秋が旬の魚介類といえば?名産地〜美味しい食べ方・レシピまで紹介!

秋が旬の魚介類といえば何か知っていますか?地域によっては食べない魚もあるでしょう。今回は、秋が旬の魚介類を〈旬の月・産地〉など特徴とともに5種類を紹介します。秋が旬の魚介類の美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 秋が旬の魚介類といえば?
  2. 秋が旬の魚介類①秋刀魚(さんま)
  3. 旬の時期・名産地
  4. 食べ方①刺身
  5. 食べ方②塩焼き
  6. 食べ方③甘露煮
  7. 秋が旬の魚介類②鮭(さけ)
  8. 旬の時期・名産地
  9. 食べ方①塩焼き
  10. 食べ方②クリーム煮
  11. 食べ方③ちゃんちゃん焼き
  12. 秋が旬の魚介類③鯖(さば)
  13. 旬の時期・名産地
  14. 食べ方①竜田揚げ
  15. 食べ方②鯖の味噌煮
  16. 食べ方③しめ鯖
  17. 秋が旬の魚介類④鮪(まぐろ)
  18. 旬の時期・名産地
  19. 食べ方①刺身
  20. 食べ方②マグロとアボカドのサラダ
  21. 食べ方③レモンバターソテー
  22. 秋が旬の魚介類⑤鰹(かつお)
  23. 旬の時期・名産地
  24. 食べ方①刺身
  25. 食べ方②煮物
  26. 食べ方③カツ
  27. 秋が旬の魚介類を食べてみよう

秋が旬の魚介類といえば?

スーパーの魚売り場では常にさまざまな魚が通年並んでおり、旬の魚がどれなのかわからないことがあります。9月10月11月の旬の秋の魚は何があるでしょうか。秋の味覚は魚に限らず非常に多く豊富に揃う秋だからこそ、旬の食材をうまく使って料理や食事を楽しみましょう。ここでは秋が旬の魚を紹介します。

秋が旬の魚介類①秋刀魚(さんま)

秋の魚と聞いて真っ先に秋刀魚を思い起こす人も多いでしょう。春にも秋刀魚の旬はありますが基本的には秋が旬の印象が強い魚です。まずはさんまの旬の詳しい時期や名産地を見てみましょう。美味しく食べられるレシピも紹介するので参考にしてみてください。

旬の時期・名産地

漢字に秋の文字がつくほど秋の魚の印象が強い秋刀魚は9月前半から10月にかけてが旬になります。光に集まる習性を利用した漁が行われ、昔は漁獲量の多い魚ですが、年々価格が上昇傾向になっているようです。産地は太平洋沖全般とされ、最も多い水揚げ量を誇るのは北海道で宮城、福島と続きます。

11月ごろまで店頭には比較的安く並びますが、冷凍の秋刀魚が増えてくるので生秋刀魚を食べるなら一か月の短い間が狙い目と言えるでしょう。

(*秋刀魚の旬の時期について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

秋刀魚(さんま)の旬の時期・季節は?栄養価は?選び方やさばき方・レシピを紹介!

食べ方①刺身

1.腹から顎部分まで包丁を入れて割き、えらを取る
2.内臓を取ったら水洗いする
3.内部や表面などをキッチンペーパーで優しく拭き取る
4.両面のかまと尾ヒレの部分に切れ込みを入れておく
5.三枚におろす
6.腹骨を取り除く
7.中骨を取り除き皮を引く
8.飾り包丁を入れて長さをそろえたら盛り付けていく

どの料理にするにも鮮度が良いにこしたことはありませんが、特に刺身にする場合秋刀魚はできる限り鮮度の良いものを選びましょう。顎の部分が黄色くなっているものが鮮度の良い秋刀魚です。秋刀魚は細いうえ、皮が薄いので他の魚よりも独特の手順が多いですが、慣れると手際よくさばけるようになってきます。

