鮭の旬の時期・季節はいつ?種類・産地で違う?選び方・栄養価やレシピのおすすめなど紹介!
鮭の旬の時期を知っていますか?1年中目にする魚ですが、旬はおいしさがアップします。今回は、鮭の旬の時期・季節や、主な産地・生産量などを紹介します。鮭の選び方や栄養価のほか、さばき方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
鮭の栄養価・効能
鮭に含まれる栄養価と効能を紹介します。
【しろさけの基本的な栄養】
・100gあたりのカロリー:133kcal
・水分:72.3g
・たんぱく質:22.3g
・脂質:4.1g
・炭水化物:0.1g
【特殊成分】
・アスタキサンチン
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
・EPA(エイコサペンタエン酸)
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
鮭に含まれるアスタキサンチンはカロテノイドの仲間で、他にはビタミンEやβカロテンが含まれています。これらの成分は眼精疲労の改善やがん病予防、抗酸化作用によるアンチエイジングや疲労回復効果もあるといわれています。EPAは血液をサラサラにするので、心筋梗塞や脳血栓の予防、血液中のコレステロール値や血糖値を下げることにも効果的です。
DHAは脳や神経の発達を促したり、その機能を維持する働きがあります。そのため、学習能力や記憶力向上に効果的といわれています。さらにビタミンDやビタミンB12、ビタミンB6も豊富です。
(*鮭の栄養素と効能ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
鮭のさばき方
鮭は長期保存ができるので、1本買ってさばくのがおすすめです。ここでは、鮭のさばき方を紹介します。
▼鮭のさばき方
①鮭の表面にあるぬめりがなくなるまで、流水で洗う
②胸ビレ・腹ビレ・背ビレ・尻ビレを、調理ばさみで切る
③肛門に包丁を入れ、胸に向かってお腹を開いていく
④包丁でエラと胃袋の付け根を切り離す
⑤お腹から白子または筋子と共に内臓を取り除く
⑥エラも取り除く
⑦お腹の中を流水でキレイに洗浄する
⑧包丁で中骨にそって切れ目を入れる
⑨メフンと呼ばれる腎臓をスプーンで取り除き、流水で洗う
⑩頭の部分の肩あたりから包丁を入れ、頭を切り離す
⑪中骨の上に包丁を入れ、骨にそって胸から尾まで動かし、上身をそぐ
⑫中骨の下に包丁を入れ、骨にそわせて動かし、三枚おろしにする
⑬切り身にしたい場合は身を下にして、皮から好みの大きさに切る
冷凍保存したい場合はまず塩水で、その後に流水で洗い、空気が入らないようにラップで包みましょう。
鮭の旬の食べ方・レシピのおすすめ
旬の鮭は刺身や生寿司として食べることもできますが、脂がのっている時期だからこそ調理して食べるのもおすすめです。そのまま焼いても美味しいですが、せっかくならひと手間加えたいところです。ここでは、旬の鮭の食べ方として、5つのレシピを紹介します。
①鮭のホイル焼き
鮭のホイル焼きは、フライパン一つで手軽にできる時短料理です。しかし、鮭から出るだしが、一緒に包んだ野菜にしみ込み、食欲を増進してくれる一品です。しめじやもやしの他、薄切りにしたニンジン、白菜などを加えるのがおすすめです。
②鮭の漬け焼き
新鮮な生鮭に下味を加えることで、より美味しさを引き立ててくれる一品です。朝食や夕食のメニューとしてだけでなくお弁当にもピッタリで、白いごはんが進みます。焼いたみりん焼きの身をほぐしてごはんに混ぜ込み、おにぎりにして食べるのもよいでしょう。
↓詳しい作り方・レシピはこちら↓
③秋鮭と里いもの炊き込みごはん
秋鮭をおいしく食べるなら、10~12月に出荷が増える里いもと一緒に炊き込みごはんにしてみましょう。里芋のねっとり感があり、いつもの混ぜごはんとはひと味違う美味しさが味わえます。ぎんなんが味にアクセントを加えてくれます。
↓詳しい作り方・レシピはこちら↓