紅花油(サフラワー油)とは?危険性あり?成分や効果・効能も紹介!
紅花油(サフラワー油)とは何か、危険と言われているのはなぜか知っていますか?今回は、紅花油が危険と言われる理由や<ハイオレイック・ハイリノール>など種類の違いも紹介します。紅花油の成分や効果・効能やも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
これまでの説明では紅花油にはマイナス面しかないように感じてしまい、使わない方が良いと思うかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。ここでは、紅花油の健康や美容に対する効果と効能について説明します。
①肌への保湿効果
紅花油に含まれるリノール酸には、皮膚炎や活性酸素による細胞のダメージを予防する働きがあります。そのため、紅花油を摂取することで、肌の保湿効果が期待できます。これはハイリノールでも、ハイオレイックでも同様に得られる美容効果です。
またオレイン酸は肌に近い成分であり、その働きにより腸内環境が改善されたり、ビタミンEの作用によって血流が改善されたりすることで美肌効果も期待できます。
②便秘の改善
紅花油に含まれるオレイン酸には、悪玉コレステロールを抑制する働きがあります。また、腸内環境を整えてくれる働きもあるので、便秘の改善効果が期待できます。便秘やコレステロール値の高さに悩んでいるなら、ハイオレイックタイプを選ぶと状態の改善が見込めるでしょう。
③血液をサラサラにする
紅花油にはビタミンEも豊富に含まれており、抗酸化作用があることで知られています。このビタミンEの働きにより血液がサラサラになるだけでなく、アンチエイジングや生活習慣病予防にも効果を発揮してくれます。血液をサラサラにすると言われるたまねぎなどの食材と組み合わせると、相乗効果も期待できるのでぜひ試してみてください。
④胃酸の分泌に優しい
紅花油に含まれるオレイン酸には、胃酸の分泌を調整したり便通を改善したりする特徴があります。胃酸が分泌され過ぎると胃痛や胸やけの原因になることもあり、ひどい場合には胃潰瘍などにつながるケースがあります。元から胃腸が弱い体質の方は、日常的に使う油を紅花油にすることで、胃腸への負担を和らげることにも役立つでしょう。
⑤サプリ・化粧品としても使える
紅花油は調理の際に使われる以外に、サプリや化粧品としても用いられています。紅花油は、直接肌に塗ることで乾燥を防ぎ、保湿効果をあげることができるのが特徴です。また肌に塗った際にべたつくことがなく、サラサラした手触りでなじみやすい特徴も持ちます。そのため、化粧品の原料としても多用されているのです。
また、プラセンタや黒酢といったサプリにも紅花油が使われていますが、これはリノール酸の美白効果やビタミンEの抗酸化作用などを期待して加えている場合もあるようです。そのほかにも、カプセルに柔らかさを与える目的で添加されているケースもあります。
紅花油を買うなら注意しよう
今回は紅花油(サフラワー油)が危険と言われる理由や、ハイオレイック並びにハイリノールなど種類の違いも紹介しました。紅花油は種類によって健康への効能なども違うので、購入前にタイプを確認するよう注意しましょう。