にんにくチューブとすりおろしにんにくの違いは?栄養価や味わい・臭いなど特徴を比較して紹介!
にんにくチューブはどんな調味料か知っていますか?今回は、にんにくチューブの〈原料・味わい・臭い・賞味期限〉など特徴や、栄養成分・効果などを、すりおろしにんにくと違いを比較して紹介します。にんにくチューブの使い方・デメリットや保存方法なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- にんにくチューブとは?
- にんにくチューブとすりおろしにんにくの違いとは?代用できる?
- ①原材料
- ②味わい・臭い
- ③賞味期限
- にんにくチューブとすりおろしにんにくを代用しても問題ない
- にんにくチューブの栄養成分や効果・効能は?
- ①疲労回復
- ②体に免疫力がつく
- ③代謝が上がりダイエットに効果がある
- ④細胞の老化を防ぐ
- ⑤殺菌力がある
- にんにくチューブを使う際のデメリットは?
- にんにくチューブを食べ過ぎると腹痛・胃痛が起こる
- にんにくチューブの1日の適量
- にんにくチューブの保存方法・賞味期限
- 開封後のにんにくチューブの場合
- 開封前のにんにくチューブの場合
- にんにくチューブの使い方・使い道レシピ
- ①豚のにんにく焼き
- ②中華風かき玉スープ
- ③ガーリックトースト
- にんにくチューブをうまく活用しよう
にんにくのアリシンはビタミンB1と結合して疲労回復に効果がある他に、免疫力向上の効果も期待できます。にんにくは風邪の原因となる細菌やウイルスに対する抗菌力を持っているので、毎日少しづつコツコツと食べ続けることで免疫力を維持して風邪に負けない体作りができるでしょう。
③代謝が上がりダイエットに効果がある
にんにくの臭いの元でもある栄養成分のアリシンはビタミンB1の働きを助け、摂取した糖質をエネルギーに変換しやすくする効果があります。またビタミンB1は水溶性なので水に溶けだしやすく排出されやすい面がありますが、アリシンと結合することで排出されにくくなりビタミンB1の効果持続に有効です。
またアリシンはタンパク質と結合することで男性ホルモンのテストステロンを増やします。テストステロンには筋肉を増やす効果があり、筋肉量が増えることで代謝が上がり太りにくい体質になります。またにんにくには優れた血流促進効果があり、血管を拡張することで新陳代謝が活性化されて脂肪分解にも効果的です。
④細胞の老化を防ぐ
にんにくにはジアリルスフィドとアリキシンという強力な抗酸化作用を持つ成分が含まれています。体内で活性酸素が発生すると細胞を傷つけて細胞の老化を早めますが、これらの成分はこの活性酸素の働きを妨げることで細胞の老化も防ぎます。
細胞の老化はがんや心臓の病気、生活習慣病の原因となることが知られているので、にんにくチューブは健康維持にも役立つでしょう。
⑤殺菌力がある
にんにくに含まれるアリシンには強力な抗菌力や殺菌力があります。アリシンを25mプールに1滴に相当する12万倍に薄めてもその効力を失わず、コレラ菌・チフス菌・ブドウ球菌・大腸菌・結核菌などを殺菌するほどの強力な力を持っています。
前述した通り、にんにくには免疫力を高める働きもあるため、相乗効果によって風邪などの予防に大きな効果を発揮するでしょう。
にんにくチューブを使う際のデメリットは?
手軽で便利なにんにくチューブですが、使用する際のデメリットはあるのでしょうか。次はにんにくチューブのデメリットなどを紹介します。
にんにくチューブを食べ過ぎると腹痛・胃痛が起こる
前述の通り、にんにくの栄養成分のアリシンには強力な殺菌効果があります。ただしアリシンは摂りすぎると逆効果になることもあり、その強い殺菌作用によって腸内の善玉菌まで殺してしまって腸内環境が悪くなり、下痢や便秘などが起こる可能性があります。
さらに腸の活動が弱まることで栄養吸収が上手くいかず免疫力が低下し、皮膚や口の中に炎症が起きる場合もあるので注意が必要です。
にんにくチューブの1日の適量
にんにく1片はにんにくチューブ小さじ1杯分と同量だと言われています。にんにく自体の1日の適量が大人で2~3片とされているので、にんにくチューブの場合は1日に小さじ2~3杯程度に収めるようにしましょう。ただし生の状態で食べる場合は胃や腸に刺激が強いので、この限りではありません。また体調が良くないときは食べる量を控えましょう。
にんにくチューブの保存方法・賞味期限
にんにくチューブは添加物が入っているので長期保存が効くものですが、にんにくチューブの保存はどのようにするのが良いのでしょうか。次はにんにくチューブの開封後・開封前の賞味期限や保存方法について紹介します。
開封後のにんにくチューブの場合
開封後のにんにくチューブは約1ヶ月以内に使い切りましょう。また開封後は傷みやすくなるので冷蔵庫に入れて10度以下で保存し、開封後は容器に期限を書いておくと忘れないのでおすすめです。