じゃがいもの皮が緑・青いのは危険?安全な食べ方は?緑化を防ぐ保存法も紹介!
【管理栄養士監修】じゃがいもが緑化・青い色になぜ変色するのか知っていますか?大丈夫・危険のどっちでしょうか?今回は、緑化・青いじゃがいもを安全に食べる方法や変色を防止する保存方法なども紹介します。中身が緑の場合も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
じゃがいもを安全に食べる方法にはどんな方法があるのでしょうか。また、緑色に変色したり発芽したじゃがいもはもう食べることはできないのでしょうか。
和菜
管理栄養士
じゃがいもは、免疫力を高めるビタミンC、糖質の代謝を促すビタミンB1、むくみに効果的なカリウムなど栄養価も高く、日々の食生活に上手に取り入れていきましょう♪
加熱しても毒性は消えない
じゃがいもの有毒な部分は、たとえ加熱したとしても毒性は消えないので、注意が必要です。ただし、しっかり取り除くことで食中毒を防ぎ食べることができます。
対処法①皮を厚めに剥く
じゃがいもの皮で緑色や青い色に変色している場合、その部分の皮は厚めにむき、確実に変色部分を取り除くことが必要です。多くの場合は皮の下も変色しているので、変色部分が完全になくなるまでむきましょう。変色部分のまわりもしっかり皮をむいたほうが安全です。
対処法②芽を根本から取る
皮と同様に、じゃがいもの芽がある場合も根本から取り除くことが必要です。根が深い場合もあるので、包丁のあごで奥深くまでくり抜いて取り除くようにしましょう。芽を取ることのできる皮むき器などを利用しても良いです。小さな芽もつまようじなどで丁寧にこそぎとりましょう。
(*じゃがいもの芽の毒性や、芽が出たじゃがいもは食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
じゃがいもの中身が緑色・青いの場合は大丈夫?
じゃがいもの皮の緑色や青い色を取り除いても、まだ表面に緑色の変色が残っていることもあります。この場合はどうなのでしょうか。
中身が緑の場合も毒性があり危険
じゃがいもの中身が緑色の場合も、ソラニンやチャコニンが含まれている証拠です。皮をむいても表面に緑色の部分が残っている場合、白い表面が出るまでじゃがいもの身を削り取り、毒素が含まれた部分を食べてしまわないようにしましょう。
じゃがいもの緑化・発芽を防ぐ方法は?
それでは、じゃがいもを安全に食べるために緑化や発芽を防ぐための保存方法を紹介します。