かぶの皮は剥くべき?剥かないメリットは?剥き方や活用レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】かぶの皮の扱いをどうしていますか?剥くべきでしょうか?今回は、かぶの皮を〈剥く・剥かない〉メリットをそれぞれ紹介します。そのほかにもかぶの皮の剥き方や、〈千枚漬け〉など皮の活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
かぶの皮の剥き方
ここではかぶの皮の基本的な剥き方を紹介します。
【手順・ポイント】
①かぶを縦半分に切る
②軸の部分に4か所、2mmほどの切り込みを入れる
③根から軸に向かって繊維を剥ぐように、2mmほどの厚さで皮を剥いていく
皮を剥く前の下準備として、葉はあらかじめ3cmほど残して切り、根の部分も切り落とします。水を張ったボウルにかぶを入れ、竹串を使って葉の付け根に詰まった土をかき出しておいて下さい。他に最初から軸を切り落とす剥き方もありますが、その際はリンゴのように回しながら剥く事もできます。
軸の切り口を見るとかぶの身と繊維の境目が分かるので、完全に繊維を除きたい場合は後者がおすすめです。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
葉の付け根の部分にはうまみがたっぷりあるので、10分ほど水に浸けてから振り洗いして落ちづらかった土は竹串や爪楊枝などで掻き出し、きれいに洗って軸を残したままお料理に使ってみてください。
かぶの皮の活用レシピ
ここではかぶを皮ごと使ったレシピや、皮が主役のレシピを紹介します。かぶの皮の栄養を無駄なく摂取できるので、ぜひ試してみてください。
①かぶの千枚漬け
かぶと言えば千枚漬けを思い浮かべる人も多いでしょう。皮を剥かずにそのままスライスして、冷蔵庫で一日寝かせれば手軽に作れます。サラダ感覚のヘルシーな定番料理です。
②かぶの皮と葉の炒めナムル
捨てられがちな皮と葉で、副菜にナムルはいかかでしょうか。かぶの葉にはβカロテンやビタミンC、ビタミンB1・B2などの栄養素が含まれています。にんにくとごま油の風味が食欲をそそる一品です。
③かぶの皮のきんぴら
こちらはかぶの皮が主役のきんぴらです。厚めに剥き千切りにして歯ごたえを残した皮と、甘辛い味付けが癖になりそうな、ごぼうとは一味違った新感覚のきんぴらが味わえます。