しらたきの賞味期限切れはいつまで大丈夫?腐った時の見分け方や保存方法も紹介!
しらたきの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、しらたきの賞味期限を〈開封後・未開封〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかを〈1ヶ月・2~3ヶ月・半年・1年〉で日数別に比較して紹介します。しらたきの日持ちする保存方法や、腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①賞味期限切れ〈1ヶ月未満〉
賞味期限が切れてから1ヶ月未満のしらたきの状態は、保存状態に問題がなければ特に変化はありません。しらたきは高温で殺菌処理を行なってから包装しているため、数週間で味わいや食感などは変わりにくい食品です。お腹が痛くならないか心配なときは、よく水洗いしてからしっかりと加熱をしてください。
②賞味期限切れ〈2~3ヶ月未満〉
賞味期限が切れて2~3ヶ月ほど経ったしらたきは、見た目や食感にだんだんと変化が現れてくることがあり、その特徴は下記の通りです。
・しらたきが細くなる
・食感が固い
しらたきは賞味期限切れから2~3ヶ月経つと、水分が抜けて一本一本が縮んで細くなっていきます。これは、成分の90%を水分が占めるしらたきの品質の劣化がはじまった状態です。食べると硬くゴワゴワした食感で、本来のぷりっとした食感ははもう味わえません。
この状態になったしらたきは食べても健康上の問題はありませんが、賞味期限内のものよりも食味は劣ります。食べる場合は加熱をしっかりと行い、食べきれなかったときは冷蔵保存は避けて処分してください。
③賞味期限切れ〈半年程度〉
しらたきは賞味期限から半年経っても保存状態に問題がなければ、腐ることはないようです。しかし、賞味期限から2~3ヶ月経過したしらたきと同様に、食感が悪くなっていることがあります。この状態になったしらたきは、食べてもあまり美味しくないのでおすすめはできませんが、消費したい場合はスープや鍋物など水分を含ませる料理に使うと良いでしょう。
④賞味期限切れ〈1年以上〉
しらたきは賞味期限が切れて1年以上経っても、腐ることはあまりないようです。しかし、保存状態や季節によっては腐っているかもしれないので、前述した腐ったしらたきの特徴を参考にして、触った感覚や匂い・袋の状態で判断してください。
1年以上賞味期限の切れたしらたきを食べる時には必ず加熱をしっかりと行い、少しでも違和感を感じたら処分するようにしましょう。
しらたきの日持ちする保存方法は?
美味しくしらたきを食べるためには、どのように保存したら良いのでしょうか。ここでは、常温・冷蔵・冷凍でのしらたきの保存方法について詳しく紹介します。
①常温での保存方法
未開封のしらたきは、しっかりと殺菌処理がされているため、常温で保存することができる食材です。保存する際は、窓際などの直射日光の当たる場所や高温多湿を避けて、床下収納などの冷暗所で保存するようにしましょう。ただし、一度開封したしらたきの常温保存は避けて、必ず冷蔵庫で保存してください。
②冷蔵での保存方法
前述の通り、しらたきの封を開けてしまった場合や、調理の際に残ったしらたきは必ず冷蔵保存しましょう。未開封のものでも、夏場などの暑い時期は冷蔵での保存を行うとより安心です。しかし、冷蔵庫内の冷風口の近くは温度が低く、しらたきが凍ってしまうことがあるので、その場所は避けて保存するようにしてください。
③冷凍での保存方法
しらたきは冷凍庫で保存することもできますが、冷凍させると細胞が傷付き中の水分が抜け出してコリコリとした食感に変化します。本来のしらたきの食感とは違うものになりますが、開封したしらたきがどうしても使い切れなかった時に活用すると良いでしょう。
冷凍保存する場合は、あらかじめしらたきを調理しやすい長さにカットし、塩をもみ込み灰汁抜きをしてから1~2分茹でます。水気を取ったしらたきは1回分ずつ小分けにしてからラップで包み、密封袋に入れてから冷凍庫に入れてください。こちらのしらたきはそのまま調理に使えて、冷凍保存によって細胞が壊れているので味が染み込みやすいメリットもあります。
(*しらたきの保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
しらたきの賞味期限に注意しよう
しらたきは未開封なら、賞味期限が切れていても長期間食べられることがわかりました。ただし、食感が悪くなっていることや腐っていることもあるので、食べる際は注意が必要です。また、開封したしらたきは必ず冷蔵庫で保存し、場合によっては冷凍保存も活用してください。今回紹介した賞味期限切れの特徴も参考にして、しらたきを美味しく安全に食べましょう。