紅花油(サフラワー油)とは?危険性あり?成分や効果・効能も紹介!

紅花油(サフラワー油)とは何か、危険と言われているのはなぜか知っていますか?今回は、紅花油が危険と言われる理由や<ハイオレイック・ハイリノール>など種類の違いも紹介します。紅花油の成分や効果・効能やも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 紅花油(サフラワー油)とは?サラダ油と違いある?
  2. 紅花油はサラダ油の一種
  3. 紅花油の成分
  4. 紅花油は成分によって種類が2つに分かれている
  5. 紅花油が危険と言われる理由は?健康への害あり?
  6. ①リノール酸の危険性
  7. ②トランス脂肪酸の危険性
  8. 紅花油は健康や美容へ効果・効能もある?
  9. ①肌への保湿効果
  10. ②便秘の改善
  11. ③血液をサラサラにする
  12. ④胃酸の分泌に優しい
  13. ⑤サプリ・化粧品としても使える
  14. 紅花油を買うなら注意しよう

紅花油(サフラワー油)とは?サラダ油と違いある?

スーパーなどで見かけることが多い油に紅花油(サフラワー油)がありますが、サラダ油と何が違うのか、疑問に思う人もいることでしょう。ここでは、紅花油(サフラワー油)とはどんな油なのかについて説明します。

紅花油はサラダ油の一種

日本で市販されているサラダ油は9種類あり、紅花油(サフラワー油)もその一つです。紅花油(サフラワー油)の原料はベニバナで、その種子から油を抽出しています。味はあっさりとしており、炒め物や揚げ物、ドレッシングなどにも使えます。

実はベニバナの種子から抽出される紅花油(サフラワー油)は、古くから染色に利用されてきました。近年は食用として用いられるのが一般的で、価格も手ごろなことから根強い人気です。

紅花油の成分

紅花油(サフラワー油)の主成分は脂肪酸で、その脂肪酸組成により、リノール酸が豊富なオメガ6脂肪酸とオレイン酸の含有量が豊富なオメガ9脂肪酸に大別されます。オメガ9脂肪酸は体内でも生成されますが、オメガ6脂肪酸は必要な成分でありながら体内で作ることができません。

紅花油は成分によって種類が2つに分かれている

ベニバナの種子を原料とする紅花油(サフラワー油)はその成分によって、以下の2種類のタイプに大別されます。

・ハイオレイック(高オレイン酸タイプ)
・ハイリノール(高リノール酸タイプ)


ハイオレイックとは成分の70~80%をオレイン酸が占めているものを指し、ハイリノールは80%以上がリノール酸となっています。ベニバナにもいくつか種類があり、ハイオレイックとハイリノールには、油を採取した種子の種類によって分類されるのです。

紅花油が危険と言われる理由は?健康への害あり?

近年はサラダ油が及ぼす人体への悪影響が注目されていますが、中でも紅花油(サフラワー油)がやり玉にあげられることが少なくありません。ここでは紅花油が危険と言われる理由と健康への影響について説明します。

①リノール酸の危険性

紅花油のうちハイリノールタイプは主成分がリノール酸で、その全成分の80%をリノール酸が占めています。この比率は、他の油と比較しても突出して高くなっています。リノール酸は、過剰摂取をすることで悪玉コレステロールが増加する危険性や血液がドロドロになって血栓ができやすくなる危険性があることに注意が必要です。

また、リノール酸を過剰摂取することで善玉コレステロールが減少することも知られており、生活習慣病を発症するリスクも高まります。さらに、リノール酸の過剰摂取は花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす原因にもなるのです。

そのうえリノール酸は酸化しやすく、古くなった紅花油を使うことで、下痢や吐き気、胸やけなどの症状が起こることもあります。そうしたことから、紅花油は健康に悪影響を及ぼす油だと認識されているのです。

②トランス脂肪酸の危険性

紅花油が危険と言われる理由には、トランス脂肪酸が豊富であることもあげられます。紅花油を抽出する方法の一つに、ベニバナの種子に薬剤を加える溶剤抽出法があり、その使用によってトランス脂肪酸が発生したり酸化したりすることがあります。

トランス脂肪酸が血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増やしてしまうことは、すでに科学的にも証明されており、さらに発がん性があることもわかってきました。それ以外にも、認知症やパーキンソン病の発症、アトピーをはじめとするアレルギーの原因になるなど、トランス脂肪酸は注意が必要な成分です。

(*サラダ油は体に悪いかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

サラダ油は危険?体に悪い理由とは?健康・安全な代用品のおすすめも紹介!

紅花油は健康や美容へ効果・効能もある?

これまでの説明では紅花油にはマイナス面しかないように感じてしまい、使わない方が良いと思うかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。ここでは、紅花油の健康や美容に対する効果と効能について説明します。

①肌への保湿効果

紅花油に含まれるリノール酸には、皮膚炎や活性酸素による細胞のダメージを予防する働きがあります。そのため、紅花油を摂取することで、肌の保湿効果が期待できます。これはハイリノールでも、ハイオレイックでも同様に得られる美容効果です。

またオレイン酸は肌に近い成分であり、その働きにより腸内環境が改善されたり、ビタミンEの作用によって血流が改善されたりすることで美肌効果も期待できます。

②便秘の改善

紅花油に含まれるオレイン酸には、悪玉コレステロールを抑制する働きがあります。また、腸内環境を整えてくれる働きもあるので、便秘の改善効果が期待できます。便秘やコレステロール値の高さに悩んでいるなら、ハイオレイックタイプを選ぶと状態の改善が見込めるでしょう。

③血液をサラサラにする

紅花油にはビタミンEも豊富に含まれており、抗酸化作用があることで知られています。このビタミンEの働きにより血液がサラサラになるだけでなく、アンチエイジングや生活習慣病予防にも効果を発揮してくれます。血液をサラサラにすると言われるたまねぎなどの食材と組み合わせると、相乗効果も期待できるのでぜひ試してみてください。

④胃酸の分泌に優しい

紅花油に含まれるオレイン酸には、胃酸の分泌を調整したり便通を改善したりする特徴があります。胃酸が分泌され過ぎると胃痛や胸やけの原因になることもあり、ひどい場合には胃潰瘍などにつながるケースがあります。元から胃腸が弱い体質の方は、日常的に使う油を紅花油にすることで、胃腸への負担を和らげることにも役立つでしょう。

⑤サプリ・化粧品としても使える

紅花油は調理の際に使われる以外に、サプリや化粧品としても用いられています。紅花油は、直接肌に塗ることで乾燥を防ぎ、保湿効果をあげることができるのが特徴です。また肌に塗った際にべたつくことがなく、サラサラした手触りでなじみやすい特徴も持ちます。そのため、化粧品の原料としても多用されているのです。

また、プラセンタや黒酢といったサプリにも紅花油が使われていますが、これはリノール酸の美白効果やビタミンEの抗酸化作用などを期待して加えている場合もあるようです。そのほかにも、カプセルに柔らかさを与える目的で添加されているケースもあります。

紅花油を買うなら注意しよう

今回は紅花油(サフラワー油)が危険と言われる理由や、ハイオレイック並びにハイリノールなど種類の違いも紹介しました。紅花油は種類によって健康への効能なども違うので、購入前にタイプを確認するよう注意しましょう。

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