乾燥卵白とは?使うメリットや使い方は?代用方法や活用レシピのおすすめも紹介!
乾燥卵白を知っていますか?卵白を乾燥させた乾燥卵白は、お菓子作りの強い味方です。今回は、乾燥卵白を使うメリット・使い方や、ない時に代用する方法を紹介します。乾燥卵白の作り方や活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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乾燥卵白とは?
製菓材料店で販売されていることの多い乾燥卵白とはどのような食材なのでしょうか。ここでは、乾燥卵白について詳しく解説します。
乾燥卵白は卵白を乾燥させた食材
乾燥卵白とは、文字通り卵白を特殊な加工をして乾燥させた食材のことで、お菓子の材料などとして使用されます。卵白は元々液状ですが、乾燥卵白はその加工の過程で加熱処理を行うことで乳白色のパウダー状になります。生の卵の殻などにつきやすいサルモネラ菌の食中毒の心配がありません。
乾燥卵白のカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | |
乾燥卵白(100g) | 378kcal | 0.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
卵白の100gあたりのカロリーは47kcalですが、乾燥させて水分がなくなった乾燥卵白は100gあたり378kcalとかなり高い数値になります。しかし乾燥卵白を使うレシピを見てみると、1回に使用する量が少ないので使用量さえ気をつければ問題ないでしょう。糖質は生の卵白と同じく低い数値になっています。
乾燥卵白を使うメリットや使い方は?
乾燥卵白がどのようなものかがわかったところで、ここからは乾燥卵白を使うメリットや使い方について紹介します。
乾燥卵白を使うメリット
乾燥卵白を使うメリットは以下のとおりです。
・サルモネラ菌による食中毒の心配がない
・賞味期限が長い
・好きな分量を使用できる
・安定したメレンゲを作ることができる
前述したとおり乾燥卵白は加熱・殺菌・乾燥しているので食中毒の危険性がない上に、賞味期限も長く長期保存することができるメリットがあります。生卵の卵白を使用するとなると分量の調節が難しいですが、乾燥卵白は細かな量まで調整可能です。
生の卵白だけ作るメレンゲの質は温度や湿度に左右されやすいですが、乾燥卵白を使うと安定性の高いメレンゲを作ることができます。特にメレンゲが壊れやすいマカロンやココア生地のスポンジに少量加えると生地が安定するようです。
乾燥卵白はメレンゲ作りなど少量の卵白が必要な時に使う
乾燥卵白を使うおすすめの料理は以下のとおりです。
・メレンゲ
・クッキー
・マカロン
・アイシング
生の卵白1個分を、乾燥卵白4gとその7倍の量の水28gをよく混ぜたものと置き換えることができ、水の量を調節すれば濃度を変えることもできます。よく泡立てればメレンゲにもなるので、乾燥卵白は少量のメレンゲ・クッキー・マカロンを作りたいときに便利です。
中でもクッキーなどにデコレーションするアイシングは、卵白をほんの少ししか使わないので乾燥卵白が適していると言えます。
ただし卵アレルギーの方は使用を避けた方が良い
乾燥卵白は加熱・殺菌・乾燥しているので、生卵で作ったお菓子よりも乾燥卵白で作ったお菓子の方が安心感があるかもしれません。しかし乾燥卵白の原料には卵が含まれているので、卵アレルギーの方は使用を避けましょう。
乾燥卵白の代用品はある?
乾燥卵白はとても便利な食材ですが、乾燥卵白がない場合他の食材で代用することは可能なのでしょうか。ここでは乾燥卵白の代用品について紹介します。