
てびちとは豚足を煮付けにした沖縄の郷土料理
てびちとは豚足の煮込み料理のことで、てびちの名前は沖縄の方言で煮付け料理を意味する「手引き」に由来しています。てびちは琉球王朝時代に中国からもたらされたもので、沖縄では古くから食べられている郷土料理です。てびちは、豚足を骨付きのまま輪切りにした後に、じっくりと時間をかけて煮込んで作られます。
てびちの味わい・食感や食べ方
てびちの材料である豚足は肉よりも軟骨の方が多い部位で、この軟骨を煮込むとゼラチン質に変化して柔らかい食感になります。このゼラチン質は美肌効果のあるコラーゲンが豊富であるため、てびちは女性に人気の高い料理です。てびちは昆布出汁を使って煮込んで作るため、上品な味わいがあります。
Twitterの口コミ
カフェで昼飯した!
てびちの塩焼き。
トロトロに煮込んだ豚足がてびちだそう。
牛すじみたいな食感。
かなりのボリュームでした。
Twitterの口コミ
続いて「足てびち(豚足)」プリっプリの食感でコラーゲンたっぷり!お肌もプリプリ?!
てびち(一人前)のカロリー
カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 | |
てびち(一人前:110g) | 253kcal | 0g | 12% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は、てびち一本分あたりの可食部におけるカロリーや糖質量、一日の摂取カロリーに占める割合を示したものです。てびちは調理前に下茹でをしてから煮込むため、脂肪分が落ちてヘルシーに仕上がります。また、豚足には糖質量が全く含まれていないので、糖質制限をしている方も安心して食べることができます。
てびちの普通の鍋を使った作り方は?
てびちは、家庭にある普通の鍋を使って作ることができます。ここからは、普通の鍋を使ったてびちの作り方を紹介します。
材料
・豚足:1kg
・昆布:2本
・水:600ml
・醤油:200ml
作り方・レシピ
普通の鍋を使っててびちを作る場合は、以下のような手順で行います。
【作り方】
1.豚足はよく洗い、昆布は水に浸けて戻して結び昆布にする
2.鍋に多めの水と豚足を入れて強火で加熱する
3.沸騰したら灰汁を取って弱火にし、約30分煮込む
4.ザルで湯を切り、豚足を水洗いする
5.鍋に多めの水と豚足を入れ、弱火で約2時間煮込んだ後に湯切りし、水洗いする
6.鍋に下茹でした豚足と分量の水、醤油、結び昆布を加えて約1時間煮込む
7.煮汁が減って豚足に照りがついたら完成
はじめに豚足に豚毛がないか確認し、豚毛がついていたらカミソリで切り落とすか火で炙って除去しておきましょう。次に豚足を2回下茹でした後に湯切りして水洗いをし、豚足の余分な脂肪を落とします。最後に豚足の骨が箸で簡単に切れるまで柔らかく煮込んで完成です。