洗うときには血合いをしっかり掻きだして綺麗に洗うのがポイントです。

食べ方②塩焼き

出典: https://cookpad.com/recipe/3419548

秋の味覚のイメージでさんまの食べ方の定番とも言える塩焼きは、手軽に作れ手間もかからないレシピです。グリルで焼く場合は網の張り付きが気になることがありますが、網に酢を薄く塗って予熱することで張り付きにくくなるので試してみてください。

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食べ方③甘露煮

出典: https://cookpad.com/recipe/1590366

秋刀魚に以外にイワシにも使えるレシピです。どちらも小骨が多く子供には食べにくい魚ですが、圧力鍋を用いて甘露煮にすることで骨も丸ごと食べられるのでカルシウムも摂取できます。味付けも濃いめなので作り置きができ、お弁当やおつまみにもおすすめです。

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秋が旬の魚介類②鮭(さけ)

秋刀魚と並んで秋の味覚と呼ばれることが多いのは鮭です。普段からよく販売されることの多い魚ですが、旬の季節になると多量の鮭がスーパーに並ぶことが多いです。大きな切り身が並ぶこともあるので、焼き鮭以外にもさまざまなレシピに挑戦できる食材でもあります。

旬の時期・名産地

日本で水揚げされている鮭は白鮭と呼ばれる種類で、旬は9月から11月になりますが川を上ってくるため10月ごろまでは脂が落ちています。そのためこの時期の鮭はあっさりとした味わいが特徴で、脂が乗った鮭が好きなら11月中旬以降の鮭がおすすめです。

主な産地は北海道、岩手、青森と北日本が主流ですが、回遊魚であるだけに月によっても各地域の漁獲高が異なってきます。北海道は9月から10月、岩手は9月から1月、青森は10月から11月が旬になっているので、鮭の産地や美味しさに拘りたいなら参考にしてみてください。

(*鮭の旬の時期について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

鮭の旬の時期・季節はいつ?種類・産地で違う?選び方・栄養価やレシピのおすすめなど紹介!

食べ方①塩焼き

出典: https://cookpad.com/recipe/2818865

秋の味覚をシンプルに楽しむなら、塩焼きにするのが一番でしょう。旬の鮭は他の季節よりも脂が乗ってコクがあり、ふっくらとした身になっているのが特徴です。また、生鮭を購入すれば自分の好みの塩加減にできるのでおすすめです。

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食べ方②クリーム煮

出典: https://cookpad.com/recipe/6507460

寒い季節に食べたくなるのは洋食ではクリーム煮があります。秋にはキノコ類のほか玉ねぎの旬でもあるので、秋の味覚を堪能したいならぴったりのレシピとも言えるでしょう。また、11月ごろには白菜も美味しい季節になってくるので合わせて楽しむのもおすすめです。

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食べ方③ちゃんちゃん焼き

出典: https://cookpad.com/recipe/4099928

鮭のちゃんちゃん焼きは元々は北海道の漁師たちが鮭やありあわせの野菜と調味料をアルミに包んで船の煙突に突っ込んで作っていた豪快な料理が元となっています。野菜がたっぷり食べられるうえ、ホットプレートで蒸し焼きにして作れるので簡単でも豪華な食事となります。

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秋が旬の魚介類③鯖(さば)

出典:https://dialysis.medipress.jp/hint-of-life/meal/70

年間を通して安く購入できる鯖は秋が旬であり、秋鯖と呼ばれています。脂が乗っておいしい秋の味覚でナスと同じく「秋鯖は嫁に食わすな」と言われるほどです。身近な魚ですが、秋にはぜひ食べて欲しいおすすめの魚なので、紹介するレシピを参考に作ってみてください。

旬の時期・名産地

鯖は種類が豊富で、日本では真鯖や胡麻鯖が販売されていることが多いです。基本的には10月から11月にかけてが旬になるのは秋の魚の真鯖で、胡麻鯖は夏の鯖となり季節によって販売されている鯖は違います。

日本各地で水揚げされるのでそれほど高価な魚ではなく、庶民的な魚ではありますが、主な産地は茨城県や長崎県があり、有名なものでは神奈川県の松輪鯖や関鯖などがあります。

(*鯖の旬の時期について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

鯖の旬の時期・季節はいつ?種類で違う?栄養価や食べ方のおすすめも紹介!

