羅漢果(ラカンカ)とは?副作用・危険はない?効能や食べ方なども紹介!

羅漢果という甘味料を知っていますか?カロリー・糖質面で優れ、砂糖の代用品として注目されています。今回は、羅漢果の食べ方・活用法や、〈糖尿病〉などへの効果・効能も紹介します。羅漢果の危険性・副作用はないかなど安全面についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 羅漢果(ラカンカ)とは?どんな甘味料?
  2. 羅漢果は中国原産の天然甘味料
  3. 羅漢果の最大の特徴はゼロカロリー&血糖値をあげない甘味料であること
  4. 羅漢果のエキスは砂糖の50倍の甘さを持つ
  5. 羅漢果の食べ方・活用例は?
  6. 羅漢果を使う際のポイント
  7. 羅漢果の活用例
  8. 羅漢果の効能は?
  9. ①糖尿病の予防・対策になる
  10. ②抗酸化作用があり生活習慣病予防になる
  11. ③抗炎症作用によりアレルギー反応を抑えられる
  12. ④腸内環境を整えて便通がよくなる
  13. ⑤歯を健康に保ち虫歯を予防する
  14. ⑥咳止めに効果がある
  15. 羅漢果の安全性は?危険・副作用の恐れはない?
  16. 適量であれば羅漢果の直接的な副作用・危険はないとされる
  17. 羅漢果の甘さに慣れて他の甘味料を取り過ぎてしまう危険性はある
  18. 羅漢果の安全に活用したレシピ
  19. ①羅漢果プリン
  20. ②羅漢果を使った黒煮豆
  21. ③羅漢果入り食パン
  22. 羅漢果を使う場合は取り過ぎに注意

糖質を含む食材であるのは砂糖と同じですが、砂糖とは違って羅漢果の甘味成分は体内でエネルギーとして使われることがないため、血糖値の上昇がありません。実際には羅漢果は糖質を含んだ甘味料ではあるものの、そういった理由から糖尿病にならないための予防・対策にもなり、糖尿病食にも多く使用されています。

②抗酸化作用があり生活習慣病予防になる

羅漢果には優れた抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きによって生活習慣病を予防する効能が期待できます。また羅漢果の甘味成分にある抗酸化作用によって脳内の活性酸素を除去する効能も認められています。脳細胞の委縮によって起こるボケの防止や脳梗塞・脳血栓の予防など脳機能障害等の予防に効果的です。

③抗炎症作用によりアレルギー反応を抑えられる

羅漢果エキスの甘味成分を投与することによって、炎症作用を引き起こすヒスタミンの放出を抑える効果が認められており、その効果によって抗炎症作用が期待できるとされています。

また同じく、ヒスタミンの放出によって起こるアレルギー反応にも効果があると言われいます。このことから羅漢果を摂取することによって花粉症や鼻づまり、皮膚のかゆみ等を緩和できる効能が期待できるでしょう。

④腸内環境を整えて便通がよくなる

羅漢果エキスの甘味成分には腸内の善玉菌を増やす効果があると言われており、腸内に善玉菌が増えることで腸内環境を整える効能が期待できます。また羅漢果は食物繊維が豊富なので整腸作用に優れていて、便秘の改善に効果的です。便通がよくなることでダイエット効果も上がるので、ダイエットによって腸内環境が乱れている人にはおすすめの食材です。

⑤歯を健康に保ち虫歯を予防する

羅漢果は砂糖の50倍~300倍の甘味がありますが、虫歯菌であるミュータンス菌の成長を抑えることができるという研究結果も発表されています。そのため砂糖の代替えとして使うことによって虫歯になるのを予防する効能が期待できます。

⑥咳止めに効果がある

羅漢果の原産国である中国では、昔から羅漢果は咳止めやのどの炎症を鎮める生薬として利用されていました。羅漢果が持つ抗酸化作用によって、活性酸素を消去・抑制しのどの炎症を含む症状に効果的であると言われています。市販ののど飴などの甘味料に羅漢果が使用されているのも、羅漢果による咳止め効果があるためです。

羅漢果の安全性は?危険・副作用の恐れはない?

出典:https://www.binchoutan.com/rakanka.html

抗酸化作用によって活性酸素を抑制する効能がある羅漢果ですが、摂取しても危険性や副作用はないのでしょうか。次は抗酸化作用が強い羅漢果の安全性や危険・副作用について解説します。

適量であれば羅漢果の直接的な副作用・危険はないとされる

羅漢果の抗酸化力によって活性酸素が除去できる嬉しい効能があるものの、体質によっては体温が急激に上昇したり、血圧が上がったりといったアレルギー症状がみられることが稀にあります。このような症状が現れた場合は、すぐに摂取を中止して様子をみるようにしましょう。

ただし羅漢果は天然の食品なので適量の摂取量であれば、基本的にはあまり心配する必要はないとされています。

羅漢果の甘さに慣れて他の甘味料を取り過ぎてしまう危険性はある

前述した通り、羅漢果には砂糖の50倍~300倍ほどの甘味があるので、この甘味に慣れてしまうと砂糖を使用した他の食品の甘味では物足りなくなる可能性があります。欲求を満たすための過食を引き起こさないように気を付けることが大切です。

羅漢果の安全に活用したレシピ

糖質は含むもののゼロカロリーで優れた抗酸化作用を持つ羅漢果を、安全に活用する方法はどういったものがあるのでしょうか。次は羅漢果の安全に活用したレシピを紹介します。

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