グリーンボールとは?キャベツとの違いは?栄養価や食べ方・レシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】グリーンボールはどんな野菜か知っていますか?キャベツと似ていますが違いはあるのでしょうか?今回は、グリーンボールの〈見た目・味・栄養価〉など特徴やキャベツとの違いを紹介します。グリーンボールの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
グリーンボールに含まれているβカロテンは一般的なキャベツの倍以上と小ぶりながら栄養を秘めた野菜です。
③カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
270mg | 2500mg | 11% |
人体に必須のミネラルであるカリウムには、ナトリウムとともに作用して体内の水分量の維持や細胞の浸透圧を調節する働きがあるのが特徴です。カリウムを摂取することで体内の塩分であるナトリウムが排出され、体のむくみや高血圧を防ぐ効果が期待できます。さらに、カリウムは筋肉や心臓の健康を維持する作用もあります。(※4)
グリーンボールの保存方法は
グリーンボールを保存する際には、以下のような手順で行います。
1.グリーンボールの芯を取って濡らしたキッチンペーパーを詰める
2.グリーンボールをポリ袋やラップ、新聞紙などに包む
3.冷蔵庫の野菜室に入れて保存する
グリーンボールは芯の部分から腐敗が進むため、芯を切り取って濡らしたキッチンペーパーを詰めると1週間ほど日持ちさせることができます。グリーンボールが乾燥しないように、ポリ袋やラップなどに包んで保存してください。グリーンボールを切ると切断面から傷みやすくなるので、少量ずつ使う場合は切らずに外側の葉を剥いて使うと良いでしょう。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
グリーンボールに限らずキャベツなどの葉物野菜は他のものの重みで腐敗していくこともあるため、上に他のものを重ねて保存しないように気をつけましょう。
グリーンボールの食べ方・レシピのおすすめ
グリーンボールの葉は柔らかくサラダとして食べても美味しいですが、加熱しても形がくずれにくいためスープや煮物、炒め物などにも向いています。ここからは、グリーンボールを使ったおすすめのレシピを3品紹介します。
①グリーンボールと青紫蘇のサラダ
グリーンボールを生でいただくサラダのレシピです。塩と酢のみのシンプルな味付けで、グリーンボールの素材の旨みが味わえる一品です。グリーンボールを茹でずに塩をまぶして水気を切ることで、食感が残って美味しくなります。
②グリーンボールのロールキャベツ
肉だねをグリーンボールで包んで作るロールキャベツのレシピです。グリーンボールの葉は肉厚なので、長時間煮込んでも煮崩れしにくくきれいに仕上がります。じゃがいもやブロッコリーなどの野菜を一緒に煮込むと、彩が良くなり食べ応えのある一品が完成します。