食べ方①竜田揚げ

出典: https://cookpad.com/recipe/6548387

鯖は焼き鯖や味噌煮など、さまざまなレシピがあるもののその分手間がかかるものはつい避けがちになることもあるでしょう。鯖の竜田揚げは、カレー粉やケチャップを絡めたりと味のレパートリーを変えることで、子供にも喜ばれる一品に出来上がります。

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食べ方②鯖の味噌煮

出典:https://ameblo.jp/mai0411sakura/entry-12801816864.html

鯖のレシピの定番とも言える鯖の味噌煮は、作ってみると奥が深く作り方次第で絶品に仕上がります。普段味噌煮を作ったり食べたりしないならぜひ挑戦してみましょう。味噌の種類を変えていつもと違う味わいを作るのも楽しいものです。

詳細はこちら

食べ方③しめ鯖

出典: https://cookpad.com/recipe/6543887

しめ鯖は一見難しく感じるものの、三枚おろしさえできればそれほど難しいものではありません。できないなら購入するときにお願いして捌いてもらいましょう。10月頃から販売されている鯖なら肉厚でおいしいしめ鯖が作れます。

しめ鯖!塩ふり満遍なく、簡単で美味しい by 赤穂あらなみ塩 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

秋が旬の魚介類④鮪(まぐろ)

通年お寿司や刺身のネタとして販売、食されていることの多い鮪も秋の魚です。普段鮪を食べない場合でも秋になったらぜひ食べることをおすすめします。また、鮪の種類によって産地などはさまざまなので、好みの味わいに合わせたマグロを選んでみましょう。

旬の時期・名産地

鮪の中でも本鮪と呼ばれる黒鮪は各地でいくつか産地があり、その中でも青森県の大間の鮪はブランド化され一本釣りとしても知られています。旬は9月〜12月とされており、水温の低い津軽海峡で育った黒鮪は脂がよく乗っています。鮪が好きなら秋の味覚として、ぜひ食べてみてください。

他の鮪もさまざまな時期に水揚げされていますが、キハダマグロやビンナガマグロは6月から11月、11月から12月にかけておいしくなるのでそちらも味わってみましょう。どれも味の特徴が違うため、食べ比べをするのもおすすめの季節です。

(*マグロの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

マグロの旬の時期は?種類で違う?選び方・栄養価やレシピを紹介!

食べ方①刺身

1.皮を下にして血合いを取る
2.山になっている部分を取る
3.マグロに垂直に包丁を入れて皮を取りサクを取っていく
4.山になっている部分は中骨を取ったのちにサクにしていく
5.そぎ切りなどで刺身にしていく

マグロを丸ごと購入する家庭はあまりありませんが、コロと呼ばれる塊の状態なら販売してくれるお店はあります。マグロを多量に食べたいならコロの状態で購入し、自分でサクを取ってみましょう。好みの大きさの刺身や好きな部位が食べられます。また、血合いの部分は焼くとステーキのように食べられ、こちらもおいしくいただけます。

食べ方②マグロとアボカドのサラダ

出典: https://cookpad.com/recipe/6479870

鮪は生で食べることが多いだけに、サラダなどの生野菜との相性も良いようです。10月ごろからは涼しくなることが多いのであまりサラダを食べなくなる場合でも、鮪に含まれるミネラルやビタミンが代謝を上げてくれるので作ってみてください。

