米と水の量の比率は?計量カップ以外の水加減の計り方や炊き方のコツも紹介!
米と水の比率の目安を知っていますか?今回は、米と水の<白米・玄米・もち米><洗い米・無洗米><新米・古米>の場合の比率に加えて、炊き込みご飯を炊く際の水分量の注意点なども紹介します。米の水加減を計量カップを使わないで計る方法や、美味しく炊く方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 米を炊く際のベストな水加減とは?
- 水の量は米の1.2倍が基本
- 米と水の量の比率を【種類別】に紹介
- ①白米の場合の比率
- ②玄米の場合の比率
- ③もち米の場合の比率
- ④洗い米の場合の比率
- ⑤無洗米の場合の比率
- ⑥新米の場合の比率
- ⑦古米の場合の比率
- 炊き込みご飯を作る際は水分量に要注意?
- 炊き込みご飯を作る際は「調味料」の水分量も考慮する必要がある
- 米の水加減を計量カップを使わないで計るには?
- ①重さで計る方法
- ②計量スプーンで計る方法
- ③手を使う方法
- ④指を使う方法
- 米を美味しく炊く方法は?
- ①ミネラルウォーターを使って米を研ぐ
- ②炊く前にお米を水に浸ける
- ③炊いた後にお米を蒸らす
- ④初回のすすぎは手早く
- ⑤みりんやお酒と一緒に炊く
- 米と水の比率の目安を知ろう
米を炊く際のベストな水加減とは?
米を炊くとき水加減を間違えてしまうと、炊きあがったご飯が固かったり柔らかすぎたりします。最適な水加減を知ると、鍋でご飯を炊いたりキャンプで飯ごうを使って炊くこともできるので是非参考にしてください。
水の量は米の1.2倍が基本
米を炊くときの水の割合の基本は、米の容量の1.2倍です。わかりやすく一般的な日本の白米で例えると、一合が約150gで容量は180mlなので水の量は216ml、二合の場合は水の量は432mlという計算です。この基本を守って水の量を計り米を炊くことで、固すぎず柔らかすぎないふっくらとした美味しいご飯を楽しむことが出来るでしょう。
米と水の量の比率を【種類別】に紹介
米には様々な種類があるため少し比率を変えるとより美味しいご飯を炊くことができます。種類ごとに水加減を変えるのは手間がかかりますが、比率を覚えて美味しい米を炊いてみてください。重量のグラムで計る方法もありますが、ここでは容量に対する水の量を紹介します。
①白米の場合の比率
前述した通り、白米を炊飯する場合は容量180mlに対して1.2倍の水の量が必要となります。白米の種類によっても異なる場合はありますが、白米1合でおおよそ200ml前後が良いでしょう。また、米用の計量カップの容量は180mlですが、一般的な調理用の計量カップは200mlなので計量する際に間違わないよう注意してください。
②玄米の場合の比率
玄米は種皮に覆われていて水分を含みにくいため、白米よりも水は多めになります。180mlの玄米一合に対して、水は約1.7倍の割合です。そして、玄米は吸水に時間がかかるため、6~8時間水に浸してから炊くとよいでしょう。
③もち米の場合の比率
もち米は白米より柔らかく水分を吸収しやすい性質があるので、白米よりも水の割合も少なめです。比率としては1:1とされ、もち米一合の約180mlに対し水の量は180mlとなります。また、もち米は水分を吸収しやすいため、炊く前の吸水も特に必要ありません。
④洗い米の場合の比率
精米を研いで浸水させて水切りしたものを洗い米と呼びます。洗い米は水分を含んだ状態であるため、一合が白米より一割ほど重くなります。洗い米と水の比率は1:1で、約200mlの水の量で炊くと美味しく炊きあがるでしょう。
⑤無洗米の場合の比率
無洗米は米を洗わずに炊くことができ、手間が省け水の節約にもなるためアウトドアや災害時にもおすすめです。無洗米一合を炊く場合、水は無洗米の容量の1.3倍必要で約220mlとなります。白米と比べると少し多めの水加減になります。
水を加えてそのまま炊いてしまうと底に空気が溜まり吸水を妨げる可能性があるため、少しかき混ぜて空気を抜いてから炊くとよいでしょう。
⑥新米の場合の比率
新米は秋ごろに収穫されてその年の12月31日までに精米され、包装された米のことです。収穫されてから短期間しか経過しておらずその分多く水分を含んでいるので、白米よりも水の量は少なめで美味しい米が炊けます。新米一合の約180mlに対して水の割合は1.1倍で約198mlの水が必要となります。