落花生の保存方法や期間は?生・乾燥など状態別に日持ちさせるコツを紹介!
【野菜ソムリエ監修】落花生の正しい保存方法を知っていますか?今回は、落花生を〈生・乾燥・炒った後〉で状態別に日持ちさせる方法や解凍方法にくわえ、保存期間・賞味期限の目安を紹介します。賞味期限が切れて食べられない場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②冷蔵保存する場合
乾燥落花生を冷蔵保存する場合の方法・手順は、以下のとおりです。
①殻付きの落花生、もしくは殻を剥いた落花生をジッパー付き保存袋に入れる
②保存袋に乾燥剤を入れる
③袋の空気を、なるべくしっかりと抜く
④冷蔵庫の冷蔵室で保存する
冷蔵保存の場合も冷凍と同様の方法で、保存袋にしっかりと密閉して保存すると、鮮度を保ちながら1年ほど保存できます。湿気対策のため乾燥剤を封入するのもよいでしょう。冷蔵庫の野菜室は、冷蔵室よりも温度と湿度が高めのため、冷蔵室での保存がおすすめです。
炒った落花生の保存方法・期間
炒り落花生は、乾燥落花生と比較するとあまり保存が効きません。ここでは、炒り落花生の適切な保存方法と保存期間について見ていきましょう。
①常温保存する場合
炒り落花生を常温保存する場合の方法・手順は以下のとおりです。
①炒り落花生と乾燥剤をジッパー付き保存袋に入れる
②袋の空気を、なるべくしっかりと抜く
③冷暗所で保存する
炒り落花生も、脂肪の酸化と湿気を防ぐため、保存袋の空気をなるべくしっかりと抜き保存します。15℃前後の直射日光が当たらない場所での保存で、2週間程度は日持ちしますが、気温の高い季節などは冷蔵保存などがおすすめです。
②冷凍・冷蔵で保存する場合
炒り落花生を冷凍・冷蔵保存する場合の方法・手順は以下のとおりです。
①殻付きの落花生、もしくは殻を剥いた落花生をジッパー付き保存袋に入れる
②冷蔵保存の場合は、保存袋に乾燥剤を入れる
③袋の空気を、なるべくしっかりと抜く
④冷凍庫、冷蔵室で保存する
炒り落花生は、冷蔵保存で2週間程度日持ちしますが、できるだけ早めに食べきることをおすすめします。瓶や缶での保存は酸化しやすいため、ジッパー付きの保存袋にいれ、しっかりと空気を抜いて保存するのが風味を保つポイントです。冷凍保存では2~3ヶ月保存でき、解凍の際は袋のまま、自然解凍するのがよいでしょう。
落花生の賞味期限が切れるとどうなる?
落花生を美味しいまま保存するためのポイントなどについて紹介してきましたが、食べられない状態になった落花生には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、賞味期限の切れた落花生の特徴などについて説明します。
落花生の賞味期限が切れて腐った状態
以下のような状態の落花生は、賞味期限が切れて腐ってしまった状態であると言えるでしょう。
・カビが生えている
・ネバネバしている
・黒ずんでいる
・異臭がする
・変な味がする
賞味期限が切れて腐った落花生は、カビや雑菌が繁殖して見た目や匂い・味が変化します。味については、口に入れてしまってから気づくものですが、少しでもおかしいと感じた場合はすぐ口から出すのが安全でしょう。
落花生は正しく保存しよう
今回は、落花生の冷凍・冷蔵保存方法や解凍方法などを、状態別に分けて紹介しました。落花生に限らず、旬の食材を日持ちさせ長く楽しむためには、適切に保存することが大切です。旬の一番美味しい時期の落花生を、正しく保存して様々な料理に活用してみましょう。