メジナ(グレ)とは?味はまずい?美味しい?寄生虫など注意点も紹介!
メジナ(グレ)という魚はどんな味か知っていますか?美味しい・まずいどっちでしょうか?今回は、メジナの味やグレとの違いのほか、<価格・値段・旬>など特徴を紹介します。メジナの寄生虫・内臓など捌く際の注意点や、美味しい料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
メジナの産地
メジナは北海道の南部から沖縄までの浅い岩礁地帯に生息し、日本各地で獲れる魚です。その中でも、島根県や石川県などの日本海西部で多く漁獲されています。また、伊豆半島や紀伊半島の沿岸や山陰・九州の沿岸各地などでよく水揚げされるようですが、メジナを獲ることを目的とした漁ではない場合も多いといいます。
メジナの値段・価格は?高い?
メジナは産地で消費されることが多いため、スーパーなどではあまり見かけることの少ない魚です。そのため、メジナを食べてみたい人は自分で釣り上げるか、産地の漁港などに足を運ぶと良いでしょう。
メジナの価格は地域や季節によって異なってきますが、旬の時期の相場は1kg当たり1000~2000円程度です。これは、国産の鮭の旬の時期の価格と同等で、値段がそこまで高くない要因としてメジナの食用としての需要の低さがあります。
メジナを捌く際の注意点は?
価格があまり高くないのであれば、切身ではなく1匹丸ごと購入して様々なメジナ料理を楽しむのも良いでしょう。ここでは、メジナを捌く際の注意点を解説するので、参考にしてぜひ挑戦してみてください。
①アニサキスなど寄生虫
魚介類を介して人に感染するアニサキスやタイノエなどの寄生虫は、腹痛や嘔吐などの胃腸症状の原因となるため、刺身など生食する際は注意が必要です。しかし、冬の時期のメジナは寄生虫を媒介させるエビなどの生物をほとんど食べていないため、その可能性は薄いと言えます。
アニサキスは内臓に寄生していますが、宿主が死ぬと筋肉の部分へ移動します。心配のある人は新鮮なうちに素早く内臓を処理するか、火を通してから食べるようにしましょう。
(*アニサキスの見つけ方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②内臓の下処理
メジナを捌く際は内臓を傷つけずに処理することが特有の臭みを抑えるポイントです。新鮮なメジナは、お腹にマキエと呼ばれるオキアミなどを使ったエサが残っているため、内臓を傷つけると強烈な臭みがします。特に胆嚢を包丁で傷つけてしまうと、強い臭みが空気中にまで回ることで知られているので、充分注意しましょう。
メジナを使った料理レシピを紹介!
メジナを釣り上げた時や、購入できた際はどのように調理をすると美味しい料理が楽しめるのでしょうか。ここではおすすめのレシピを3品紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
(*メジナの美味しい食べ方・レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)