キウイの賞味期限は?切れて腐るとどうなる?状態・保存法別に紹介!
キウイの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、キウイの賞味期限を〈完熟・未熟〉別に〈常温・冷蔵・冷凍〉でそれぞれ適した保存方法とともにに紹介します。キウイの賞味期限切れで腐った場合の見分け方や、日持ちする保存食レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②完熟キウイを冷凍保存する場合
完熟したキウイを長期保存するには、冷凍保存がおすすめです。冷凍での保存方法は下記の通りです。
【丸ごと保存する場合】
①キウイを洗ったら水気をしっかりとる
②1個ずつラップをし密封できる袋に入れる
③なるべく中の空気を抜いたら封をする
④冷凍庫に入れて保存する
・賞味期限:約1ヶ月
【切って保存する場合】
①キウイを洗ってから皮をむいてカットする
②密封できる袋に入れて空気をなるべく抜く
③しばらく冷凍させたらキウイがくっつかないよう手でほぐしておく
・賞味期限:約1ヶ月
切った状態のキウイを冷凍保存する場合は、冷凍してしばらく経った時にほぐしておくと、一回に食べる分量だけを取り出しやすくなります。また、砂糖をまぶしてから冷凍すると、色がきれいなまま保存できます。
なお、キウイは一度冷凍すると、解凍しても生のキウイの状態には戻りません。解凍すると柔らかくなってしまうので、半解凍状態でシャーベットのようにしたり、すりおろしてヨーグルトに入れたりすると美味しく食べられます。賞味期限は約1ヶ月ですが、冷凍焼けを起こしたりまずくなったりすることも考えられるので、なるべく早めに食べましょう。
(*キウイの保存方法について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
キウイの賞味期限切れの見分け方は?腐るとどうなる?
キウイは完熟すると傷むのも早く、追熟させていたらいつのまにか食べられない状態になっていたケースも多いようです。そんな傷んだキウイを食べないためにも、キウイの賞味期限切れの見分け方を紹介します。
①見た目
賞味期限が切れているキウイの見た目の特徴は下記の通りです。
・カビが生えている
・皮がしわしわになっている
・皮が変色している
・膨らんで泡や汁が出ている
キウイは酸性の果物なので、腐るよりも先にカビが生えてきます。白や緑のカビなので、見た目にわかりやすいです。カビた状態のキウイは皮をむいて食べられそうに見えても、カビの根が実の中まで伸びていることもあるので、食べないようにしてください。キウイの皮は茶色なので、変色は気づきにくいですが、濃い茶色や黒みがかった色になっていきます。
しわしわになっているのは、内部の水分が抜けた状態です。少ししわがある位であれば食べられますが、みずみずしくなく、まずくなりかけています。膨らんでるのはアルコール発酵が進んでいる証で、キウイは腐る前に発酵します。発酵と腐った状態の見極めは難しいですが、限りなく腐っている状態に近づいているので、できれば食べない方が無難でしょう。
②臭い・味
次に賞味期限切れのキウイの臭いや味の特徴について紹介します。
・カビ臭い
・酸っぱい臭いがする
・アルコールのような味がする
・苦みやピリピリとした刺激を感じる
腐っているキウイはカビ臭など、明らかにおかしい臭いがするので、食べないようにしてください。腐っているかよくわからないときは、少しだけ食べてみて、苦みやピリピリした刺激を感じたら腐っているので破棄しましょう。腐っているものを食べてしまったら、吐き出して口をよくすすいでください。
また、アルコールっぽい味のものは発酵が進んでいます。腐ってはいませんが腐りかけている状態なので、食べない方が無難です。
③感触
最後に、キウイの賞味期限が切れている時の感触の特徴を紹介します。
・皮にしわを感じる
・ぐにゃぐにゃするくらい柔らかい
・手で持っただけで皮がむける
しわがあるものは水分が抜けて不味くなりかけていますが、若干のしわがある程度なら食べることはできます。しかし、その他の状態になっているキウイは完全に腐っているので食べないでください。キウイが完熟した時のサインは柔らかい感触ですが、皮をむく時にあまりに柔らかいものは腐りかけているので避けましょう。
(*キウイが腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キウイを日持ちさせる保存食レシピ
キウイが食べ切れないほど手元にある時などには、少し手を加えて保存食にすることもできます。そこでここからは、キウイの保存食のレシピを紹介します。
①キウイとバナナのジャム
キウイとバナナを砂糖と混ぜて、電子レンジで加熱して作るジャムです。手がかからず簡単なレシピですが、作ったジャムを瓶に入れて煮沸消毒すれば1年ほど保存が可能です。