バナップルとは?リンゴの味がするバナナ?普通のと違いを比較して紹介!
バナップルというスミフルが開発したバナナの品種を知っていますか?今回は、バナップルの〈見た目・味〉など特徴や、〈栄養価・値段〉など普通のバナナと比較して違いを紹介します。バナップルは売っていないのか、どこで購入できるかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
バナップルってどんな品種?
バナナに見えるのにリンゴの味がするといわれているバナップルとは、どんな果物なのでしょうか。また、一体いつから販売されている果物なのでしょうか。ここではバナップルの特徴や味、食べ方などについて紹介します。
バナップルはスミフルが開発したバナナの新種
バナップルはスミフルが開発し、2012年から販売されている新種のバナナで、リンゴの英名である「アップル」とバナナの名前を合わせてバナップルと名付けられました。
リンゴのような酸味があるバナナとして注目を集め、テレビでも紹介されました。通常のバナナより傷つきやすいため最初はなかなか流通しませんでしたが、バナップル専用のパックが開発されたことによりスーパーなどでも出回るようになりました。
バナップルの見た目の特徴
バナップルは一般的なバナナと比べて小さく、太く短い見た目が特徴的です。沖縄で生産されている島バナナという品種に形が似ているのも特徴で、皮が薄いため果肉部分が多く、サイズのわりには食べ応えがあります。果肉の色は他のバナナと変わらず、クリーム色です。
バナップルの味と食べ方
バナップルはバナナの甘味と、リンゴの酸味を同時に味わえる新感覚の品種です。甘味と酸味のバランスが絶妙で、その味はふじりんごにも近いといわれています。通常のバナナよりも少し粘り気のある食感も特徴です。
ただし常温で食べた場合、甘味よりも酸味が勝って人によってはおいしくないと感じることがあるため、バナップルは通常のバナナとは違い冷やして食べるのが一般的です。冷やすことによって甘味が増し、酸味とのバランスが良くなります。
おはかな〜♡︎(°´ ˘ `°)/
— 星咲花那 (@hosizaki_kana) September 18, 2015
今朝は謎のフルーツ「バナップル」を食べたよ!
見た目は小さめのバナナだけど
なんと‼︎不思議!リンゴの味がするのだ( ∗︎°⌓︎°∗︎ )♡︎
みんなはバナップル食べたことあるかな⁇
今日も1日、楽しくいきましょう🙆
やっとバナップル食べた\(°∀° )/
— ももぅ (@momow324) December 26, 2016
少し粘りのあるリンゴ味のバナナ🍌🍎
結構好き! pic.twitter.com/CYuZ25ABjv
バナップルと普通のバナナの違いは?味・見た目以外ある?
バナップルは通常のバナナにはない酸味や太い果肉が特徴的ですが、他にも違いはあるのでしょうか。ここではバナップルの栄養価や完熟状態の見た目、価格を紹介します。
①栄養価
通常のバナナはビタミンBが豊富に含まれていますが、バナップルはビタミンBに加えビタミンCの含有量も多いのが特徴です。ビタミンBには疲労回復に、ビタミンCには免疫力の向上に効果があることから、バナップルは疲れを感じた時や風邪予防にも最適な食材といえるでしょう。
(*バナナの栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②完熟のサイン
スーパーで多く出回っているバナナは、食べごろになると皮に黒い斑点が目立つようになります。この黒い斑点はシュガースポットと呼ばれるものですが、バナップルにはシュガースポットが現れません。バナップルは食べごろが近づくと皮全体が黒く変色していき、変色が止まると完熟のサインです。
(*バナナの黒い斑点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③値段・価格
スミフルによって開発されたバナップルの価格は以下のようになっています。
・1本で250円ほど
・1房で400~600円程度
・1パックなら約1200円
スーパーで販売されているバナナの多くが1房100~300円程度であることを考えると、バナップルは非常に高級なフルーツと言えます。この価格の高さは流通数が少ないことが理由で、自宅で手軽に食べるというよりは、贈答用などに購入されることが多いでしょう。
バナップルは売ってない?どこで購入できる?
流通数が少なく、テレビで紹介された後は早々に完売となってしまったバナップルですが、現在はスーパーでも見かけなくなりました。バナップルはどこに行けば購入することができるのでしょうか。
バナップルはすでに販売終了している
私が #マツコの知らない世界 で2015年に紹介した #バナップル は、既に生産中止になっています。
— 中野瑞樹@4100日超【ほぼ100%果実食】実験中!|the Japanese Fruitarian (@mizuki_nakano) October 10, 2020
冷やして食べないとおいしくないことを、周知できなかったことが原因だったと思っています。
スーパーでも冷蔵コーナーで販売してもらいたかったです。 pic.twitter.com/R71xgS1owg
残念なことにバナップルは2021年現在、生産を中止し販売も終了しています。バナナにしては価格が高く、冷やして食べるという正しい食べ方が周知されなかったために、甘くなくおいしくないバナナというイメージが広がってしまったことが販売終了の主な原因のようです。
バナップルが再販されたら食べてみよう
今回はバナップルの特徴や味、価格など普通のバナナとの違いを紹介しました。現在は販売していないバナップルですが、再販される機会があればぜひ食べてみてください。