鮭の旬の時期・季節はいつ?種類・産地で違う?選び方・栄養価やレシピのおすすめなど紹介!
鮭の旬の時期を知っていますか?1年中目にする魚ですが、旬はおいしさがアップします。今回は、鮭の旬の時期・季節や、主な産地・生産量などを紹介します。鮭の選び方や栄養価のほか、さばき方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
鮭の旬の時期はいつ?
鮭の旬はいつかと聞かれたら、秋と答える人が大多数でしょう。しかし実際は鮭の旬は年に何度かあり、ここでは、鮭の旬の時期や種類について説明します。
鮭の旬の時期・季節は種類によって違う
鮭にはいくつかの種類があり、旬の時期が異なります。
種類 | 旬の時期 |
秋鮭(白鮭) | 9~11月 |
時鮭(白鮭) | 5~7月 |
紅鮭 | 5月下旬から8月 |
銀鮭 | 4~7月 |
キングサーモン | 4~6月 |
トラウトサーモン | 6~8月 |
北海道で獲れる白鮭は、収穫時期によって名称が変わります。産卵時期に獲れるものを「秋鮭」、春先に生まれた川に戻る希少種を「時鮭」または「時知らず」といいます。宮城産の紅鮭や銀鮭、海外産のキングサーモンやトラウトサーモンなど、種類によって旬の時期はバラバラです。
(*鮭の種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
鮭とはどんな魚?
旅行先での朝食やお弁当でもよく目にする鮭は、日本人になじみ深い魚の一つです。旬の違いだけでなく、産地や漁獲高を知っておくと、スーパーなどで購入する際にも役立つはずです。ここでは、鮭の生態や特徴、主産地と生産量について説明します。
鮭の生態・特徴
鮭は種類を問わず寒流を好むため、北の海に生息しており、南限が日本となっています。北海道で生まれる白鮭の場合は、秋に産卵された卵が翌年の春に孵化し、川を下って海に出ます。そして北海道沿岸からベーリング海峡までを長い時間をかけて回遊し、4年前後に生まれた川で産卵するために戻るのです。
鮭の切り身はオレンジや赤であるのが一般的ですが、実は白身魚に分類されます。エサとして赤いエビやカニを食べることから、身が赤くなるという特徴をもっているのです。
鮭の主産地・生産量
政府統計「海面漁業生産統計調査(2018年)」にある「大海区都道府県振興局別統計 魚種別漁獲量(さけ・ます類細分類)」によると、日本における鮭の主産地は以下の通りです。
▼鮭の主産地・生産量
①北海道:67,700t
②岩手県:8,911t
③青森県:3,945t
④宮城県:2,302t
⑤秋田県:540t
日本で獲れる鮭のほとんどが白鮭なので、秋が旬といわれるのです。
鮭の選び方や栄養価は?
旬の時期なら脂ののった生鮭を購入し、自分好みで塩を振って保存したり、新鮮なうちに生食を楽しむのも良いでしょう。そう考えると、鮭の選び方や栄養価について知っておきたいところです。ここでは、鮭の選び方のポイントと栄養価・効能について説明します。
鮭の選び方のポイント
新鮮で栄養価の高い鮭を選ぶために、覚えておきたいポイントは以下の通りです。
▼鮭の選び方のポイント
・切り身のオレンジがキレイである
・身がしまっている
・皮がキレイな銀色である
・ツヤがある
・さしが多い
鮭はさしが多い方が甘みが強くなります。骨周りに赤いものが付着している場合は、時間が経過しているので避けましょう。