ライムはどんな果物?レモンとの違いは?味わい・匂いや栄養・効果など比較して紹介!
ライムはどんな果物か知っていますか?今回は、ライムの種類・品種やレモンとの違いを〈味わい・匂い・栄養価〉など特徴で比較して紹介します。ライムの保存方法や使い方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
タヒチライムもメキシカンライムのように薬味や香りづけのようにして使用しますが、種が果実の中にないので、カクテルづくりなどで種が気になる場合にはタヒチライムの方がおすすめです。大きさはメキシカンライムよりやや大きく、形も一番レモンに似た品種です。
ライムとレモンの違い
ライムによく似た果物にレモンがあります。色などの見た目の違いはあるものの、どちらも薬味や料理の彩りとしての役割が強くそのまま食べることはあまりありません。このライムとレモンの違いについて、栄養の面やそれぞれの効能などの面から詳しく見てみましょう。
①味わい・匂い
レモンとライムは料理の添え物やアクセントとして使われることが多く同じ柑橘系の果物である点では共通していますが、種類は全く違います。レモンは酸味が強く、香りも比較的マイルドですが、ライムは酸味よりも苦味が強く香りも独特です。
どちらもカクテルなどのお酒には使われますが、ライムの方が苦みや香りがアルコールとの相性が良く、モスコミュールやジントニックなど多くのカクテルに使われています。カクテルを自分で作るなら、香りや味わいを理解したうえで作ると美味しく出来上がります。また、エスニック料理にも香りの良さからライムが使われることが多いようです。
②栄養価・効能
レモン | ライム | |
ビタミンC | 50mg | 33mg |
カリウム | 100mg | 160mg |
葉酸 | 19μg | 17μg |
※100gあたりの含有量です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記はレモンとライムの栄養価を比較した表です。レモンもライムもそのまま食べるものではないので、100gも一度に食べることはありませんが、風邪の予防で知られるビタミンCを摂取したいならライムよりもレモンを食べた方がよさそうです。また、ビタミンCの豊富さから、美肌効果を得たい時にもレモンにした方が良いでしょう。
むくみに効果的なカリウムはライムの方が豊富に含まれているので、塩分の多い料理を食べてむくみやすいなら、添え物はライムがおすすめと言えます。このように、得たい健康や美容への効果によってレモンとライムを使い分けると良いでしょう。
ライムの保存方法・期間は?
ライムを一度に多量に使用することはそれほど多くなく、保存方法に迷うことがありますが、ライムの保存方法はどのようにするのが適切なのでしょうか。また、保存期間も知っておけばおいしい期間のうちに食べ切ることができるので、参考にしてください。
ライムは常温でも保存できる
ライムは切っていないなら常温保存も可能なので、以下のポイントをおさえて保存しましょう。
・直射日光を避ける
・涼しい場所で保管する
ライムは酸味が強い果物で雑菌の繁殖がそれほど早くありません。そのため常温の涼しい場所でなら一週間程度保存ができます。香りも良いので涼しい季節なら香りの楽しめるインテリアとしてもよさそうです。
ライムの長期保存は冷凍・冷蔵がおすすめ
ライムを長期的に保存をするなら冷蔵庫か冷凍庫に保存しましょう。
【冷蔵保存】
1.ラップに包むかポリ袋に入れる
2.野菜室で保存する
【冷凍保存】
1.使いたい大きさに切るか、しぼって果汁にする
2.一つ一つラップに包むか製氷器などに入れて保存する
この方法で、冷蔵庫なら2週間、冷凍庫なら3週間程度保存が可能です。ただし、あまり長く保存しておくと劣化につながり、風味や香りが劣化するので早めに使い切りましょう。冷凍したものを解凍するときは、冷蔵庫に移動させるか涼しい場所で自然解凍させます。
ライムの使い方・レシピのおすすめ
ライムの使い方やおすすめのレシピを紹介します。爽やかな香りが特徴のライムはいつもの食事に少し添えるだけで違った料理の味わいになるので、普段使うことがないなら試してみましょう。また、多量にライムをもらった時のレシピも紹介するので参考にしてください。