まぐろとアボカドの和風サラダ by 袋井市(静岡県) 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

食べ方③レモンバターソテー

出典: https://cookpad.com/recipe/6373522

洋風の鮪料理を食べたいなら、ソテーにするとマグロの風味や味わいが引き立ちます。白ワインにも合うので、10月から11月ごろのワインの新作を楽しむときのお供としてもおすすめの一品です。サクで購入した時は、そぎ切りにして薄く切るのがポイントです。

まぐろのレモンバターソテー by うさこのおうち 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

秋が旬の魚介類⑤鰹(かつお)

鰹は鰹のたたきで知られていますが、炙らず生で食べる鰹も秋の魚としておすすめの食べ方です。火を通すとぱさつきがちな鰹の身ですが、旬にはさまざまな食べ方で楽しんでみましょう。丸魚の状態で販売されていることもあるのでぜひ購入してみてください。

旬の時期・名産地

鰹は回遊魚で、旬も春と秋の2回あることで知られています。3月〜5月にかけての春に獲れる鰹は初鰹と呼ばれ、9月頃から三陸沖周辺で水揚げされた秋の魚は戻り鰹といいます。9月から日本各地で水揚げが開始され、11月までに鹿児島まで南下すると漁が終了となるので、鮮度にこだわるなら産地を注意深く見る必要があるでしょう。

鰹のたたきで知られるのは高知県ですが、漁獲量は5位とそれほど高くはなく静岡が1位、東京が2位となっています。高知県で秋の味覚として本場の鰹のたたきが食べたいなら、10月から11月がおすすめです。

(*カツオの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

カツオの旬の時期・季節はいつ?名産地は?選び方やレシピのおすすめも紹介!

食べ方①刺身

1.鱗を包丁ですきながら切る
2.腹鰭に三角に包丁を入れ、尻から腹まで切ったら頭とともに内臓も取り出す
3.血合いに包丁を入れ、洗って血を抜く。しっかり水気をきる
4.背びれの両側に包丁を入れ、包丁でたたいて背びれを落とす
5.腹から尾まで中骨に沿って包丁を入れ、さらに背の部分から包丁を中骨に沿って入れる
6.身をはがす
7.腹骨をすいて取る
8.策切りにして血合いと中骨を一緒に落とす
9.皮を引いて刺身にする

鰹といえば鰹のたたきを想像しますが、9月から10月にかけての戻り鰹は肉厚でもっちりとした味わいが特徴です。丸魚の状態で販売されていることがあったらぜひ購入して捌いてみましょう。大きくて少し大変ですが、コツさえつかめば簡単にさばけるようになり鮮度の高いおいしい刺身が食べられます。

食べ方②煮物

出典: https://cookpad.com/recipe/4222481

鰹は火を通すとパサつきがちになりますが、油の多い9月からの戻り鰹ならそれほど気にならないでしょう。しょうがをたっぷり使って、季節の変わり目である9月や11月に体を冷やさずに過ごせます。蒟蒻やゴボウなど、さまざまな食材と一緒に煮てみるのも良いでしょう。

鰹の煮物 by Maho1103 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

食べ方③カツ

出典: https://cookpad.com/recipe/6192305

鰹は旬がずれると鰹のたたきばかりになるので、生鰹が手に入る秋には鰹を使ったレアカツを作ってみましょう。刺身のイメージが強い鰹ですが、洋風にも仕上がり夕飯のおかずのほかお酒のおつまみにもおすすめの一品です。

カツ!カツオのレアカツ!カツ!カツ!カツ by 沖縄沖縄沖縄 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

秋が旬の魚介類を食べてみよう

9月から11月まで多くの秋の味覚があり、紹介した魚以外にもさまざまな秋の魚があります。旬を知ることで毎日の食事を決めるのも充実するほか、よりおいしい料理を楽しめるので普段魚を食べなくても、購入するのがおすすめです。また、野菜やキノコ類などの一緒に合わせる食材も豊富に揃う季節なので、普段食べないレシピにも挑戦してみてください。

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