ズッキーニの味わい・食感は？きゅうりに似てる？種類別で比較して紹介！

ズッキーニにはさまざまな種類があり、その一つにズッキーニロマネスコと呼ばれる品種があります。ズッキーニロマネスコはズッキーニの中でも最上級の味わいと食感をしていると言われており、独特な見た目をしているのも特徴です。ナスやきゅうりの味とは違い、ナッツのような風味とクリーミーな味を楽しむことができます。

ズッキーニロマネスコはしっかりとした果肉で、苦みを感じることもありません。聞き馴染みのない珍しい野菜で、なかなか販売されていないので見かけたら購入してみると良いでしょう。

（＊黄色のズッキーニについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ズッキーニを食べたときに、かなり強い苦みを感じたことのある人もいるでしょう。苦みが強いズッキーニは、食べても問題ないのでしょうか。ここでは、ズッキーニの苦みの原因を紹介します。

ズッキーニの苦みの原因は、ズッキーニに含まれるククルビタシンと呼ばれる成分によるものです。ククルビタシンは毒素の一種で、ズッキーニのヘタ周辺に含まれている場合があります。苦みの成分であるククルビタシンを多く含んだズッキーニに当たった場合は、強い苦みを感じるでしょう。苦みの強いズッキーニを食べてしまうと、食中毒になる恐れがあります。

食中毒になると、嘔吐や吐き気などの症状を引き起こす場合があり危険です。微量の場合は問題ありませんが、かなり強い苦みのあるズッキーニは食べずに捨てるようにしましょう。スーパーなどで販売されているズッキーニは、品種改良などで苦みを無くしているものが多くあります。

家庭菜園などで栽培したズッキーニを食べるときなどは、苦みが強くなっている可能性があるので注意が必要です。

（＊ズッキーニが苦い原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ズッキーニの味わいを紹介してきましたが、どのような食感をしているのでしょうか。また、ズッキーニの食感に似ている野菜はあるのでしょうか。ここでは、ズッキーニの食感や似ている野菜について紹介します。

ズッキーニは調理方法によって、さまざまな食感を楽しむことができます。生のズッキーニはサクサクとした歯応えの良い食感で、ナムルやサラダなどにぴったりです。また、加熱したズッキーニは柔らかく煮込むとトロトロとした食感になります。ズッキーニは味が染み込みやすい野菜で、アヒージョやラタトゥイユなどの加熱調理にも最適です。

ズッキーニの食感は、かぼちゃに似ているとも言われています。見た目はきゅうりに似ていますが、ズッキーニは瓜科かぼちゃ属のかぼちゃの仲間です。そうめんかぼちゃなどと同じ、ペポかぼちゃの一種で、きゅうりの仲間ではありません。そのため、ズッキーニのホクホクとした食感がかぼちゃに似ているのです。