「生卵は危険で食べない」が海外で普通?日本人が安全に食べれる理由とは?

生卵をそのまま生で食べるのは少数派だと知っていますか?今回は、生卵が海外で食べられない理由や、日本では安全に食べられる理由についても紹介します。生卵の日本でも食べると危ない状態についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 生卵を食べる日本は少数派って知ってた?
  2. 生卵は加熱して食べる国がほとんど
  3. 生卵をそのまま生で食べる国は海外にあるの?
  4. 生卵が海外で食べられない理由とは?
  5. サルモネラ菌による食中毒の恐れがあるため
  6. 日本で生卵が食べられるのは徹底した衛生管理のおかげ
  7. 生卵で食べると日本でも危ない状態とは?
  8. 加熱して食べた方が良い生卵の特徴
  9. 腐って食べられない生卵の特徴
  10. 生卵は日本なら食べても安全

生卵を食べる日本は少数派って知ってた?

卵かけご飯やすき焼きなど、日本は生卵を食べる機会が多くあるため、ほとんどの人は一度は生卵を食べた経験があるでしょう。しかし、実はこの日本の食文化は世界の中では少数派のようです。今回は卵を加熱して食べる国がどれくらいあり、日本以外でも生卵を食べる国があるのか紹介します。

生卵は加熱して食べる国がほとんど

実は生卵は加熱して食べる国がほとんどで、生卵を加熱して食べる代表的な国は下記の通りです。

・フィリピン
・アメリカ
・ロシア
・タイ
・中国
・オーストラリア


日本では卵かけご飯をはじめ当たり前のように生卵が食べられていますが、上記の国では生卵を食べる習慣がなく、ほとんどの場合は加熱するか半熟の状態で食べられています。アジアや欧米、北欧など地域に関わらず古くから生卵を食べる習慣がなかった国では、現在でも生の状態で食べることに抵抗があるようです。

ロシアなど国によっては生食可能な卵が販売されているようですが、値段は高価で、かつ加熱した卵が好まれることが多いため少数の人達しか生卵は食べません。

生卵をそのまま生で食べる国は海外にあるの?

日本以外でも生卵を食べる国は、下記の通りです。

・フランス
・チリ
・ポーランド
・韓国
・台湾


生卵を食べる国は日本以外にもあり、生魚ほど親しまれてはいませんが、日本の卵が海外へと輸出され販売もされているようです。ヨーロッパでは、パスタやメレンゲ、シーザードレッシング、韓国ではユッケやチゲなどに使用されています。料理にコクやまろやかさを出すために使用され、日本でいう卵かけご飯のように一般的な家庭料理にも卵の生食が普及しています。

衛生管理がしっかりと整った国では安心して生卵を楽しまれているようですが、十分に整っていない国では卵の生食が普及していないようです。

生卵が海外で食べられない理由とは?

日本以外にも卵を生で食べる国はありますが、生卵を食べる国は少数派と言ってもいいでしょう。日本では、生卵を食べることに抵抗を持たない人が多いですが、海外で生卵が好まれないのには理由があります。ここでは、海外で卵を生食しない理由を解説します。

サルモネラ菌による食中毒の恐れがあるため

卵の殻にはサルモネラ菌が付着していることがあり、この菌を一定数以上を摂取することで食中毒になる危険性が高まります。

サルモネラ菌に感染すると2日程度で発症し、発熱や嘔吐、下痢などの症状が3~4日間程度続きます。ほとんどの場合は安静にしていれば回復しますが、高齢者や子ども、免疫力が低下している人は重症化する危険性があるため注意が必要です。

特に衛生管理が不十分な国では、日本と同じ感覚で生卵を食べると食中毒になる危険性があります。留学や海外旅行などで生卵を食べる機会があった際は控えるか、生食が可能な卵か確認するといいでしょう。

日本で生卵が食べられるのは徹底した衛生管理のおかげ

日本で安心して生卵が食べられるのは、実は徹底した衛生管理のおかげです。日本では以下のような衛生管理が行われています。

・ほとんどの卵が出荷前に殺菌処理を行う
・サルモレラ菌のワクチンを接種する
・餌に抗生物質を混ぜる
・賞味期限の記載


サルモネラ菌は環境中にも存在する菌のため、サルモネラ菌が殻などに付着する可能性が全くないわけではありません。しかし、日本では卵を出荷する前に殺菌処理することが食品衛生法で定められているため、海外ほど感染する可能性が低いです。

上記のような対策をしているおかげで現在では、サルモネラ菌が付着している卵は10万個に3個程度とも言われています。海外でも同程度の衛生管理を行っている養鶏場などの場合は、生卵を食べても食中毒になるリスクは低いと言えるでしょう。

生卵で食べると日本でも危ない状態とは?

日本では徹底した衛生管理のおかげで生卵を安全に食べることができますが、卵の状態によっては生で食べることで食中毒を引き起こす可能性があります。ここでは、危険な状態の卵の特徴を解説するので、しっかりと覚えておきましょう。

加熱して食べた方が良い生卵の特徴

加熱して食べた方が良い生卵には以下のような特徴があります。

・殻にヒビが入っている
・賞味期限を過ぎている
・常温に長く放置した


正しく衛生管理ができている卵でも賞味期限が切れた卵や、殻にヒビが入っている卵、常温に長く放置してしまった卵はしっかりと加熱してから食べるようにしましょう。時間が経つことで品質も低下し、ヒビから細菌が侵入して卵の内部で増殖することもあるため卵かけご飯などにして食べるのは危険です。

なお、卵は加熱することで更に吸収率が高まるようで、半熟卵の状態だと吸収率が96%とも言われていいます。栄養バランスの面でも加熱して食べることはおすすめなので、生卵と加熱した卵をバランスよく取り入れると良いでしょう。

(※卵の賞味期限切れや常温保存について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

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