にんにくチューブとすりおろしにんにくの違いは?栄養価や味わい・臭いなど特徴を比較して紹介!
にんにくチューブはどんな調味料か知っていますか?今回は、にんにくチューブの〈原料・味わい・臭い・賞味期限〉など特徴や、栄養成分・効果などを、すりおろしにんにくと違いを比較して紹介します。にんにくチューブの使い方・デメリットや保存方法なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- にんにくチューブとは?
- にんにくチューブとすりおろしにんにくの違いとは?代用できる?
- ①原材料
- ②味わい・臭い
- ③賞味期限
- にんにくチューブとすりおろしにんにくを代用しても問題ない
- にんにくチューブの栄養成分や効果・効能は?
- ①疲労回復
- ②体に免疫力がつく
- ③代謝が上がりダイエットに効果がある
- ④細胞の老化を防ぐ
- ⑤殺菌力がある
- にんにくチューブを使う際のデメリットは?
- にんにくチューブを食べ過ぎると腹痛・胃痛が起こる
- にんにくチューブの1日の適量
- にんにくチューブの保存方法・賞味期限
- 開封後のにんにくチューブの場合
- 開封前のにんにくチューブの場合
- にんにくチューブの使い方・使い道レシピ
- ①豚のにんにく焼き
- ②中華風かき玉スープ
- ③ガーリックトースト
- にんにくチューブをうまく活用しよう
にんにくチューブとは?
にんにくチューブを常備している家庭も多いかもしれません。手を汚さずに手軽に使うことができ、さらに日持ちもするにんにくチューブはとても便利なものですが、にんにくチューブとはどういったものなのでしょうか。あまり知られていないにんにくチューブの詳細について紹介します。
にんにくチューブとすりおろしにんにくの違いとは?代用できる?
にんにくチューブはすりおろしたにんにくと違いはあるのでしょうか。次はにんにくチューブの原材料と味わい・臭いのほか、賞味期限やすりおろしにんにくで代用可能かどうかについて解説します。
①原材料
にんにくチューブの原材料は以下の通りです。
・にんにく
・でんぷん
・食塩
・植物油脂
・ソルビトール
・調味料
・酸味料
・香辛料
・安定剤
でんぷんは安く作れるので、商品を増量させるために入れられることが多い添加物です。またソルビトールは食品から医薬品など、甘味をつけるために幅広く使われていますが、発がん性が確認されていない安全性の高い添加物であると言われています。ただし過剰摂取するとお腹を下す可能性があります。
また調味料や酸味料は複数の成分をまとめて表記しているので、安全な成分が使われているのか注意が必要な添加物です。最も気をつけたいのは安定剤ですが、安定剤は食品に粘り気を出すために使われさまざまな食品に使われています。安定剤の原材料には残留農薬や遺伝子組み換えの心配があるため、全く人体に影響を与えないとは言い切れません。
②味わい・臭い
にんにくチューブとすりおろしにんにくでは味や臭いが変わってきます。にんにくチューブはすりおろしにんにくを使った時と比べると新鮮さを感じることができません。またにんにくチューブは、チューブから出してすぐ食べる場合はにんにく特有の臭いを感じますが、時間が経ったり火を通したりすると途端に臭いが弱くなります。
にんにくは臭いを目的として使う場合もあるので、その場合はすりおろしにんにくを使う方が良いでしょう。またにんにくチューブはにんにく以外の添加物が多く使われているので、にんにく自体の辛味や味が薄いほかにも、添加物特有のエグみや雑味を感じる人もいます。にんにくチューブを使う場合は少量に留める方が味のコントロールがしやすいでしょう。
③賞味期限
生のにんにくを常温保存する場合の賞味期限は2週間が目安ですが、添加物を含むにんにくチューブの場合は未開封の場合、常温保存でも賞味期限がとても長いことが特徴です。このような日持ちの長さから、にんにくチューブを常備している家庭も少なくないでしょう。
にんにくチューブとすりおろしにんにくを代用しても問題ない
内臓肉などのクセの強い食材や濃いソース、にんにくの風味と味を活かすペペロンチーノや高価で濃厚なオリーブオイルを使う時はすりおろしにんにくを使う方が良いでしょう。にんにくチューブを使うと他の食材の風味や味に負けてしまうので、これらの場合はすりおろしにんにくの強烈な風味や辛みを活かす方が美味しくでき上がります。
一方でにんにくチューブは味が薄いもののにんにくの臭いは出るので、下処理に時間をかけたくない日常の家庭料理には、にんにくチューブを代用しても十分役立つと言えるでしょう。にんにくチューブとすりおろしにんにくは双方に代用可能ではあるものの、代用する際はそれぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
にんにくチューブの栄養成分や効果・効能は?
生のにんにくは栄養成分を豊富に含み、さまざまな効果・効能があることはよく知られていますが、にんにくチューブの場合はどうなのでしょうか。次はにんにくチューブの栄養成分や効果・効能について紹介します。
①疲労回復
にんにくに含まれる硫化アリルの一種のアリシンという栄養成分は、ビタミンB1と結合することで疲労回復に効果があると言われています。そのアリシンはにんにくをすりおろすなどして細胞を壊して空気に触れることによって発生します。ただし発生したアリシンは10分以上経つと、そのままではその効果が失われていくので油でコーティングすることが必要です。
添加物に植物性油脂などの油分を含むにんにくチューブであれば問題ありませんが、含まないにんにくチューブは栄養面としては劣ると言えるでしょう。