羅漢果(ラカンカ)とは?副作用・危険はない?効能や食べ方なども紹介!
羅漢果という甘味料を知っていますか?カロリー・糖質面で優れ、砂糖の代用品として注目されています。今回は、羅漢果の食べ方・活用法や、〈糖尿病〉などへの効果・効能も紹介します。羅漢果の危険性・副作用はないかなど安全面についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 羅漢果(ラカンカ)とは?どんな甘味料?
- 羅漢果は中国原産の天然甘味料
- 羅漢果の最大の特徴はゼロカロリー&血糖値をあげない甘味料であること
- 羅漢果のエキスは砂糖の50倍の甘さを持つ
- 羅漢果の食べ方・活用例は?
- 羅漢果を使う際のポイント
- 羅漢果の活用例
- 羅漢果の効能は?
- ①糖尿病の予防・対策になる
- ②抗酸化作用があり生活習慣病予防になる
- ③抗炎症作用によりアレルギー反応を抑えられる
- ④腸内環境を整えて便通がよくなる
- ⑤歯を健康に保ち虫歯を予防する
- ⑥咳止めに効果がある
- 羅漢果の安全性は?危険・副作用の恐れはない?
- 適量であれば羅漢果の直接的な副作用・危険はないとされる
- 羅漢果の甘さに慣れて他の甘味料を取り過ぎてしまう危険性はある
- 羅漢果の安全に活用したレシピ
- ①羅漢果プリン
- ②羅漢果を使った黒煮豆
- ③羅漢果入り食パン
- 羅漢果を使う場合は取り過ぎに注意
羅漢果(ラカンカ)とは?どんな甘味料?
羅漢果とはあまり聞きなれない言葉ですが、どのような植物なのかを知っている人は少ないかもしれません。今回は羅漢果という植物がどういったもので、どのように使われているのかについて紹介します。
羅漢果は中国原産の天然甘味料
羅漢果は独特の強い甘味がある植物性の天然甘味料で、中国の広西壮族自治区の桂林が原産です。羅漢果はウリ科の多年草植物で、直径5cm前後のボール状の形が特徴的です。
また羅漢果は中国の国家保護植物に指定されている植物なので、生の羅漢果は国外へ持ち出しができず中国国外に出る場合はいずれかの加工をされています。そのため日本国内で販売されている羅漢果は、乾燥している羅漢果かもしくはエキスになっています。
羅漢果の最大の特徴はゼロカロリー&血糖値をあげない甘味料であること
羅漢果は甘味が特徴的な植物ですが、砂糖とは違って羅漢果の甘味成分は摂取しても体内で吸収されずに排出されるので、羅漢果は体内でエネルギー源となりません。そのため羅漢果のカロリーはゼロカロリーで血糖値も上げないので、糖尿病の食事療法や、また肥満による生活習慣病の予防のためにさまざまな食品で砂糖の代替甘味料として使われています。
羅漢果のエキスは砂糖の50倍の甘さを持つ
前述した通り、中国国内では生の羅漢果が手に入りますが、日本国内で手に入る羅漢果は乾燥したものかエキスになったものが出回っています。そのエキスは羅漢果を煮出して作ったものなので砂糖の約50倍もの甘さを持っています。
また近年、砂糖の300倍もの甘味を持つ羅漢果の濃縮エキスも発売されるようになり注目を集めていますが、価格が高価なので普段使いには使いにくいと感じる人も多いようです。
羅漢果の食べ方・活用例は?
中国原産の羅漢果は甘味料としてはどのような食べ方があり、またどのような活用法があるのでしょうか。次は羅漢果を使うときのポイントや活用例について紹介します。
羅漢果を使う際のポイント
羅漢果の甘味は砂糖の甘味とは違って独特でクセのある味なので、羅漢果を100%使用した濃縮エキスなどは、食品に加えると想像していた通りの味にならないこともあります。コーヒーなど飲み物だけではなく料理に加えるときも、その都度希釈して味見をしながら調整することがポイントです。
羅漢果の活用例
カロリーゼロの羅漢果の活用例は以下の通りです。
・コーヒーや紅茶の砂糖代わりに入れて飲む
・プレーンヨーグルトや酸味のある果物に振りかけて食べる
・朝食のパンに振りかけて甘味を足して食べる
・煮込み料理などさまざまな料理の甘味つけや隠し味に使う
・肉や魚の臭み取りなどの下処理に使う
・漬物や和え物、酢の物の隠し味に使う
・羅漢果をぬるま湯に溶き羅漢果ジュースを作る
・ぜんざいやお汁粉の甘味料として使う
砂糖を使う代わりに羅漢果を使うことで少量でも甘味がしっかり出るので、料理が楽になると感じる人もいるかもしれません。またダイエット中でカロリーは押さえたいが、甘味も欲しいというときには羅漢果を使用しましょう。羅漢果は糖質を含んでいますが体内に吸収されないのでダイエットにはおすすめの食材です。
羅漢果の効能は?
糖質はあるもののゼロカロリーで血糖値が上がりにくい羅漢果には、他にどのような嬉しい効能があるのでしょうか。次はゼロカロリーの羅漢果を摂取することによって期待できる体への効能について紹介します。