あさりが臭い…腐敗？食べられる？臭み取りできる砂抜きの仕方も解説！

あさりが死んで腐っている場合は、食べると下痢や腹痛を起こすなど、食中毒を引き起こす可能性があります。死んだあさりは、食べずに廃棄するようにしましょう。また、死んだあさりと同じパックに入っていたあさりも腐敗している可能性があるため、砂抜き中に動いているかどうかなどによって生きているかどうか判断して下さい。

あさりが臭っていても、生きていれば食べることができます。あさりの臭いの原因が海水や殻に付着した汚れの場合は、丁寧に洗ってから砂抜きを行い、臭いを取り除いて調理に使いましょう。なお、あさりを下処理したり加熱したりしても臭いが取れない場合は、生姜や味噌のように風味の強いもので味付けするのがおすすめです。

臭いあさりを食べられるかどうか判断するには、死んで腐ったあさりを見分ける必要があります。ここでは、死んだあさりの見分け方を紹介するので、参考にして下さい。

死んで腐ったあさりは、硫黄やドブのような強烈な異臭がします。死んだあさりは砂抜きをしても臭いが取れないため、砂抜き後に臭いが残っているかどうかも判断基準にして下さい。また、調理中に臭いが強くなるのも死んだあさりの特徴です。異変を感じた際は、あさりを調理に使わず廃棄するようにしましょう。

なお、潮干狩りで取ってきたあさりは磯臭さを感じますが、砂抜きや加熱によって臭みが抜けるようなら問題ありません。

死んだあさりを砂抜きすると、水が白く濁るのも特徴のひとつです。また、生きているあさりは砂抜き中に殻を開け閉めしたり舌を出したりしますが、死んだあさりは動きません。あさりが臭う場合は、砂抜き中の水の透明度や、あさりの状態をよく観察しましょう。

なお、あさりが呼吸しているように見えても殻に残った空気が出ているだけの場合もあるため、必ずあさりの動きを確認するようにして下さい。

あさりが死んでいるかどうか判断がつきにくい場合は、あさりの殻同士を叩き合わせてみましょう。あさりが生きている場合は、高く澄んだ音がします。一方、死んだあさりは低く濁った音がするのが特徴です。叩き合わせてみて他のあさりと違う音がするものは、死んでいる可能性が高いので、前述の2つの方法と併せて確認して下さい。

（＊短時間であさりの砂抜きをする方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

生のあさりではなく、冷凍のあさりが臭う場合もあります。ここでは、冷凍あさりが磯臭い場合の原因や対処法について紹介します。