野菜炒めは炒める順番が大事!野菜より肉を先に入れる理由や絶品レシピも紹介!
野菜炒めを美味しく作るための炒める順番を知っていますか?今回は、<ピーマン・なす・もやし>など野菜を炒める順番や、<鶏肉・ウインナー>などお肉を先に入れる理由などを紹介します。野菜炒めをより美味しくする方法やおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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野菜炒めを作りたい…炒める順番の正解はある?
残った野菜の整理や手軽に食事を済ませたい時に簡単に作れる野菜炒めですが、全体的に水っぽくなったり肉がぱさつくこともあります。いくら手軽なレシピとはいえ、食べるならより美味しく食べたいものです。食材を炒める順番にはコツはないでしょうか。今回は野菜炒めを作る上で炒める順番について紹介していきます。
野菜炒めを美味しく作る!炒める順番は?
まずは炒める順番を具体的にみていきましょう。簡単と思える野菜炒めですが、それだけに奥が深くお店で食べたものを真似しようとしてもうまくできないことも多くあります。炒める順番を覚えておけばよりおいしい野菜炒めが作れるので参考にしてみてください。
①香味野菜を炒める
野菜炒めに香りをつけるために、まずはニンニクや鷹の爪などの香りの強いものを入れていきます。香味野菜を入れることで食欲をそそり、野菜をたっぷり摂りやすくなるのもメリットです。
強火にするとニンニクが焦げやすいので、弱火にしてフライパンがまだ熱くないタイミングで入れるのがポイントです。油に香りが付いたらすぐに取り出しても構いません。鷹の爪も長く炒めると焦げるので、やはり取り出すのが良いでしょう。
②肉を炒めて一度取り出す
香味野菜を入れた後は肉を入れて、火がしっかり通ったら一度取り出しておきます。後述しますが、肉を先に炒めて取り出すことで、肉が固くならず柔らかく仕上がるほか、食中毒の予防にもつながります。肉の種類は特に決まりはなく、鶏肉、豚肉、牛肉、ウィンナーなど何でも構いません。
③火が通りにくい野菜を炒める
次は火が通りにくく、比較的大きいサイズの状態で食べるものを入れていきます。いくつか例を挙げてみます。
・ナス
・玉ねぎ
・人参
・ゴボウ
・レンコン
・キャベツや白菜の芯の部分
キャベツの芯の部分は、柔らかい葉の部分よりも細かく切り、先に入れることで生焼けになって歯触りが悪くなることが防げます。また、人参も千切りに切るなら問題ありませんが、大きめに切るなら先に入れて炒めておきましょう。また、きのこを入れるなら火が通りにくい野菜に火が通った直後に投入し、水分が出過ぎないよう2分程度で手早く炒めます。
④火が通りやすい野菜を炒める
火の通りにくい野菜がある程度しんなりしてきたら、火の通りやすい野菜を入れていきます。以下のような物が挙げられるので参考にしてください。
・ピーマン
・もやし
・キャベツや白菜の葉の部分
・ズッキーニ
・ホウレン草などの葉物野菜
これらの野菜は比較的火が通りやすく、小さく縮むのでたくさん作る場合はたっぷり使ってみましょう。ただし、火が通りやすいからと大きく切ればそれだけ時間がかかるので小さく大きさをそろえて切るのがポイントです。
⑤炒めた肉を入れる
ここで先に炒めておいた肉をフライパンに戻します。このようすることで再び肉に火が通るので、肉だけが冷たいなどの問題が起きなくなります。火の通りやすい野菜がすでに入っていることも考えて、ここでは混ぜる程度にとどめ素早く行うようにしましょう。
⑥お好みで卵を入れる
卵を入れるなら味付けの直前で投入します。最初の方で入れると卵が固くなりぼそぼそとした食感となるため、ふんわりとした食感になるようにこのタイミングで入れましょう。
⑦最後に味付けをする
最後に塩などで味をつけて完成になります。塩の浸透圧で水分が出てくるので、野菜炒めをしゃきっとした食感にするにはこのタイミングで手早く味付けを行うようにしましょう。これで野菜炒めは完成となります。