アペタイザーの意味とは？前菜？アンティパスト・オードブルとの違いも比較して紹介！

アペタイザー（前菜）の種類には、以下のものがあります。

・温前菜
・冷菜
・食前酒

料理の具体例をあげるとカルパッチョやブルスケッタ、カナッペ、チーズの盛り合わせなどがアペタイザーにあたります。また、食前酒は甘いアルコール類が基本なので、シャンパンや梅酒が提供されるのが一般的です。

オードブルはもともとフランス語で、スープの前に提供される料理を意味する言葉でした。フランス料理でオードブルにあたるメニューには、以下のものがあげられます。

・エビのカクテル
・アスパラガスのソース添え
・ゆで卵のマヨネーズ添え
・ブルゴーニュ風エスカルゴ
・ナスとモッツアレラチーズのバルサミコソース風
・ガスパチョ

上記以外にも、フランス料理には様々なオードブルがあります。また現在ではフランス語のオードブルが世界中で使われており、ピンチョスやカナッペなどの大皿料理もその名称で呼ばれているのです。

アペタイザーは本格的なコース料理を前に食欲を喚起する前菜を意味しますが、オードブルは料理としてしっかり食べる点が大きく異なります。

アンティパストはイタリア語で前菜を意味し、以下のような料理が提供されるのが一般的です。

・サーモン
・ローストビーフ
・生ハム
・グリーンオリーブ
・カマンベールチーズ
・チェダーチーズ
・カプレーゼ
・茄子のトマト煮
・ポテトサラダ

上記の料理は盛り合わせで提供されることが多い点が、アペタイザーと異なります。アンティパストは、スープやサラダの前に食欲を喚起させる軽食であると覚えておきましょう。

アペリティフはフランス語で食前酒を意味する言葉で、以下のようなものを楽しむのが一般的です。

【飲み物】
・シャンパン
・ワイン
・ビール
・シードル
・パスティス（フランス産のリキュール）
・ポートワイン
・キール

【おつまみ】
・ナッツ類
・ポテトチップス
・オリーブ
・チーズ
・野菜スティック
・カナッペ
・サラミ
・ハム

アペリティフは、本格的なフルコースを食べる前に提供することで、一緒に食事を楽しむメンバーの会話を弾ませることを目的としています。アルコールを飲まない人のためには水や炭酸水、ジュースが用意され、またアペリティフを提供する際にはおつまみとして上記のようなものを用意することが多いです。

なお、アペリティフの目的は食欲を喚起させることなので、あくまでも少量が基本です。