フォンドボーとは?使い方や代用品は?名前の意味や作り方・レシピなども紹介!

フォンドボーとは何か知っていますか?どのように作るものなのでしょうか。今回は、フォンドボーの名前の意味や味に加えて、作り方や使い方・レシピも紹介します。フォンドボーの代用品や、市販の商品についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. フォンドボーとは?
  2. フォンドボーとは仔牛の骨やスジから作っただし汁
  3. 「フォンドボー」の名前の意味
  4. フォンドボーの味
  5. フォンドボーの作り方は?
  6. 材料
  7. 作り方・手順
  8. フォンドボーの使い方やレシピ
  9. ①ステーキソースとして使う
  10. ②牛肉の赤ワイン煮込み
  11. ③ビーフシチュー
  12. ④牛筋カレー
  13. ⑤ポトフ
  14. フォンドボーの代用品は?
  15. ①コンソメ
  16. ②デミグラスソース
  17. ③ブイヨン
  18. フォンドボーの市販商品のおすすめ
  19. ①キスコ HCQ フォンドボー 1kg(税込2754円)
  20. ②ハインツ フォン・ド・ボー 820g(税込2036円)
  21. ③S&Bフォン・ド・ボーベースフレーク 300g(税込1209円)
  22. フォンドボーを使って料理を作ってみよう

フォンドボーとは?

フランス料理店では、肉料理にフォンドボーを使った茶色いソースがかけられて提供されることがありますが、このフォンドボーとはどのようなものなのでしょうか。フォンドボーの材料や名前の意味、味について解説します。

フォンドボーとは仔牛の骨やスジから作っただし汁

フォンドボーとは、仔牛の骨や筋、くず肉を煮出し手作る茶色いだし汁のことです。仔牛の筋や骨を焼いた後にブイヨンと水を加えて煮立たせ、玉ねぎやトマト等の野菜や香辛料を加えて煮込んで作ります。

「フォンドボー」の名前の意味

フォンドボーの名前は、フランス語のフォンとボーを組み合わせた言葉です。フランス語で「フォン」はだし汁、「ボー」は仔牛を表し、日本語に直訳すると「仔牛のだし汁」を意味します。

フォンドボーの味

フォンドボーは仔牛の骨や香味野菜を煮つめて作るため、牛と野菜の旨みが凝縮した深みのある風味が特徴です。また、仔牛の筋・肉に含まれた脂が染み出すことでコクも生まれ、仕上げに数回だし汁を濾して作られることからまろやかな口当たりがあります。

Twitterの口コミ

1129の日ということでスペアリブ買ってきてフォンドヴォーでポトフ。いつものコンソメと比較するとだいぶ優しい味でよい。

Twitterの口コミ

「和牛フィレ肉のロッシーニ クレッセントスタイル」。

フォアグラとトリュフ、しっとり火入れしたヒレ肉を、フォンドボーとマデラ酒を使った甘みのあるソースに刻みトリュフを入れて食うという、不味くなる要素が無い料理。

旨すぎるわ。

フォンドボーの作り方は?

フォンドボーは仔牛の骨や筋・くず肉のほか、野菜などを使うことは分かりましたが、具体的にはどのような方法で作られているのでしょうか。ここからは、フォンドボーの材料や作り方について、ポイントを交えながら紹介します。

材料

・仔牛骨:10kg
・牛筋:3kg
・玉ねぎ:3kg
・人参:3本
・セロリ:3~4本
・ニンニク:3株
・トマト:3個
・トマトペースト:150g
・赤ワイン:1.5ℓ
・黒粒胡椒:適量
・タイム:20枚

作り方・手順

フォンドボーの作り方や手順は、以下の通りです。

【作り方】
1.余熱したオーブンで仔牛骨と牛筋を焼く
2.トマト以外の野菜を角切りにし、トマトはざく切りにする
3.鍋にサラダ油とニンニクを入れて香りが立つまで焼く
4.鍋に野菜を投入して炒める
5.焼けた仔牛骨と牛筋を加え、赤ワインと水を加えて煮立たせる
6.灰汁を取り、トマト、トマトペースト、赤ワイン、黒粒胡椒、タイムを加える
7.灰汁を取りながら12時間から14時間ほど煮込む
8.2回から3回ほど濾し器を使って濾し、仕上げに煮つめて完成

最初の工程で肉を焼く際には、焦げる直前まで十分に焼くことが重要です。肉にしっかりと焼き目をつけることで、香ばしい香りが立つ濃い色のフォンドボーが作れます。また、灰汁を丁寧に取り除くことで澄んだフォンドボーに仕上がります。

フォンドボーの使い方やレシピ

フォンドボーは肉料理のソースに使われるイメージがありますが、その他にも色々な使い道があります。ここからは、フォンドボーの使い方やレシピを5つ紹介します。

関連する記事